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Yamareco

記録ID: 1448550
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

奥多摩小屋テン泊して石尾根下山(雲取登らず)

2018年04月30日(月) ~ 2018年05月01日(火)
 - 拍手
liebe-02 その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
14:25
距離
23.6km
登り
1,369m
下り
1,501m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:12
休憩
0:15
合計
4:27
9:23
36
10:05
97
11:42
50
12:32
12:35
20
13:08
13:20
30
13:50
宿泊地:奥多摩小屋
2日目
山行
7:10
休憩
1:50
合計
9:00
4:15
35
宿泊地:奥多摩小屋
4:50
6:05
60
七ツ石山:朝食
7:05
1
7:06
66
8:12
8:42
4
9:11
1
9:38
10
10:08
67
11:15
11:19
80
12:43
32
13:15
ゴール地点:奥多摩駅
天候 初日:晴れのち曇り、二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:奥多摩駅からバスで鴨沢まで(増発あり)
帰り:石尾根経由で奥多摩駅まで歩き
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、鴨沢のバス待合所にあり。(階段登ったとこではない)
その他周辺情報 お風呂はいつもの河辺温泉梅の湯でお風呂&お疲れ会
前日はテンション上がり気味で朝から準備開始
2018年04月29日 07:30撮影 by  iPhone 6, Apple
4/29 7:30
前日はテンション上がり気味で朝から準備開始
久しぶりのテントも二日前に使った靴も干して準備万端
2018年04月29日 13:26撮影 by  iPhone 6, Apple
4/29 13:26
久しぶりのテントも二日前に使った靴も干して準備万端
さて、暑くなり始めた鴨沢からスタート。奥多摩湖を見下ろせるところで振り返り。
2018年04月30日 09:31撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 9:31
さて、暑くなり始めた鴨沢からスタート。奥多摩湖を見下ろせるところで振り返り。
久々のテン泊重量ザックに慣れるここまでがキツかった
2018年04月30日 09:58撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 9:58
久々のテン泊重量ザックに慣れるここまでがキツかった
緑の中の淡い紫が綺麗です
2018年04月30日 10:01撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 10:01
緑の中の淡い紫が綺麗です
歓迎ムードのここから本格登山道スタート
2018年04月30日 10:04撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 10:04
歓迎ムードのここから本格登山道スタート
ブナ坂までが長かった。。。
2018年04月30日 13:10撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 13:10
ブナ坂までが長かった。。。
明日はこの道をゆきます。
2018年04月30日 13:10撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 13:10
明日はこの道をゆきます。
今日はこちら
2018年04月30日 13:10撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 13:10
今日はこちら
曇り空でも富士山は見えます。
2018年04月30日 13:26撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 13:26
曇り空でも富士山は見えます。
奥多摩小屋到着
2018年04月30日 14:51撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 14:51
奥多摩小屋到着
ヘリポートの近くに居を構えました
2018年04月30日 14:51撮影 by  iPhone 6, Apple
1
4/30 14:51
ヘリポートの近くに居を構えました
夕食までのつなぎでチーズフォンデュ
2018年04月30日 15:10撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 15:10
夕食までのつなぎでチーズフォンデュ
山で飲む挽きたてコーヒーがこれまた美味いのです
2018年04月30日 15:58撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 15:58
山で飲む挽きたてコーヒーがこれまた美味いのです
ヘリポートからドローン離陸!
2018年04月30日 16:14撮影 by  iPhone 6, Apple
1
4/30 16:14
ヘリポートからドローン離陸!
キムチうどん温玉のせ
2018年04月30日 16:46撮影 by  iPhone 6, Apple
1
4/30 16:46
キムチうどん温玉のせ
2018年04月30日 16:58撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 16:58
奇跡的にうまく炊けたご飯
2018年04月30日 17:09撮影 by  iPhone 6, Apple
1
4/30 17:09
奇跡的にうまく炊けたご飯
山の定番カレーライスで
2018年04月30日 17:13撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 17:13
山の定番カレーライスで
早朝の写真。昨日4/30の夜は満月でした。
2018年05月01日 04:23撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 4:23
早朝の写真。昨日4/30の夜は満月でした。
鹿の群れとご対面。ブナ坂分岐まで結構な数の鹿を見ました。
2018年05月01日 04:31撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 4:31
鹿の群れとご対面。ブナ坂分岐まで結構な数の鹿を見ました。
日の出は少し過ぎたけど
2018年05月01日 04:56撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 4:56
日の出は少し過ぎたけど
モルゲンロートで朝食を
2018年05月01日 05:11撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 5:11
モルゲンロートで朝食を
待ち時間のドローン
2018年05月01日 06:26撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/1 6:26
待ち時間のドローン
2018年05月01日 06:59撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 6:59
鷹ノ巣避難小屋
2018年05月01日 08:32撮影 by  iPhone 6, Apple
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鷹ノ巣避難小屋
日陰で休めてヨカッた
2018年05月01日 08:36撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 8:36
日陰で休めてヨカッた
こちらは200m下りたところにある水場方面
2018年05月01日 08:38撮影 by  iPhone 6, Apple
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こちらは200m下りたところにある水場方面
2018年05月01日 10:13撮影 by  iPhone 6, Apple
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2018年05月01日 11:51撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 11:51
2018年05月01日 12:00撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 12:00
ヤマカガシ
2018年05月01日 12:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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ヤマカガシ
登山口までたどり着いた
2018年05月01日 12:39撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 12:39
登山口までたどり着いた
2018年05月01日 12:39撮影 by  iPhone 6, Apple
5/1 12:39
このパン焼き網は終始大活躍だったなー
このパン焼き網は終始大活躍だったなー
撮影機器:

