鯖街道針畑越え。
- GPS
- 20:52
- 距離
- 78.1km
- 登り
- 2,071m
- 下り
- 2,015m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 10:12
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
これと言って危険箇所はない。 滝谷山周辺はゴツゴツの林道で歩きにくい。モトクロスバイクが何台か走っていました。 水場。 おにゅう峠までに鵜の瀬。ほかに道路脇に水が出てる箇所もあったがその水が飲めるかは不明。 オグロ坂峠から八丁平に僅かに下がった場所。 基本沢沿いを歩く事は沢山あるので、浄水器があればなんとでもなると思います。それを飲める水と思うかどうかは個人差かと。 自販機はおにゅう峠迄の最終自販機は若狭森林組合があった場所。 おにゅう峠以降は久田に着くまでなかったと思う。 久田以降鞍馬迄自販機確認できず。 この時点では、山帰来ではペットボトル購入はできました。 鞍馬迄来れば補給の問題はクリアできる。 トイレは鵜の瀬にあるようでしたが、確認できず。 山帰来。 上根来百里ヶ岳登山口のゲストハウス隣接の観光トイレ。 経が岳登山口にあるらしいが、これも確認していない。 オグロ坂峠林道手前の観光トイレ。 二ノ瀬管理舎のトイレ。 |
その他周辺情報 | 久田オートキャンプ場利用。 ビール、カップ麺、おやつは購入可。値段もコンビニ価格程度で、キャンプ場としてはかなり良心的だと思います。 (2024.11月時点) |
写真
感想
私は山も大好きですが、負けないくらい歴史好きでもあります。
なので古道歩きなんかも好きで、自転車や歩きも含めてたまにしたりします。
そんな中、鯖街道はずっと温めていた案件。
今回、沢と山スキー迄の間の自分的里山トレ期間のこの時期、遂に結構する事にしましたよ。
始発の電車が早くて小浜着が早朝5時とかだとありがたいのですが、そんなわけもなく…
なのでやっぱり車で小浜に。
嶺南にお住まいのD姐さんに車だけ停めさせてもら事ってできますか?とお願いしてみると…
「翌日京都家族と遊びに行くし、回送で朽木迄持って行ってあげるわ」
と、当日の駐車のみならず回送までしてくれると言うお言葉。
神ですか⁉︎m(__)m
これで後顧の憂いは完全に消失した。
あとは計画通り歩くだけだす。
早朝にD姐さん宅に車を駐車させていただき、なんとそこから小浜の起点迄送っていただくという。
本当に感謝感激でございますm(__)m
D姐さんに見送って貰い、いざ出町柳!!
メンバーはBT師匠と相方と私。
ルートはヤマレコで歩いている方達のログを取らせていただきます。
BT師匠はちゃんと図書館で予習をし、紙地図に詳細を記入し持参。
6枚?それ以上だったかな。
ここでもGPSを使いません。脱帽です!
ヘッデン歩きの中、若狭一ノ宮でもある若狭姫神社と若狭彦神社にも立ち寄り、旅の無事を祈願。
若狭彦神社を出発する頃に明るくなります。
お水送りで有名な鵜の瀬。
前日の大雨で川は濁流コーヒー色でした💦
しかしこの日は快晴!
風は少々冷たいものの、順調にロードを歩き途中よりトレイル。そし本日最高点でもある針畑峠に。
こまめに鯖街道の案内板や当時を思い起こす史跡もあったりしてテンションも高く足取り軽やかにここまできました。
予想より早く針畑峠に到達できた事で、この日の行程に目処がつき気持ち的に楽になりました。
あとはグングンと標高を下げるだけ。
雲海で有名なおにゅう峠の撮影スポットをとおり、滋賀県側に突入。
最初の補給ポイントの山帰来。
トイレ休憩とペットボトルの補充完了。
あとはひたすら本日のテン泊池の久田オートキャンプ場に向けて歩きます。
最初の方こそ景色に癒されながら歩いていく事ができましたが、段々とその変わり映えの無い風景に飽きも出てきつつ、これと言って当時を思い起こす史跡も見つからず、鯖街道のさの字もない。
ただただ足を前に動かすだけの苦行。
必然的ペースも上がるも、慣れないアスファルト歩きで足裏に疲労が溜まってきた相方のペースも落ちる。
ところどころで待つ事もあるものの、何とかくらいついて来てくれました。
14時半頃にはキャンプ場到着しました。
寝床は軽量化のためテントでなくツエルトです。
キャンプ場では良心的な価格でビールを購入する事ができ、3本も呑んでしまった笑
持参したネイチャーストーブの炎🔥が疲れを癒してくれましたよ。
二日目は標高800オーバー迄2回上らないといけない。
しかし、そもそも標高350程のテンバからスタートなので、海抜0メートルに近い小浜から針畑越えをして来た事を踏まえると、実は楽なのでは無いかと密かに思っていた。
オグロ坂は家康も金ヶ崎での退却時に通ったとBT師匠に教えて貰い、歴史好きな私のテンションは爆上げ。
急登のオグロ坂も難なくこなし八丁平。
上高地!!
と言えばいいすぎだけど、素敵な風景にほっこりする。
その後一旦標高を下げます。再び登り返し迄の集落道路を進むと前方の山肌3メートル程の高さでスズメバチが7、8匹巣の周りをブンブン荒ぶっている
…
全員身を目一杯低くしてクリア。
これは今回唯一の核心ポイントでしたよ💦
いよいよラスト上りの滝谷山へ。
滝谷山のピークはとりません。目的は鯖街道を歩く事。
なのでピーク下50メートル程のあたり迄がラストの上り最高点です。
滝谷山の登山道はと言えば…これが石ゴツゴツの林道で全く面白くなく精神を削られていきます。
無心に歩いて花背峠に。
ここからはロードで出町柳まで。
鞍馬でガッツリ休憩し、ここからは自販機もコンビニも道中出て来ますし、補給の心配もない。
全員がもう無心無言で歩きました。
Δデルタが見えて来た時はやっと終わった…
ただそれだけ。
橋の袂の出町柳口の碑を見て、あとは枡形商店街の鯖モニュメントの確認。
プレート前で記念撮影。
長い戦いが終わった瞬間でした。
本来ならここから電車で小浜に向かうのですが、D姐さんが出町柳の地下Pにすでに車を回してくれてありました。帰路がめっちゃ時短です!
本当に感謝ですm(__)m
帰りの車中も盛り上がりましたよ♪
二日にわたる鯖街道針畑越え。
思った以上ロードの区間も長く、また滝谷山周辺も登山道というかふつーに林道歩きだったし、体力的な事よりもむしろメンタルにくるものがありましたが、達成感はこの上ないです。
まあ二度目は無いけど笑
ロード歩きが苦手な相方もへこたれず最後迄頑張り通しました。
足元はワーク○ンのシューズ、ザックも私や相方と違い、重く堅牢なライペンの一本締めに酒も担いだBT師匠は流石に疲れたらしい笑
私は実はまあまあ余裕がありました。
ここのところの里山トレの成果もあったかな。山スキーに向け良き体力作りになりましたよ。
仲間に感謝!
今回も良き思い出となる素晴らしい旅になりました🎵
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