燕岳・大天井岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,189m
- 下り
- 2,187m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
10月1日
穂高駅前10:55発の定期バスで中房温泉に向かう。
途中、一面ピンク色の畑のそばを走る。
可愛らしいその花は「韃靼そば」と運転手さんに教えてもらう。
11:50中房温泉に到着。
登山届を提出し出発。
ここは晴れているが、上の方はガスがかかっている。
だんだん濃くなってくる。
雨が降っているのか、葉っぱに溜まった水滴が落ちてくるだけなのか。
そんな中をしばらく登っていくと、上から下ってくる人が、
「上は晴れているよ! 素晴らしいよ!」と教えてくれる。
合戦小屋に着くとその言葉通り。晴れ。
あれ〜? ナナカマドは赤い実だけ? 紅葉は終わってしまったの?
合戦小屋を過ぎると、左手に大天井岳が濃いガスの上に見えてきた。
合戦尾根の辺りまで紅葉はチラホラ。それなりに美しい。
お菓子の家のような燕山荘も見え、15:40小屋に到着。
着いたその先には、槍をはじめ山の稜線がくっきりとして
素晴らしい光景が広がっている。
来年絶対行きたい双六や三俣蓮華。
7月に行った立山〜浄土山〜竜王〜鬼岳。
白馬、鹿島槍。この時間に富士山も見え感激する。
しばらくすると西の空がオレンジ色に染まり、それはそれは美しい。
太陽柱が見られ、沈んだ後色が変わっていく。
山の上の方に雲がある時の夕焼けは、特に美しい色になるらしい。
寒さに震えながら、しばし眺めていた。
10月2日
晴れ。昨日に続き山々が美しい。
風がかなり強い。風速15メートル。
稜線歩きにこの風は辛い。が槍をずっと見ながら進むのは気持ちが弾む。
しかし寒〜い。
風と戦いながら半分ほど行った所で、大天井方面からこの日初めて
擦れ違う人に出会う。
昨晩は大天荘でテントを張ったが、飛ばされそうで眠れなかった、
恐かった〜、寒かった〜。と言っていた。さぞかし。
大天荘の最後の登りの斜面、相当風がきつかった。
8:35大天荘に到着。
しばらくすると、赤沼オーナーに遭遇。あれれ?
さっきまで燕山荘にいたのに。
市長さんの視察でへりで来たようだ。
へりが飛び立つのを見送り手を振る。
その後大天井岳山頂に向かう。
風が恐いほど強く、長居せず早々に下りる。
10:00燕山荘に向け出発。
槍・穂高はすっかり雲に覆われてしまった。
雪が降っているのだるう。
10時の法則恐るべし!!
稜線の左側は吹き上げてくる風が強く寒いが、右側は下界の街に陽が当たり
暖かい感じ。
チラホラと白いものが風にのって来る。
途中、大天井岳に向かう単独行の若い女性と擦れ違う。
大天荘でテントを張ると言う。
無事だったかしら。
いざとなったら逃げ込めるけれどね。
12:00燕山荘着
今回の目的のひとつがケーキフェア。
8種類のケーキバイキングに飲み物1杯がついて1400円。
相当お腹が減った。まず食べよう。
3個食べたところでスピードダウン。
辛いものが食べたい。
カレーうどんを注文。相当うまい!!
その後再びケーキを食べる。
カレーうどんの汁をすすりながらの変てこな食べ合わせになったが、
ケーキ4個を食べた。
カレーうどんもケーキも美味しかった〜。
同行のひとりはケーキ8個にカレーライス。
もうひとりはケーキ6個に豚汁。
因みに最高数を聞いたところ、10個だとか。
あとひと息だったね。
どれもこれも美味でした。
燕岳はいつ来ても美しい山容だ。
花崗岩の白とハイマツの緑色のコントラストが美しい。
山頂から戻る途中、有明側からガスが上がって来る。
西には太陽。ブロッケンの出現だ。
ハイマツのところには雷鳥が2羽、日向ぼっこをしているみたい。
10月3日
昨夜は相当冷え込み、雪がチラチラ舞ったようだ。
朝、ハイマツ、ナナカマドの赤い実、ハハコグサなど辺り一面霧氷が見られ
美しい。
初めての連泊はのんびりできてなかなかよかった。
こんな贅沢な山行もたまにはいいよね。
下山後は、中房温泉露天風呂につかる。
木々の紅葉、天高い秋の青い空に秋の白い雲。
洗い場も外だから風が吹くとヒャア〜さむ〜い。
でも最高のお湯でした!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する