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Yamareco

記録ID: 1433432
全員に公開
山滑走
甲信越

越後駒ヶ岳

2018年04月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:44
距離
18.6km
登り
1,453m
下り
1,451m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:58
休憩
0:37
合計
9:35
6:44
162
9:26
9:26
41
10:07
10:07
51
10:58
10:58
66
12:04
12:04
19
12:23
12:51
6
12:57
12:58
18
13:16
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31
13:47
13:47
36
14:23
14:28
107
16:15
16:18
1
16:19
ゴール地点
6:39石抱橋-12:22越後駒ヶ岳山頂-12:54同発-16:16石抱橋
天候 快晴
気温高し
無風・微風
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石抱橋付近に路駐
コース状況/
危険箇所等
尾根に上がるまでの夏道は各所で雪が消えスキーでの登降は不可能。スキーを背負っての行動となる。尾根に上がってからも雪消えのためスキーを外すことが頻回。雪質は気温が高かったので山頂付近を含めてザラメ。
出発時に刃心の上から。天気快晴で暑さの予感。
2018年04月21日 07:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
4/21 7:33
出発時に刃心の上から。天気快晴で暑さの予感。
荒沢岳方向
2018年04月21日 08:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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荒沢岳方向
樹林帯を抜けるとさらに暑く
2018年04月21日 09:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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樹林帯を抜けるとさらに暑く
長大な尾根を登ると越後駒ヶ岳の山頂へ到達する
2018年04月21日 09:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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4/21 9:27
長大な尾根を登ると越後駒ヶ岳の山頂へ到達する
先は長い
2018年04月21日 09:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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先は長い
雪質はザラメ
2018年04月21日 10:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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雪質はザラメ
案外怖いナイフリッジ
2018年04月21日 11:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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4/21 11:30
案外怖いナイフリッジ
駒の小屋は利用可能と思う
2018年04月21日 12:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4/21 12:02
駒の小屋は利用可能と思う
小屋の上の斜面はスベスベ
2018年04月21日 12:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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4/21 12:04
小屋の上の斜面はスベスベ
山頂は地面が露出していた
2018年04月21日 12:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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4/21 12:22
山頂は地面が露出していた
山頂から中ノ岳方向
2018年04月21日 12:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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山頂から中ノ岳方向
八海山
2018年04月21日 12:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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八海山
この辺りから滑り出す
2018年04月21日 12:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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この辺りから滑り出す
快適ザラメ斜面
2018年04月21日 12:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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快適ザラメ斜面
楽しいお絵かき
2018年04月21日 12:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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楽しいお絵かき
小屋まであっと言う間
2018年04月21日 12:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4/21 12:58
小屋まであっと言う間
快適な天然のゲレンデ
2018年04月21日 13:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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4/21 13:10
快適な天然のゲレンデ
快適
2018年04月21日 13:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4/21 13:16
快適
ここも快適
2018年04月21日 13:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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ここも快適
最後に越後駒を一瞥
2018年04月21日 13:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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最後に越後駒を一瞥
徐々に重くて滑らない雪に
2018年04月21日 13:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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徐々に重くて滑らない雪に
荒沢岳に向かって滑る
2018年04月21日 14:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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荒沢岳に向かって滑る
遠くに銀山平。まだ遠い。
2018年04月21日 15:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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遠くに銀山平。まだ遠い。

感想

4シーズンぶりにスキーで越後駒ヶ岳を往復した。行く前からコースが長くてアップダウンもあってキツイだろうとは思っていたが、それに加えて各所での雪消えのため、やはりしんどい日帰りツアーになった。詳細は以下に。

