富士山
- GPS
- 08:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,389m
- 下り
- 1,389m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 10:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
高速バス:新宿⇒御殿場 車:御殿場⇒水ヶ塚 タクシー:水ヶ塚⇒富士宮口5合目 バスの運行は6時からです。 到着が早かったのでタクシーで5号目まで行きました。 \4,500円くらいでしたので4人乗せてもらうとバスと同じくらい。 【復路】 バス:富士宮口5合目⇒水ヶ塚 車:水ヶ塚⇒用賀 電車:用賀⇒都内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【5合目〜7合目】 概ね砂礫の登山道です。道幅も広くすれ違いなどを気にする事もありません。 5合目の登山口から6合目まではあっという間に到着します。ここで勘違いしてペースを上げると、後半が苦しくなりますので、ゆっくり登りましょう。 【7合目〜8合目】 所々で溶岩の上を歩くような登山道となります。かといって転落するような場所もありません。 【8合目〜9合5勺】 8合目で3200mに到達します。登山道がどうのというより、ここから上は酸素不足との戦いです。なんとなく体が重くなったり頭が痛くなったりしてきますので、高山病に気を付けながら一歩一歩登ることを心がけます。 【9合5勺〜頂上】 登山道が狭くなり、すれ違いのために待つことも多くなります。酸素が薄くなり思うように体が動かなくなりますので、登りの人が待つようなつもりで登った方がいいと思います。 |
その他周辺情報 | 【駐車場】 夏はマイカー規制中です。富士宮口へは水ヶ塚公園の駐車場に車を置き、バスかタクシーで5合目に向かいます。 バスの始発が6時ですので、それ以前に登り始めたい人はタクシーで。 タクシー代は4500円程度でしたので、4人乗車させてくれればバス代と同じです。 タクシー乗り場でぶらぶらしていると、同じような人がいますので声をかけてみるといいでしょう。 【入浴・温泉】 【バッジ】 登山道の各小屋と頂上の売店で売っていました。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
トレッキングポール
細引き
ヘッドライト
予備電池
予備靴ひも
テーピング
携帯バッテリー
ライター
ナイフ<br />雨具
手袋
ソフトシェル
ウィンドブレーカー
帽子
ガスカートリッジ
コッヘル
昼食
行動食
飲料
食事用水
レジ袋
ティッシュ
酸素
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感想
弾丸での富士山登山でした。
金曜の夜、新宿から夜行バスに乗って御殿場へ。ここで仲間と待ち合わせのため、公園で少し仮眠を取りました。朝4時過ぎにピックアップしてもらい、水ヶ塚公園の駐車場までは20分ほど。
早めに着いたのでタクシーで5合目まで行きましたが、運転手さんが飛ばすので若干車酔いしました・・
5合目で30分ほど準備に時間を使い、一応順応したつもりで登山を開始。
夏山最終日という時期なだけに気温は肌寒いくらい。登り始めは薄手のウィンドブレーカーを羽織りました。
6合目に着くと同時に日の出。富士宮ルートは富士山の西側斜面を歩きますので、日の出が若干遅め。太陽が昇ってくると体感温度が全く違ってきます。
6合目からは本格的な登り。なぜか2つある7合目の辺りは、勾配は緩やかながらも足元が砂礫。一生懸命歩きすぎると逆に疲れる区間。高地順応も兼ねて、皆でペースを合わせて登ります。
7合目を過ぎると足元が溶岩石に変わっていきます。個人的には、滑らなくなる分歩きやすい。
8合目で標高は3200mを超えます。この時点で北岳を超え、日本にここにしかない標高エリアです。空気の薄さを身体で感じるところ。徐々に通常の動きができなくなる。そうなると息切れを絶対にしないようにペースを調整。息切れするような歩きをしたら、すぐに頭が回らなくなります。
8合目から上部は浅間大社の境内。登山道自体は至って平和。若干岩が多くなりますが、直登するような所もなく、急傾斜に喘ぐようなことはありません。
9合目、9号5勺と歩を進めると、頂上は間近に見えてきます。標高差にすれば200mくらい。低山であれば30分くらいで着けるのですが、ここから先がなんとも苦しい。100歩に1度くらい休みを入れる感じ。登山道は狭くなり、すれ違いにも待ち時間が入ります。
みなさん苦しいようで、そこかしこで休んでいる人がいますが、登山道が狭いのに真ん中で立ち止まるのは少々迷惑。気持ちはわかりますが、せめて端に避けていただきたいな。
そんなこんなで浅間大社の奥宮に到着。多くの人が休憩してます。我々も一息入れて剣ヶ峰へ。馬の背の最後の登りは足元が滑って歩きづらい。
そして快晴の山頂に到着。写真撮影の列に並び、皆無事に笑顔で写真をとることができました。
さて、奥宮に戻ってみると店じまいが始まってました。帰りがけにバッジを買おうと思ってたのに売店も終了。おまけに登山道にも通行止のバリケードが。まだ登ってくる人も沢山いたんですけどね。
登りで時間がかかったので、降りは休憩少なめで降ります。ずっと下まで見えてるのに、なかなか着かないんですよね。登りよりも降りの長さにうんざりします。7号目くらいまで降りると歩くのに飽きました。ここで気を抜くと怪我しそうなので、ここから先は焦らず安全歩行。6号目まで降りればあと少し。完全に気が抜けた(足の力が抜けた?)仲間は、ここから5号目に降りるまでに2度もスリップダウン。怪我はなかったのが幸い。帰りの車の笑いの種になりました。
バスで水ケ塚に着く頃には陽も傾き、夕闇が迫ってきました。
帰りは15分ほど走ったところにある温泉に入り、疲れを癒しつつ軽く食事をしてから帰路につきました。
今回も怪我なく終われてなにより何より。
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