笠ヶ岳 抜戸岳
- GPS
- 10:20
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,441m
- 下り
- 2,461m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:20
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
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アクセス | |
その他周辺情報 | 穴毛谷通過中のGPSログは飛びが発生しているようです。 |
写真
感想
土曜は先輩さんと前から行こうと言っていた笠ヶ岳へ
翌日はお互い別々にトレッキングの予定、早めに帰りましょう
新穂高登山指導所前の駐車場はアスファルトを敷いたばかりのためか入れず、
第2駐車場も工事の車両が駐車されているためか入れず、
下の登山者駐車場からスタート
自分はスキーブツーツだと足が痛いので履きなれた登山靴で歩いていく
わさび平への登山道を外れて穴毛谷を目指す
枯れた細い木が茂っていて通過に気を使う
たまにスキーが引っかかったり、、
雪を通過したあと渡渉地点を探す
右岸にテープがあって岩場を通過できそうだが
スキーの重荷を背負ってではちょっと厳しそう
まだ朝で水量が少なかったので、川幅の狭い箇所にて
エイヤで対岸の石へジャンプ
二人とも初めての割には順調にアプローチできたと思う
渡渉を終えてスキーを履いて穴毛谷をシールで登る
雪はまだ硬めでシールが良くグリップする
いくつかの沢を脇に眺めながら進むと崖に大きな穴が
穴毛谷の名の由来の穴だ
黙々と進むと壁のような雪の斜面が現れる
大滝を眺めながら板を担いでアイゼン装着、じわじわと急斜面を登る
硬い雪に乗っかれるがたまにズボッと踏み抜く
足で硬い雪を探って登っていく
滝の上まで行くと斜度が緩み笠ヶ岳当面の様子がよく見える
山頂や稜線からのルンゼがいくつもある
まずは抜戸岳から東に伸びる尾根を目指す
斜度が緩くなったのでスキーを履く
尾根に出ると槍穂の稜線が一望できた
とても迫力のある景色だ
こちら側から眺めることは中々ないので暫く景色を楽しむ
抜戸岳までは尾根を辿って行く
抜戸岳-笠ヶ岳間の稜線は雪庇が出ているので
乗り上げられそうな箇所を目指して少しトラバース
気温が高くて雪が緩んでたので2回ほどずり落ちた、
自分はツボ足に切り替え、
先輩はスキーで気合いを入れて雪庇通過
自分は板を担いでよっこらしょっと、
稜線に乗り上げると笠ヶ岳へ続く道が見えた
まずは少し歩いて抜戸岳へ
山頂からは槍からの西鎌尾根、双六・鷲羽、薬師・黒部五郎と黒部源流方面の景色が楽しめた
どこも黒い箇所が多く雪融けは早まっていそうだ
山頂からスキーモードに変えて笠ヶ岳を目指す
西側斜面を勢いよくトラバース、
太陽の陰で雪が硬いので快速だ、表面はほんの少し緩んでるので、精神的にも優しい
トラバース中に笠ヶ岳西側の斜面を眺めた広大で滑ると良さそうな斜面もあった
あまり余裕がないので写真は撮れなかったが、
進んでも進んでもまだまだ行けそうなので、ぐんぐんトラバース、
あっという間に山頂手前、
一旦稜線上までカニ歩きで這い上がって様子見、
まだ行けそうなので再度トラバース
結局抜戸岩を越えて山頂手前のコルまで来た
シールを付けて山頂へラストスパート
小屋を通過しじわじわ斜面を登る
山頂祠が見えた奥に三角点があるのでそこでゴール!
笠ヶ岳から南の尾根が眺められた
槍穂の景色を眺めながら滑走準備、
山頂から滑走スタート、雪は緩んで快適な滑り
余裕があるのでお互いに写真を撮りながらのんびり進む
尾根上を暫く滑って六の沢方面へ
六の沢の途中はデブリがあった
杓子平まで戻ってまったり滑ろう
さらに東側斜面をトラバース、
雪は結構緩んでいて柔らかい、斜度を落とさないよう進む
稜線上に雪庇がはってる箇所は高度を落としてでも早く通過、
あっという間に杓子平上部に出た
稜線上は行きも帰りもほぼトラバースでかなり楽ができた
杓子平の斜面は斜度が緩く快適、
雪は柔らかくなりすぎて少々重くズブズブ、
自分は90ミリ幅のスキーなので結構滑りやすく、楽しめた
杓子平を終えたら一旦登りで通過した斜面へ、
沢の方が滑れそうだったので沢を滑る
少し急だがまずまずの滑り
滝の上で再び登りのルートへ
滝は水量が増えて迫力が増していた
ボコボコ斜面デブリを避けて快調に滑り降りて行く
最後は沢全体がデブリで覆われてたので少し苦労した
雪がなくなり板を担ぐ
朝ジャンプしたポイントは沢の水が増えて使えそうになかった、左岸を下りながら渡渉ポイントを探すが中々見つからない
先輩は河原に降りて結構離れた岩を目指してジャンプ!着地でスリップしたが堪えてセーフ笑
自分は防水の登山靴だったので浅瀬を選んでジャブジャブと渡渉、
ズボンのインナースパッツでブーツを覆ってたお陰でなんとか濡れずに済んだ
あとは河原の岩場と一度雪を通過して堤防を越えて行く
堤防を越えた先はまた藪藪ゾーンで苦闘しながら突破
登山道へ出たらあとは駐車場までとぼとぼ歩いてゴール
雪のあるところは快調にに進めたがアプローチ箇所の沢と藪は厄介だった、
次は雪の多い時期に来たい
今回の行程もそれなりにキツかったはずだが、前回の越駒・中ノ岳がキツすぎて楽に思えてしまった笑
中崎山荘奥飛騨の湯で露天から笠ヶ岳を眺めてのんびり、
下山飯は平湯バスターミナルでカツサンドとケイちゃん唐揚げでたんぱく質補給、
中央道の渋滞に巻き込まれながらも9時に家に帰って3時に起きて日曜は忍野村の杓子山へ
充実した楽しい週末だった!
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