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Yamareco

記録ID: 142485
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

道外山行6:八海山(ロープウエイ利用で往復)

2011年09月17日(土) ~ 2011年09月18日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:30
距離
8.1km
登り
818m
下り
803m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9/17 前夜車中泊。
9/18
8:00始発ロープウエイ乗車8:05ー8:10登山口ー9:00女人堂・小屋ー9:40薬師岳ー9:50千本桧小屋ー10:15地蔵岳ー10:20不動岳ー10:55巻道分岐ー(尾根コース)ー11:00摩利支天ー11:15大日岳11:45-12:05摩利支天ー12:10巻道分岐ー(巻道)ー12:45千本桧小屋ー13:30女人堂ー14:20ロープウエイ山頂駅帰着

歩行距離8.1Km、所要時間6時間30分、歩数19,800歩。
注:何故かGPSログが大日岳の手前で途切れていたので、歩行距離は不正確。
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八海山ロープウエイ駐車場は夜間閉鎖され、周辺にも車中泊適地がなかったが、ロープウエイ駐車場手前の広い路側帯(ロータリー)で泊まった。
コース状況/
危険箇所等
ロープウエイ山頂駅が登山のスタート口で、山頂駅周辺には休憩場所やトイレがある。
登山ポストの有無には気付かなかった。

千本桧小屋までは特に危険な場所等は無いが、その先の岩尾根コースは文字通り痩せた岩尾根の鎖頼りの危険なアップダウンが連続するので、慣れていない初心者等は避ける方が良いように感じた。
また下りに使った巻道も、片側が深く落ち込んだ岩場の中腹の細いトラバースなど、結構注意を要するコースだった。
八海山ロープウエイ山麓駅。
八海山ロープウエイ山麓駅。
駅に貼ってある登山ガイド図。
駅に貼ってある登山ガイド図。
ロープウエイの中から。天気が良く、眺めは抜群。
ロープウエイの中から。天気が良く、眺めは抜群。
山頂駅から登山スタート。始発の乗客の大半は登山スタイル。
山頂駅から登山スタート。始発の乗客の大半は登山スタイル。
まずは階段のぼりから始まるが、この階段、結構きつかった。
まずは階段のぼりから始まるが、この階段、結構きつかった。
登るにつれて展望が広がる。
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登るにつれて展望が広がる。
女人堂。
ユーモアセンスのある看板。
ユーモアセンスのある看板。
最初の梯子と
結構長い鎖場。ここはまださほどのことはない。
結構長い鎖場。ここはまださほどのことはない。
薬師岳山頂。この先は岩の小ピークの山頂を越えていく。それぞれの狭い岩の山頂には不動明王などの像が立ち、信仰の山の気配が濃い。
薬師岳山頂。この先は岩の小ピークの山頂を越えていく。それぞれの狭い岩の山頂には不動明王などの像が立ち、信仰の山の気配が濃い。
千本桧小屋。いつの間にか始発ロープウエイ乗客登山者の何人かを追い越し、ここには一番に着いたが、間もなく若く元気な数人が追い着いてきた。
千本桧小屋。いつの間にか始発ロープウエイ乗客登山者の何人かを追い越し、ここには一番に着いたが、間もなく若く元気な数人が追い着いてきた。
小屋の裏手に九合目の表示があるが、まだ先は長い。
小屋の裏手に九合目の表示があるが、まだ先は長い。
天気は良いが、非常に暑い日で汗だくになったが、この先の痩せ尾根鎖場のアップダウン連続で汗を気にする余裕はなかった。
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天気は良いが、非常に暑い日で汗だくになったが、この先の痩せ尾根鎖場のアップダウン連続で汗を気にする余裕はなかった。
千本桧小屋を振り返る先行者。
千本桧小屋を振り返る先行者。
痩せ尾根ルートと巻道の分岐。
痩せ尾根ルートと巻道の分岐。
岩尾根ルートに取り掛かる。
岩尾根ルートに取り掛かる。
地蔵岳のピーク手前。
地蔵岳のピーク手前。
ピークからの眺め。ここまでは高所恐怖症気味の小生でもさほどのことはなかった。
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ピークからの眺め。ここまでは高所恐怖症気味の小生でもさほどのことはなかった。
次の不動岳ピーク手前。
次の不動岳ピーク手前。
不動岳ピーク。結構な高度感がある。
不動岳ピーク。結構な高度感がある。
危険注意看板。ちょっとビビる気持ちが出るが、八海山に登るうえは覚悟を決めて続行。
危険注意看板。ちょっとビビる気持ちが出るが、八海山に登るうえは覚悟を決めて続行。
狭く足場の悪い岩のピークに立つ祠などには独特の雰囲気があり、それぞれに手を合わせて先に進む。
狭く足場の悪い岩のピークに立つ祠などには独特の雰囲気があり、それぞれに手を合わせて先に進む。
落ち込む足元の先が見えない鎖を下るのは、岩に慣れない小生には結構勇気がいる。
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落ち込む足元の先が見えない鎖を下るのは、岩に慣れない小生には結構勇気がいる。
次々と前方に現れるピーク。
次々と前方に現れるピーク。
慎重に時間をかけて下り、登りを繰り返して進む。
慎重に時間をかけて下り、登りを繰り返して進む。
ほとんど垂直の岩を鎖に頼りながら下る先行者。
ほとんど垂直の岩を鎖に頼りながら下る先行者。
次はまた登り。
下る途中で見上げる。
下る途中で見上げる。
下る先の痩せ尾根は、ひるむ気持ちを誘い出す。
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下る先の痩せ尾根は、ひるむ気持ちを誘い出す。
摩利支天の手前。
摩利支天の手前。
下りの次は
また登り。
縦の登り降りも怖いが、狭い足場のトラバースも緊張する。
縦の登り降りも怖いが、狭い足場のトラバースも緊張する。
あのピークを越えてきたんだ、と思う。
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あのピークを越えてきたんだ、と思う。
最高地点ではないが八海山の山頂とされている大日岳山頂手前の梯子とその先の鎖は、長くはないがここまでで一番緊張した場所だった。登りながら既に下りは大丈夫かな、と心配した。
最高地点ではないが八海山の山頂とされている大日岳山頂手前の梯子とその先の鎖は、長くはないがここまでで一番緊張した場所だった。登りながら既に下りは大丈夫かな、と心配した。
やっとといった感じで辿り着いた大日岳山頂。
先行者二名と、帰り(下り)が心配だね、と話を交わす。
やっとといった感じで辿り着いた大日岳山頂。
先行者二名と、帰り(下り)が心配だね、と話を交わす。
証拠記念写真。
山頂展望。
大日岳から小一時間ほど先に最高地点の入道岳があり、そこまでのコースはさほど危険な様子はないが、帰りの体力を考えて行くのはパス。
大日岳から小一時間ほど先に最高地点の入道岳があり、そこまでのコースはさほど危険な様子はないが、帰りの体力を考えて行くのはパス。
何とか大日岳から下って、帰路は巻道を辿る。
何とか大日岳から下って、帰路は巻道を辿る。
巻道とは言っても鎖場もあり、油断はできないコースだった。
巻道とは言っても鎖場もあり、油断はできないコースだった。
梯子も。
急傾斜の斜面をトラバースする部分も。
急傾斜の斜面をトラバースする部分も。
足元の幅は狭く、結構緊張する。
足元の幅は狭く、結構緊張する。
左に踏み外したら一巻の終わり。
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左に踏み外したら一巻の終わり。
予想外に注意を強いられた巻道から、どうやら無事一般登山道に戻って千本桧小屋が見えてほっとする。
千本桧小屋の周辺は大勢の登山者で大賑わいだった。ここを目指して登る人も多いようだ。
予想外に注意を強いられた巻道から、どうやら無事一般登山道に戻って千本桧小屋が見えてほっとする。
千本桧小屋の周辺は大勢の登山者で大賑わいだった。ここを目指して登る人も多いようだ。
最後の鎖の下り。
最後の鎖の下り。
女人堂を目指す人も多いようで、この日もかなりの高齢と見える女性なども登っていた。
女人堂を目指す人も多いようで、この日もかなりの高齢と見える女性なども登っていた。
チョッと立ち寄り漕ぎ池。
チョッと立ち寄り漕ぎ池。
モリアオガエルが生息するとのこと。
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モリアオガエルが生息するとのこと。
ロープウエイ駅に帰着。暑い陽射しを受けながら食べたソフトクリーム風アイスが美味かった。
ロープウエイ駅に帰着。暑い陽射しを受けながら食べたソフトクリーム風アイスが美味かった。

