トチノキの巨木とワサビ田連なる新緑の奈良倉山
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- GPS
- 05:00
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 702m
- 下り
- 852m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾07:47(JR中央本線) 上野原08:08 上野原駅BS08:32(富士急山梨バス) 鶴峠BS09:39 <復路> 小菅の湯BS16:32(富士急山梨バス) 上野原駅BS17:54 上野原17:59(JR中央本線) 高尾18:17 |
写真
感想
大月市の秀麗富嶽十二景に選定されている奈良倉山。
その名前は知っていたものの、その秀麗富嶽十二景の中では一番富士山から遠そうで今まであまり興味はなかった。
が、雑誌PEAKSの今年の1月の特集に出ていて意外とよさそうだなと思い行ってみることにした。
山頂の展望も富士山方向がちょっと開けているくらいらしいのだが、この季節なら新緑の中歩けるので気持ちがいいだろう。
今日のメンバーには登山初心者の友人もいるので歩行時間もちょうどいい。
先週も利用した上野原駅からバスに乗る。
奈良倉山の登山口となる鶴峠を通る松姫峠行のバスは8:14発と8:32発があるので8:08着の電車で行ったのだが、南口ロータリーのバス停に行くと、8:14発のバスは臨時便も出ていて既に3台目とのこと。
その3台目にも座れそうになく、やはり1時間程バスに乗るので座りたいねということになり、次の8:32発のバスを待つことにした。
8:32発のバスは1台で並んでいた全員座り切れるほどだったので8:14発のバスにはどうやら団体さんが乗っていたようだ。
その団体さんがどこに登ろうとしていたのか気になったのだが、途中の要害山の登り口あたりで同じバスに乗っていた人がかなり降りて行った。
そしてその人たちを待っていたのか外に人が大勢いたのが見えたので、どうやら要害山へ登る団体さんが多かったようだ。
鶴峠でもそこそこの人が降り、ほとんどが同じ奈良倉山へ向かうようだったが反対側の三頭山に登っていく人たちもいた。
バス停から少し下ったところにはバイオトイレもあり、思ったよりも整備された登山口だった。
鶴峠から奈良倉山へはほとんど人工林はなく自然林の新緑がきもちいい。
人工林も多少はあったがほとんどがカラマツで、スギとは違って落葉樹なのでその若葉もきれいだ。
ブナはほとんどないがミズナラなどのブナ科の木々が多くきもちよく高度を稼いでいくと、思ったよりあっけなく奈良倉山の山頂にたどり着いた。
山頂部は聞いていたとおり展望が開けない。
山頂部あたりはスギなどの常緑の人工林が多いようだ。
山頂部から少し下ったところに「天望台」があり、富士山方面の植林が伐採されている。
富士山は少し遠い感じがするが、三ッ峠山の向こうに形の良い富士山が見えていた。
一緒に行った友人たちが喜んでくれるので、ここを選んだ自分も嬉しくなる。
昼食にはちょっと早かったが展望の良いところで食べた方が気持ちがいいので、ここで昼食にすることにした。
先週は夏日だったが今日は先週ほど気温は上がらず、木陰で風に吹かれているとちょっと寒いくらいだ。
友人たちがいつものとおり色々持ってきてくれたので楽しく食べていると1時間以上長居していた。
松姫峠を経て大マテイ山へ向かう尾根はほとんどが自然林の気持ちの良い道だ。
少し人工林もあったが、それもカラマツなので新緑が美しい。
途中の鶴寝山では思いがけずまた富士山が見え、この山頂は周囲も自然林でとても気持ちがいいので再びゆっくりとすることにした。
友人Trからヨガのポーズなどを教えてもらったりしてみんなで体を伸ばす。
こういう自然の中でやると余計に体が伸び伸びとする気がして気持ちがいい。
最初の計画では大マテイ山まで行ってから下ろうかと思っていたのだが、時間が押してきたので大マテイ山手前からトチノキの巨樹のあるコースで下ることにした。
このコースは沢沿いに下っていき、ワサビ田がずっと続いていた。
小菅の湯に到着すると道の駅やアスレチックもある巨大施設で急に街なかに戻ってきたかのようだった。
小菅村には大学生の時生態学の実習で来たことがあったが、このような施設は全然記憶になく、18年前にはこの施設はまだなかったのかもしれない。
小菅の湯はアルカリ性で期待以上につるつるするいい温泉だった。
小菅の湯からは奥多摩駅行と上野原駅行のバスが出ているが、上野原駅行のバスの方が出発が早いのでそちらにすることにした。
上野原駅までまた1時間以上のバスの旅になるが、友人たちとバスの中でゆっくりと会話を楽しめるので、山帰りのバスの中の時間も好きだ。
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