甲武信ヶ岳【みとみ道の駅-木賊山-甲武信ヶ岳-みとみ道の駅】
- GPS
- 09:57
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,668m
- 下り
- 1,662m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3月から4月にかけての花粉シーズンに山に行けなかったのを取り戻すため、精力的に山行を計画しているなか、ゴールデンウィークの前半に、ガッチシ登れる山として、甲武信ヶ岳を計画しました。
過去に、信州側の毛木平から千曲川源流を経由して登頂したことがあったので、今回は、甲州側の西沢渓谷から登ることにしました。
当初は、甲武信ヶ岳登頂後、雁坂峠経由で下山予定でしたが、思いのほか時間がかかったため、往復ともに戸渡尾根を使いました。
予定通り、みとみ道の駅に車を停めて、車道及び林道を歩き、徳ちゃん新道の登山口まで歩きます。
徳ちゃん新道に入ると、根っこが多い登山道を、戸渡尾根を忠実に登っていきます。
尾根道なのでどんどん高度を上げて、近丸新道との合流する1,869地点に到着しました。
そこからは、急坂もあり、道も石が多くなり、標高の高い山らしい登山道になりました。
左手前方の樹間に木賊山の大きな山体を見ながら、急坂をエッコらエッコら登っていきました。
山頂に近づいたところで、登山道に泥が混じった雪が現れ始め、稜線の合流点では、完全に登山道には残雪がたくさんある状態でした。
合流からなだらかに登り詰めると、眺望がまったくない木賊山の頂上に到着しました。
木賊山の頂上でしばらく休憩したあと、甲武信小屋に向けて、雪のついた登山道を慎重に下って、甲武信ヶ岳に登り返しました。
甲武信ヶ岳の頂上からは、富士山、南アルプス、奥秩父、中央アルプス、八ヶ岳、北アルプスが一望できました。
前に登った時は、完全にガスの中だったので、眺望がまったく楽しめませんでしたが、今回は、とても恵まれました。
特に、国師ヶ岳から金峰山までの奥秩父の最西の峰々は、初めて見る角度からだったので、とても感動しました。
甲武信ヶ岳からの眺望を楽しみながら昼食をとり、帰路につきました。
下山は、甲武信小屋から巻き道で木賊山をパスし、稜線に戻って、20〜30m登り返して、戸渡尾根を下りました。
1,869地点で、今度は近丸新道に入り、急こう配の痩せた尾根を下りました。
沢まで降りたところ、沢には橋がなく、心もとない鉄の板がありましたが、手で触ってみても、明らかに不安定な状態でした。ただ、その鉄の板の部分には、渡渉地点を表す看板が。
仕方なく、沢の中の石を頼りに、手と足を使って、なんとか渡りました。後で振り返ってみると、ちょっと上流側の砂防ダムの直下くらいが最も渡りやすかったかもしれません。
沢を渡った後は、斜面の中腹の森林軌道が残る道をトラバース気味に下っていきます。ところどころ崩壊していて、慎重に歩かなければいけない箇所がいくつもありました。
疲労もあり、精神的に疲れてきたころに、林道に到着し、みとみ道の駅に戻りました。
スタート地点の道の駅の標高が1,113mで、標高2,475mの甲武信ヶ岳まで、標高差1,300mを尾根伝いにほぼ直登するというハードなルートでしたので、思った以上に疲れた山行でしたが、甲武信ヶ岳からの素晴らしい眺望は大満足でした。
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