感想

道外山行6山目は魚沼三山の一つ、八海山(二百名山)。

皇海山を登り終え、都合で先に札幌に帰る連れ合いをフエリー乗り場の新潟まで送ったあと、全国に大きな被害を出した台風15号が接近しているので数日間は山はだめかと思ったが、翌日一日だけは好天の予報と知ったので、ロープウエイを利用するとあまり時間がかからず登れる八海山を目指して高速道路を引き返した。

当初は八海山ロープウエイの駐車場で前夜泊のつもりだったが、駐車場は夜間閉鎖とのことだったのでロープウエイ駅の窓口嬢に聞き、近くには適当な場所もないが駐車場手前の広い路肩を教えてもらい、そこに泊まった。窓口嬢からは親切丁寧に温泉情報も教えてもらい、有難かった。

八海山は、深田久弥が「日本百名山」の「魚沼駒ヶ岳」の項で「(鎖場など岩場の)恐怖の度合いは全国一かもしれない」と書いている山で、高所恐怖症気味にもかかわらず山好きとして、怖いもの見たさの心境で登ってみたかった山だった。

結果は、岩場の経験が少ない小生はかなりの緊張を強いられたが、半面、絶好の天気にも恵まれてビビりながらもそれなりに大いに楽んだ。
ただ、もしも連れ合いが一緒だったらチョッと厳しかっただろうな、とも感じたコースだった。

道外山行の全体日程は、http://www.yamareco.com/modules/diary/5898-detail-25653

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