鯖街道、山よりキツイ(皆子山-鞍馬)
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- GPS
- 05:53
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 965m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鞍馬-(叡電鞍馬線)-出町柳-行きの折り返し |
コース状況/ 危険箇所等 |
皆子山の西尾根は道がわかりにくいので注意が必要 |
写真
感想
最近、ゆるい所にしか行ってないですし、ポールを最後に使ったのも1ヶ月前になったので、日帰りながら「山だねえ」と言ってもらえそうな所に行ってきました。
京都府最高峰の皆子山は、一度行かないとと思いながら今になってしまっており、そもそも北山すら一周トレイル以外では歩いていません。この連休に皆子山と 、レポを調べてみたら、多くの方は平からピストンなさっているか、登りは東尾根、下りは寺谷に回っておられ、寺谷を通った方は総じて苦しんでおられるように思いました。好んで「ドボン」する気にはまだなれなかったため、寺谷はまず候補から外しました。その後どうしようか、ナッチョから金毘羅山も考えたのですが、あまり縦走の参考になるレポートがなかったため、以下のレポートをそのまま下敷きにして鞍馬まで行くことにしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1146435.html
出町柳駅は長蛇の列で、バスは1台増発されました。平では10人あまり降りましたが、皆さん権現山の方に行くようでした。東尾根は最初の間急登ですが、その後は比較的なだらかになり、気持ちよく登れます。また、道もわかりやすいですね。機嫌良く登って1時間20分くらいで山頂到達。
さて、ここから西尾根を降りるのですが、しばらくなだらかな陥凹部に広葉樹の疎林が見られ、ここは噂通りの「一度は行っとけ」スポットでした。しかし、同じく噂通りの道がわかりにくい山でもありました。で、今頃白状するのですと、今日はモバイルバッテリはふたつ持ってきたのに、ケーブルを忘れてしまったのです。しかも、紙地図も忘れてしまいました。AppleWatchで地図が見られるからいいのですが、なるべくお手本ルートに忠実に、と心がけました。GPSとテープを確認しながら行くと大丈夫ですが、思い込みで行ってしまうと支尾根に迷い込みやすい山だと思いました。
下山後、しばらく舗装道路を歩くのですが、「鯖街道」の標識が出てからは無舗装道路になります。ただ、土の道ならよかったねにならないのが今日の問題。この後、ザレ道に加えて道の中央が川になっていて、歩きにくいだらだら登りと化します。この部分が少しずつ歩く気力を奪っていくように感じました。昔の人はよくこんな所を思い鯖を背負って往復したなと思いますし、かつて「クイズ 紳助くん」でなにわ突撃隊の故竹内ゆうじさんが泣きながら歩いていたのも、「そりゃ泣きたくなるわ」と納得しました。
一方で、歩いている最中に気付いた別のことがあり、「ひょっとして、今日は妻を食事に連れて行かなければいけないのではないか」ということ。結局行かないことに落ち着くのですが、行くとなれば早めに帰宅しなければならず、あまりのんびりもしていられません。しかも、参考ルートのレポートでは、「山と高原地図比でとても速い」に関わらず、ゴール時間が18時です。そんなことをいろいろ考えて、花脊峠に13時に到着できなければ、鞍馬山を諦めて自動車路を鞍馬に向かうことにしようと決めました。そうしたところ、花脊峠に着いたのが1305。むちゃ悩むやんと思いながら、旧花脊峠への道を覗くと、かなり急登・・・というわけで、ここで緊張の糸は切れ、ギブアップすることになりました。
ところがここからが本当の試練の始まりで、赤坂山で感じたのと同様、「もうおしまい」と思ってからの長い舗装路下りは本当にきつい。テンションを保てていないことが原因か、本当に疲れているのか、昨日のナイトハイクで睡眠時間が足りていないのか、本当なら大したことがない道なのに、1kmも歩かない間に複数回の休息を取ったり、散々でした。これ、予定通りに鞍馬山に回ったらそれこそ地獄が待っていたのか、意外になんとかこなせていたのか、どっちだったんでしょうね。
その後鞍馬駅からは叡電車内で何度も眠りに落ちました。うーん、お恥ずかしい次第。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1815395
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