記録ID: 1442923
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳
鳳凰山(夜叉神ピストン)
2018年04月29日(日) [日帰り]
- GPS
- 13:35
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,888m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:29
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 13:35
18:37
ゴール地点
前回ドンドコ沢コースで登ったので、今回は夜叉神峠登山口からのコースに。
前回撮り忘れた赤抜沢ノ頭でオベリスクを撮れればと思っていたが日帰りを考えていたので午前中に行ければ行くぐらいの適当な計画で実行。大した経験もないくせに、慣れって怖い。
しかしこのコース、序盤がものすごくきつい。身体も重いし、人にどんどん抜かれるし、これは赤抜沢どころか薬師岳にも到達できないのでは?という考えが頭をよぎる。計画って大事ね。
登山口から1時間弱で夜叉神峠に到着。
眼前には白峰三山が雄々しい姿を見せていた。
さて、景色も観れたし帰ろうか。とでも言いたくなる満足感だ。
杖立峠からは勾配が緩やかになりいくらか体力は回復してきた。景色はほとんど見えないがそれは後のお楽しみでいい。ちなみに杖立峠で苺平まで2時間半との案内があるが、実際そんなにかかることはない。(見たときは心が折れかけた)
杖立峠から苺平まで二ヶ所チェックポイントがありどちらが火事場跡だかは分からなかったがタイムは最初のもので記録している。どちらも広々としていて休むのに最適である。
二つ目のチェックポイントを抜けてしばらくすると登山道は一変して雪道となった。ある程度踏み固められているので危険はないがアイゼンを付けていない自分は何度か滑ることもあった。1メートルぐらい踏み抜くところもあるので狭い平均台を渡るように登山道からはみ出さないように注意が必要だ。すれ違いで横によけてくださった方が雪にはまる姿を何度見たことだろう(申し訳ない)
苺平からはずっと下りでものすごく損した気分になる。鞍部にある南御室小屋はテントがたくさん設営されていた。雪かきもされているし水場もあるので人気があるようだった。帰りにはお酒や料理で盛り上がっている団体さんが多く、その中で一人ハーハーゼーゼー言ってる自分に悲しくなった。
そこからは急峻な雪道で辛い辛い登りが続く。途中ですれ違ったお兄さんに稜線が近いことを教えてもらったことが唯一の支えだった。
稜線に出た時の感動は筆舌に尽くしがたいものがある。今まで自分が見た景色の中でも一二を争うものだった。写真だとどうしても平たい絵のようになってしまうが、立体感があってその迫力を実際に体験すると涙が出そうなくらい心が打たれる。冬山の素人な自分でもこれだけ雪を被った北岳を拝めるのはこの季節ならでは。夜叉神峠で見たものとは別人(別山)のように近く感じるしスケールの大きさに圧倒されるし、鮮やかな色合いにもまた自然の偉大さを感じる。仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳これから目指す薬師岳、観音岳も顔を出し、遠くには中央アルプス、八ヶ岳、振り返れば富士山。名だたる山々が一望できて、頑張って登ってきた甲斐があると言うものである。
砂払岳は薬師岳側から見ると岩だらけだが裏側から見ると花崗岩の白砂が眩しい。
稜線を境に北側が雪、南側は白砂と岩壁とハイマツで南国と雪国が同居してるような不思議な山容だった。
薬師岳から観音岳の稜線歩きは言うまでもなく最の高である。
ほぼ無風で気温も高めで、これ以上ない山旅となりました。
帰りはまぁ省略で(笑)
たぶんアンカーだったと思う。
日没ギリギリ。
よほどの健脚でない限り日帰りで行くコースではないですね。
前回撮り忘れた赤抜沢ノ頭でオベリスクを撮れればと思っていたが日帰りを考えていたので午前中に行ければ行くぐらいの適当な計画で実行。大した経験もないくせに、慣れって怖い。
しかしこのコース、序盤がものすごくきつい。身体も重いし、人にどんどん抜かれるし、これは赤抜沢どころか薬師岳にも到達できないのでは?という考えが頭をよぎる。計画って大事ね。
登山口から1時間弱で夜叉神峠に到着。
眼前には白峰三山が雄々しい姿を見せていた。
さて、景色も観れたし帰ろうか。とでも言いたくなる満足感だ。
杖立峠からは勾配が緩やかになりいくらか体力は回復してきた。景色はほとんど見えないがそれは後のお楽しみでいい。ちなみに杖立峠で苺平まで2時間半との案内があるが、実際そんなにかかることはない。(見たときは心が折れかけた)
杖立峠から苺平まで二ヶ所チェックポイントがありどちらが火事場跡だかは分からなかったがタイムは最初のもので記録している。どちらも広々としていて休むのに最適である。
二つ目のチェックポイントを抜けてしばらくすると登山道は一変して雪道となった。ある程度踏み固められているので危険はないがアイゼンを付けていない自分は何度か滑ることもあった。1メートルぐらい踏み抜くところもあるので狭い平均台を渡るように登山道からはみ出さないように注意が必要だ。すれ違いで横によけてくださった方が雪にはまる姿を何度見たことだろう(申し訳ない)
苺平からはずっと下りでものすごく損した気分になる。鞍部にある南御室小屋はテントがたくさん設営されていた。雪かきもされているし水場もあるので人気があるようだった。帰りにはお酒や料理で盛り上がっている団体さんが多く、その中で一人ハーハーゼーゼー言ってる自分に悲しくなった。
そこからは急峻な雪道で辛い辛い登りが続く。途中ですれ違ったお兄さんに稜線が近いことを教えてもらったことが唯一の支えだった。
稜線に出た時の感動は筆舌に尽くしがたいものがある。今まで自分が見た景色の中でも一二を争うものだった。写真だとどうしても平たい絵のようになってしまうが、立体感があってその迫力を実際に体験すると涙が出そうなくらい心が打たれる。冬山の素人な自分でもこれだけ雪を被った北岳を拝めるのはこの季節ならでは。夜叉神峠で見たものとは別人(別山)のように近く感じるしスケールの大きさに圧倒されるし、鮮やかな色合いにもまた自然の偉大さを感じる。仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳これから目指す薬師岳、観音岳も顔を出し、遠くには中央アルプス、八ヶ岳、振り返れば富士山。名だたる山々が一望できて、頑張って登ってきた甲斐があると言うものである。
砂払岳は薬師岳側から見ると岩だらけだが裏側から見ると花崗岩の白砂が眩しい。
稜線を境に北側が雪、南側は白砂と岩壁とハイマツで南国と雪国が同居してるような不思議な山容だった。
薬師岳から観音岳の稜線歩きは言うまでもなく最の高である。
ほぼ無風で気温も高めで、これ以上ない山旅となりました。
帰りはまぁ省略で(笑)
たぶんアンカーだったと思う。
日没ギリギリ。
よほどの健脚でない限り日帰りで行くコースではないですね。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火事場跡以降〜稜線まで積雪あり 踏み固められているが、少しでもコースを外れるとズボっといく アイゼンがあった方が良いが無くても行けることは行ける |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:875人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する