門毛のフットパスと雨巻山
- GPS
- 05:15
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 564m
- 下り
- 559m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし |
写真
感想
ガイド付きで桜の盛りの里と雨巻山・高峯をめぐるヤマ歩き。
山サークルのお姉さまにさそわれて、2人で出かけた。
茨城県桜川市の吉田寛司さんが、個人でボランティアガイドをされている。
名残の桜と新緑で覆われた優しい山容の低山に囲まれた吉田さんのお宅に、まず向かう。季節の花やこれから咲く蕾であふれた親しみやすいお庭でご挨拶。
庭のベンチに座るだけで、360度、春が来た里の素晴らしい景色。奥様にもてなしていただいて恐縮しました。
私たちの他に東京方面から3名がみえて、合わせて5人が吉田さんのガイドで、まずはフットパスと呼ばれる里歩きに出発した。
吉田さんの解説は、深い学識をうかがわせながらも自然な語り口で、とてもわかりやすい。
このあたりの歴史、野武士の城があったこと、城跡に現在住むのは賢い兄弟を輩出したご家族であること。江戸幕府の直轄領で金が取れたこと。このあたりの岩は熱が加わった変成岩なので金が析出した。現在の産業、畑作の中ではタバコ栽培が換金性が高い。タバコは連作を嫌う作物なので、タバコの次に別のものを植えて、4年で1周期で輪作をおこなっていること。きちんと手入れした立派な家ばかりの集落も、現在のところは住む人がいるものの、将来的には跡継ぎがいないこと。集落で一番若いのは高校生で、赤ちゃんは居ないこと。
などなど、教えていただきながら、豊かな歴史をもつ、美しい春の里をゆっくりと歩き、金場の登山標識まで案内していただいた。
その後は、吉田さんと別れて、頂いた地図とiPhoneのgeographicaを頼りに雨巻山へ。展望台から筑波山、雨巻山山頂からは大洗方面、と素晴らしい眺望だった。
時間を勘案して高峯はパスして、車を置かせていただいた吉田さんのお宅へ戻る。
お庭で、吉田さんの奥様もご一緒にいろいろ話していただき、美味しいイチジクのジャムなどを購入しておいとました。
山行の目的のひとつだった桜は先週末が見頃だったそう。
山にピンクがチラホラ。芽吹きが進み、山笑うシーズンに移行中。
来年は吉田さんに電話して桜の見頃を教えていただいてから来よう、と話しながら帰途についた。
吉田さん、ありがとうございました。
そして、段取りして誘ってくださったお姉さま、ありがとうございました。
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「門毛・美しいふるさとを創る会」
http://park.geocities.jp/satoyamakadoge/
東京新聞「桜川・門毛で里山や旧道楽しむ 市民がフットパス活動」2017年4月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201704/CK2017041402000163.html
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