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記録ID: 144650
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ハイキング
奥多摩・高尾

鹿倉山・大寺山

2007年04月29日(日) [日帰り]
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GPS
03:29
距離
9.4km
登り
818m
下り
908m

コースタイム

役場前バス停 10:25
大丹波峠   11:15
鹿倉山    12:05-12:15
大寺山    12:55-13:25
陣屋バス停  13:55
天候 ほぼ快晴で登山日和でした。
過去天気図(気象庁) 2007年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
奥多摩駅 09:25-(西東京バス)-10:25 役場前バス停
(帰り)
陣屋バス停 14:19-(西東京バス)-14:53 奥多摩駅
コース状況/
危険箇所等
全区間、ほとんど問題なく歩ける道です。
大寺山から奥多摩湖畔へ下る道は、下り口付近が不明瞭だったり、やや急な下りで足元注意の箇所があったりしますが、特に手を添えたりせずに、足だけで下れる程度のものでした。

※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。
※GPS導入前なので、ルートは推測です。

感想

奥多摩駅から乗った丹波行きのバスは、出発時は満員に近かったのですが、鴨沢やお祭でかなりの乗客を降ろした後は車内もガラ〜ンとなって、役場前で降りたのは私ひとりだけでした。

バス停から少し戻って交差点を曲がり、丹波川を渡った後は、しばらく舗装道路歩きとなります。
左折方向を鹿倉山と示している標識が立つ三叉路を、敢えて2箇所立て続けに直進して、少なくとも水平距離の上では最短距離に見えた越ダワ経由のルートを進みます。
ところが、直線的に進むため確かに距離は短いのですが、越ダワまでの間にひと汗かかされる程の登りがあったので、手前で左折しておいたほうが余計なアップダウンがなくて楽だったのかもしれません。

越ダワから山道に入って下って行くと、やがて眼下に川の流れとそれを渡る橋が見えてきます。
それがマリコ川とマリコ橋で、マリコ橋を渡って工事現場の脇を抜けたところから、ようやく登山道が始まりました。

登山道は小さな沢を右手に見ながら登っていきます。新緑が目にまぶしく、清々しい沢の水音と相まって気持ち良く歩ける区間です。
沢を離れて植林の中に入ると、やや勾配が増していき、若木の育成林の中を大きなジグザグで登るようになると、ほどなく大丹波峠に出ました。
小菅側からの道はここまで車でも入れるらしく、車が2台ほど停められていました。

大丹波峠を左に折れて、さらに植林の中を登ります。傾斜がさほど急になることもないうちに稜線に出ると、そこからはアップダウンの少ない稜線歩き。
左右の樹木のために展望はあまり楽しめず、淡々と歩いていると、あっけなく鹿倉山の頂上に到着しました。頂上直前が急坂だとしている案内書も見ていましたが、そう感じる箇所はなかったようです。
GWのお昼時にもかかわらず、そこにはご夫婦と思われる2人組の姿があるだけで、期待通りの静かな山頂です。狭い山頂の限られたスペースでも、この人数であれば座る場所にも困りません。
わずかに開けた西側から、富士山や大菩薩方面を眺めながら、少し休んでいきました。

鹿倉山から大寺山へは、はじめに数回ある軽いアップダウンを抜ければ、あとはほぼ下るのみです。
ここで2人連れのハイカー2組とすれ違うと、もうあとは下山まで誰とも会わなくなりました。

コースは概ね樹林の中を進んで、展望が開ける箇所はほとんどありません。このため、大寺山に立っている大きな仏舎利塔も、直前まで全く見えないままです。
鴨沢への分岐点となる大成峠を通過して、道が登りに変わったところで、いきなり目の前に建つ仏舎利塔が見上げるような大きさで視界に飛び込んでくる、という具合でした。

その仏舎利塔、堂々とした大きさなのですが、近寄ってみると結構痛みが激しくて、白い塗装はあちこちで剥げています。
また、こんな立派な建造物がある割には休日にも関わらず訪れる人が全くなく、あたりの閑散さとのコントラストがやや不気味ですらありました。
周囲にはベンチなども全くなく、仏舎利塔の階段に腰掛けて休憩します。ここまで快調に歩いてきて、バスの時間には十分過ぎる余裕ができていたので、ここで少しゆっくりしていきました。

深山橋方向への下り口は仏舎利塔の反対側にありますが、その方向には道があるようには見えない上に標識もなく、少々不親切な感じは否めません。
でも、草に埋もれかかっている道を構わず進んで行くと、すぐに明瞭な道に変わりました。

ここから先はやや急な下りが多く、岩が露出した短いヤセ尾根なども出てきます。ただし木の根を階段代わりにして降りられたりするので、さほど歩きにくさは感じません。
急に下るだけに、グングンと高度が下がっていき、時折樹間から見える奥多摩湖がみるみるうちに近くなっていきます。
最後のほうでは道が細くなり、路面が不安定な箇所も見られるようになって、足元に注意しながらの下りとなりました。

奥多摩湖の湖岸に降りると、すぐの所にあるのが陣屋バス停です。ここは小菅発のバスしか通らないため、本数は少なくなっています。
奥多摩湖を渡ってすぐ隣にある深山橋バス停まで歩けば、本数は増えるのですが、増えた分の便はお祭や鴨沢で先に人を乗せて来るため、座ることはあまり期待できません。
でも休日の午後であれば、小菅発のバスが最も早く来てくれて、この陣屋バス停から乗れるので、とても好都合なのでした。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2007_04_06/mt2007_04_06.html#20070429

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