【晩秋の群馬・西上州の山歩き】 西・東御荷鉾山〜赤久縄山〜白髪岩

2011年10月26日(水) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,180m
• 下り: 1,150m

コースタイム

◎ 投げ石峠(県道71号)(8:20) → 東御荷鉾山(9:00=9:10) → 投げ石峠(9:40)
　 投げ石峠(9:40) → 西御荷鉾山(10:13=10:33) → 投げ石峠(10:57)
　　　　　　　　-- 御荷鉾スーパー林道へ車を移動 --
◎ 鉄塔付近登山口(12:00) → 赤久縄山(12:25=なめこ汁&おにぎり=13:03) → 登山口(13:20)
　　　　　　　　-- 御荷鉾スーパー林道を西進 --
◎ 杖植峠(14:13) --- これ以上の西進不可?　スーパー林道を戻って ---
◎ 白髪岩登山口(14:22) → 白髪岩(14:52) → 登山口(15:48)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　群馬県の国道462号線を行くのですが、いたるところで道路の拡幅&災害復旧工事のため、信号機による「片側交互通行」があります。早めの減速等注意して走行して下さい。
　神流町役場を右に見てから少し行った右側の八幡神社を右折、県道46号線に入ります。あとは、このまま登りきります。
　塩沢峠が丁字交差点になっていますので、右が県道71号の御荷鉾山方面、左が県道46号線の赤久縄山方面です。
1km先で「御荷鉾スーパー林道」へ左折です。
　入り口には「通行止め」との看板がありますが、「みかぼ森林公園」(=赤久縄山)までは問題なく行けます。
　その先の「白髪岩入り口」までは、砂利道ですが路面状態はいいです。
　またその先の「杖植峠」以西が、先日の15号台風の影響で路面状態が悪そうです。　
　

コース状況／危険箇所等

◎ 東御荷鉾山は、杉造林の中のやや暗い登山道です。登山道はしっかりしていますが、山頂でも展望がききません。
　反対に西御荷鉾山は登山道が明るく、山頂での展望も良好です。奥秩父方面がはっきりと見え、南面が大きく開けた
素晴らしい山頂です。
◎ 赤久縄山はスーパー林道のお陰で、片道30分もかからない行程です。
　 一等三角点のある山頂は、木で展望があまり良好ではありません。御荷鉾山や奥秩父方面が垣間見えます。
◎ 杖植峠は、スーパー林道の少し上にかっての「杖植峠」がひっそりとあります。(コース表示無し)
◎ 白髪岩は入り口ははっきりとしており、低い熊笹の中の道もはっきりとしていますが、進むほどはっきりしない
ところがあります。
　マーキングが頻繁にあるにも関わらず、1499m峰を過ぎてから2回ある「迂回ルート」のうち、
直下の「迂回ルート」はややわかりづらいです。
　往路は何とか適当にいきますが、復路では迷うおそれがあります。(谷側に行きがちなので)
　往路でよく確かめておくことをして下さい。

写真

10/27 8:46

投げ石峠の東御荷鉾山登山口

10/26 20:46

東御荷鉾山頂

10/26 20:50

西御荷鉾山への明るい登り

10/26 9:55

西御荷鉾山への木段の明るい登り

10/26 20:47

西御荷鉾山頂の小仏

10/27 8:57

The紅葉

10/26 12:10

赤久縄山への明るい登り

10/26 20:47

赤久縄山への明るい登り

10/27 9:10

赤久縄山頂

10/26 20:47

赤久縄山一等三角点

10/26 13:09

御荷鉾スーパー林道での紅葉

10/26 20:48

御荷鉾スーパー林道での紅葉

10/26 14:05

御荷鉾スーパー林道での紅葉

10/26 20:49

白髪岩登山口の道標

10/27 9:14

白髪岩の「原三角測點」。今でいう一等三角点。

10/26 20:49

県道46号線からの「御荷鉾スーパー林道」入り口。

撮影機器：

N905i DoCoMo

感想

fuya0123

　晩秋と言うより、初冬かと思うほどの北風。紅葉はすっかり終わったかと思ったが、まだまだ
日だまりや南面には残っています。
　しかし、「木枯らし1号」がこの日東京に吹いたということで、北の山は、これから急速に冬に向かうようです。

　「塩沢峠」から県道46号線で西へ行き、約1km先の「御荷鉾スーパー林道」に左折する際、入り口に
「車両全面通行止」のマークが大きく出ていたため、うっかりそのまま 直進してしまいました。
　かなり下ってから大きく戻ることになってしまい、ロスしてしまった。

　「杖植峠」は、スーパー林道上は何もなく、カーナビでそれとわかるが、何気なく笹をかき分けて登った先が、
かっての「峠」(写真)でした。
　一旦林道ができると、行政がそうした表示を怠るので、こうした「峠道」は使われなくなり、”獣道化”して
忘れ去られるのです。
　でも、これでも群馬県は良く道標表示をしている方で、埼玉県は、林道を造ると、登山道や「峠道」を勝手に寸断し、
適切な登り口を造らなかったり、表示をしていないところが多く見受けられます。
　「峠」はかっての”交易路”。その地方々の文化・歴史を大切にして欲しいと思います。

　最後に、白髪岩。山頂には、内務省地理局(明治十五年)によるかっての「”一等三角点”(原三角測點)」があります。
最近発見されたそうで、これも歴史的・文化的価値が高いということで、必見の価値があると思います。
　この「白髪岩」に行くルートですが、復路の「迂回ルート」でルートを見失って迷ってしまいました。
　気が付くと踏み跡が無くなり、頻繁にあったマーキングが見つかりません。
　適当に登りましたがわからず、こういうときは"元に戻れ"で、低い笹藪をかき分け
やっと元に戻ることができました。