晩秋の鳳凰三山(青木鉱泉から周回)
- GPS
- 10:55
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,915m
- 下り
- 1,912m
コースタイム
7:00 南精進滝
8:20 白糸の滝
8:50 五色の滝
9:35-10:00 鳳凰小屋
11:00-11:20 地蔵岳 オベリスク
11:30 赤抜沢ノ頭
12:40-13:00 観音岳
13:30 薬師岳
14:10 御座石
16:00 車道
16:30 青木鉱泉
天候 | 晴れ♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉へは青木鉱泉HP参照。 http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/data.html 韮崎IC-20号から桐沢橋を渡って突き当り正面看板にでたら左折後すぐに右折です。私は見逃してしまいました。ナビはこちらは案内しないのでご注意を。 青木鉱泉で駐車券受付。¥750 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートの印が所々分かりづらい箇所ありました 滝や山頂が途中見えるドンドコ沢コースの登りはよいですが 薬師岳からの中道の下りは急なうえにビューポイントがない為長く感じます 逆廻り(登り中道・下りドンドコ沢)だとかなりしんどいと思います 地蔵岳の標識は見つけられませんでした 下山後は青木鉱泉へ\1000 石けんのみですのでその他は持参する必要あり |
写真
感想
いつか底山ではない山を一人で登ってみたいと思っていました。
集団での登山を計画する際は集合時間、移動時間、登るメンバーのバランスを考慮し次の日の仕事に支障をきたさないよう無理のない計画をこころがけます。
人数が少なければより計画が自由になり、一人であればリスクを背負うのもすべて自分。たまにはとことん自分と向き合って登ることに挑戦したいと思いました。
とはいうものの、リスクを考えるとなかなか勇気がいり実行に移せません。
鳳凰三山は地図のコースタイムでは12時間半。半日あれば大丈夫でしょうが日が短いこの時期、睡眠時間もあまりとれない中果たして大丈夫だろうか、自分を過信して無謀な計画はしたくない、でも今ならまだ間に合う紅葉の鳳凰三山の稜線歩きをしたい、行こうかやめようか、行先を変えようかとずっと前日まで逡巡していました。
ただ冷え込みはあるものの天気は良さそう。途中体調と時間を見て駄目なら引き返すことにしてまずは挑戦してみようと鳳凰三山決行に。
ところがまず、初めから痛恨の凡ミスです。静岡から鳳凰三山であれば52号を使って行くのが妥当ですがナビが示すいつもの東名富士経由の139号廻りがやはり早いのかなとうっかり東名にのってしまいました。東名は集中工事中。すっかり忘れていた〜と嘆くも時既に遅し。しっかり渋滞にはまりタイムロスしあせってしまいました。。。
52号、中部横断道を経由し何とか新設道路で5時に青木鉱泉に着きほっとし準備。さぁヘッデンをつけて駐車場受付へ。ところが5分とたたないうちに点滅し消えてしまったのです。。。前日点灯を確認したのですが電池交換もしくは予備電池をもってくるべきでした。。。そうこうしているうちに明るくなってきたので歩き始めましたが気持ちは緊張と焦りでいっぱいです。
迂回路のダムを渡り林道に入ってからは赤印に注意して慎重に歩を進めますが途中少し立ち止まって探していると、後ろからきたHさんが「こっちみたいだね」とさりげなく教えて下さいました。
日帰り周回なのでペースをあげたいと気持ちはあせるも運動不足の為か足のつけねの筋肉痛が既に始まり思うように足があがりません。。。
そんな私を心配して下さったのかHさん、滝などのポイントで休憩しながら待っていて下さいました。おかげでHさんのクライミングなど興味深いお話を聞きながら滝と紅葉を堪能しつつ楽しい道中になり、鳳凰小屋に着きます。
小屋では素敵な笑顔のご主人が声をかけて下さりほっとしました。
平日の為かこの後、すれ違った人もわずか数人。でも少ないだけにすれ違った方といつもより長く会話でき心に残ります。
中でも北海道から来て甲斐駒、仙丈、そして鳳凰と縦走してきたお二人に、北海道の山もいいですよ〜とお勧めされると行ってみたいと思うのでした。
地蔵ヶ岳から観音、薬師岳の稜線は天気もよく最高。
それなりにゆっくり楽しんだので大満足ですが、本当はここで昼寝でもするくらいゆっくりしたいと言っていたHさんと同じくほんともう少しだけゆっくりしたかったですね。
薬師から青木鉱泉は思った以上に長い下り道。延々と歩いてやっと青木鉱泉に明るいうちにたどりつきほっとしました。
今回同行して下さったHさん。おかげで心強く楽しく無事行ってこれました。もっとコースタイムをあげることもできただろうに最後までおつきあい下さり本当にありがとうございました!