快晴で高温予報のこの日だが、シルバーラインはこの時期6時から18時しか通行できないため、ゲートが開くまで待つ車列が。自分もそれに加わり食事と身支度をして待つ。6時ちょうどにゲートが開き一斉にクルマが走り出す。20分ほどで石抱橋そばに路駐。トンネル内も含め凍結は一切なかったが、雪崩注意の看板があちこちにあり、その監視員と思しき人が配置されるのが6時から18時ということなのだろう。板にシールを貼り、手に持って出発。橋を渡って直ぐに板を履けたが、この先の長い平坦区間は予想どおりに板を外したり付けたりを繰り返した。慣れた人と思しき人は最初から背負って歩いていたが、これが正解かも知れない。沢を2つ過ぎてようやく登りに。雪質は高温のためグズグズのザラメ。シールは効くが、水気が多いので水を吸って重くなるパターン。細い短い板が正解だろう。登りに入っても雪消えは続く。日当たりの良い斜面では全く雪がなくて、スキーを背負って10分ほど夏道を歩くこともあった。一体に何しに来ているのか分からなくなる。まだ樹林帯歩きなので板が引っかかるし、歩き難いことこの上ない。この面倒さを考慮したら、この山域での山スキーは既にシーズンオフなのかもしれない。道行山付近で視界が開け昨秋登った荒沢岳と、何より今日これから目指す駒ヶ岳が視界に入る。駒ヶ岳はかなり遠い。ここからは快適シール歩行かと思ったが、稜線もやはり雪帰消え箇所が多く、スキーを外したり付けたりが頻回。正直なところ、スキーで往復するよりも、足の速いつぼ足登山者のほうが、ギアの付け外しの時間がない分速いだろう。スキーがない分軽いので速く歩けるし。緩い登りだが所々で帰りは登り返しになるところもあり、戻りが一部憂鬱になる。天気快晴で風はなく、高温予想に違わぬ暑さとなった。日射と雪面からの照り返しで暑くてたまらない。日焼けが嫌なので日焼け止めを何度も塗り長袖で歩くが、中には半袖で歩く人も。気温的には半袖が良さそうだ。基本的には緩い登りでシール登降で問題はないが、途中嫌にナイフリッジになっているところもあり緊張した。駒の小屋の手前は無雪期なら岩場だったと記憶しているが、そこは急峻なので板を担いで登り無事小屋に到着。完璧に除雪が済んでいて、雪囲いはあるものの宿泊は可能なようだった。ここから先は山頂までシール歩行できそうだったが、ザックを降ろすのが面倒なのでそのまま登り切ることに。出発から5.5時間ほどかけてようやく山頂に無事到着。山頂付近も風は全くなく、ベンチが露出していたのでその上に腰掛けて休憩をする。3週間ぶりの登山、3週間ぶりのまともな運動なので、体が驚いたのだろうか、右足のふくらはぎに痙攣の兆候が。薬を一包飲んで様子を見る。快晴の山頂からは周囲が見渡せる。昨秋に縦走した中ノ岳や、八海山など。八海山もだいぶ雪は少なく地面が黒々と露出していた。30分ほど休憩と準備に費やして山頂を発つ。果たして雪質はどうかと思ったが、感じの良いザラメで大変滑り易い。忌まわしい縦溝も皆無で、すべすべの斜面を小屋まであっと言う間に滑りきる。右足の痙攣は大丈夫そうなので先に進む。ここから先も緩い斜面が続く。快適な天然のゲレンデ。ただ雪が柔らかすぎてターンの時にスラフが流れること多数。下に人がいないことを確認してから滑らなくてはならなかった。それでも全般的には滑り易く快適なスキー。この後の夏道歩きや長い平坦区間さえなければ毎年来たいと思うくらいだった。が実際はそんな甘い話はなく、楽しんだ分はきっちりその後キツイ思いをさせられる。道行山で進路を南東に変えるとその先は傾斜もきついし雪もない所が多発。スキーで往復する場合は、夏道下山ではなく柳沢を下ることが多いようだが、登高時に見ていて雪消えが怖く、藪で雪がなくなったらしんどい思いをするだろうことが想像できたので、夏道下山となった。帰りも板を付けたり外したり。一日で何度これをしたのか分からないくらい。好きでやってるととは言えいい加減嫌になってくる。無事に山区間を滑り終え、最後長い長い平坦区間の歩き。ここはシールを付けるほどでもなく、かといって快適に滑ってこられる訳でもなくとにかく我慢して歩くしかない。出発から既に9時間を過ぎ、日帰りスキー山行としては長時間行動と言える時間帯に。国道の斜面が出てくるとゴールは間近だが、所々で新たに雪崩が起きていて、既に日が陰る時間とは言え不気味なので斜面から離れて歩く。最後もスキーは付けたり外したりを繰り返して無事にクルマに戻る。完全燃焼系の疲れるスキーだった。上部の斜面はかなり良かったが、下部の雪のない部分の歩きがかなり面倒なので、再訪は当面ない。が、数年経ってまたぞろ来たいと思うようになるのだろう。

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