もうひとつ、お礼を言いたい方が。
今回の大きなハプニング。
実は鳳凰小屋についてポケットにいれていたはずの携帯がないことに気がつきました。
もしかして落としたのかも、、、でも引き返すわけにはいかないし、もしかして車の中におき忘れていたのであればいいのだけど、、と一抹の不安を抱えながら下山し青木鉱泉に戻ったところ、
「もしかして携帯落としませんでしたか?」と声をかけて下さる方が。
あ〜!!これは!やっぱり落としていたのです。。。その方たちは五色の瀧まで往復された途中で見つけ、もうちょうど帰るところに私が現れもしやと思い声をかけてくれたとのこと。なんという奇跡。本当に救われました。
もしもこのヤマレコ見られてたらもう一度お礼が言いたいです。ありがとうございました。
今回は紅葉と素晴らしい景色はさることながら人との出会いに恵まれ、心に残る山行となりました。
装備品の点検など基本的なことから自分のだめな部分まで改めて見つめなおし、それをふまえ日々精進しもっと成長していけたらな思います!
heberekeさん はじめまして、このコースはテント担いで9/23-24に廻ってきました。中高年オヤジの1人山行です。でもheberekeさんは さすがお若いだけのことあって日帰りご立派でした。
私は、蒲原出身なので52号が身近でしたが、次は白根三山ですね。 頑張ってみましょー。お疲れ様でした。
おつかれさまです。
感想をよませていただいて、似たようなことで私も
救われたことがあり、コメントさせていただきました。
以前私は富士山で下山途中に携帯を落としてしまったことに気づかなかったのですが、たまたま下山していた女性のかたが、『携帯おとしましたよ』と声をかけて
くださって救われました。
私が下山してたときは、人がまばらな感じだったので
私が落としたタイミングの時に、声をかけてくださった
女性の方がいなかったら携帯はそのまま落とした
ままだったと思います。
本当に運がよかったとおもいましたし、
声をかけてくださった女性の方に感謝感謝でした
私は9月に鳳凰三山にいきました
台風の影響でルート変更が多少ありましたけども
一人登山楽しみながらつづけてくださいね
はじめまして。
ip-isobeさん、コメントありがとうございます。
ip-isobeさんのレコ見ました!ip-isobeさんのようにテント担いで登るには私にはまだまだ修行が必要のようです
白根三山、実は2年前の夏登りまして大変でしたが思い出深い山です
今回鳳凰三山から眺めて、やっぱり大変そうだけどまた登ってみたいな〜と改めて思いました。
いつかまたチャレンジしてみたいと思います
はじめまして。
yamacut29さん、コメントありがとうございます。
ほんと感謝感謝ですよね。もしその方に拾って下さってなかったら今頃雨にぬれて・・・。本当に運がよかったです。私は出発から慌ててズボンのポケットにいれてしまっていて、しかも最近ストラップが壊れはずしたままだったのでより落ちやすかったのです。チャックのあるポケットにいれるなど注意せねば!
yamacut29さんのレコ見ました。空木岳も前から気になる山です。参考にさせて頂きますね
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