感想

<最初で最後の奥多摩小屋>
初のテン泊体験と2019年3月で閉鎖となってしまう奥多摩小屋での最後の夜を過ごしにGWの雲取山テン泊を計画した。

★重いザックで4時間
 奥多摩駅から増発のバスに乗り込み、朝の涼しさが消えかかり、暑くなり始めた鴨沢で降りる。道路脇の駐車場で山行支度をしながら、お互いのザックの重さを確認し合う。自分のは18キロだ。これを背負って4時間登ると思うと少し気が滅入るが、テン場でのビールに思いを馳せ歩くしかない。いつものことだが歩き出すと20分くらいでこの重さにも慣れ、結構歩き続けることができるのはわかっている。駐車場、登山口を経て、登り尾根に取り付く、東側の斜面をトラバースするように登っていく。途中、水場の先で休憩。そこから堂所を経て、七ツ石山との分岐へ。七ツ石山は翌日、石尾根経由で帰るときに通るので、左の巻き道へ。「ここまでくれば、あと一息でブナ坂」と思うが、ここからブナ坂までも結構長い。

★テン場に到着
 石尾根との合流地点で小休憩し、ブナ坂を登りつめて、ヘリポートが見えてきたら、そこは奥多摩小屋テン場だ。初めてここにきた2014年のGWを思い出す。あのときはテン場の場所がとれるか不安で、1回の休憩でひたすら登ってきた。ヘリポートをながめつつ、いい場所を物色しながら、テン場の真ん中、本通りを歩く。結局少し戻って、ヘリポートそばの周りのサイトからは木々で少し影になっている場所にした。ここをキャンプ地とする。

★チーズフォンデュ
 テント設営すると、今日は疲れたということで雲取山山頂には、行かないことに。明日の朝も行かなような雰囲気である。ピークを目指さない登山、こういうのもいいねー。夕食までにはだいぶ時間があるので、それまでのつなぎで軽食としてチーズフォンデュを食べることに。ガスコンロの安定する平らな場所を探していると、あるじゃん、真っ平らな場所が身近に!と自然な流れで「カフェヘリポート」へ。アルミホイルを敷いたシェラカップにとろけるチーズと白ワインを入れて、火にかける。火加減が難しく、焦げたり溶けにくかったりで、途中で少量の水を入れたコッヘルの上にシェラカップをのせ、蒸気で温める方式にしたら、焦げ付かなくていい感じにチーズが溶けるようになった。具が色々あったので、結構なボリュームだったので、夕食を食べられるか不安になる。重い荷物背負ってきて、テント設営後のテン場でビール片手に仲間とチーズフォンデュ、最強だ。

<チーズフォンデュの具>
・バゲット(一本の半分、トーストしたらgoodだった!)
・ウインナー(シャウエッセン、未チン)
・ジャガイモ(チン済)
・ブロッコリー(チン済)
・アスパラ(チン済)
・しいたけ(チン済)
・プチトマト(生)
※チーズは一袋280gのうち50gくらい余った

★ドローン後のキムチうどんとカレーライス
 さて、チーズフォンデュタイムも終わり、明るいうちにドローンタイムだ。せっかくだからヘリポートから離陸だ。少年野球がセイフィコフィールドで野球するくらいの贅沢だ。飛び立つドローンがどことなく誇らしげだ。いつもの離れていくパターンや、360度をぐるりと撮ったり、追尾してるうちに入れ替わるとか、いろいろ遊んでいるとテン場から「やめてください」の声が。失礼しました。ドローンはまだ市民権を得ていない。
 気を取り直して、夕食タイム。食べられるかと思っていたが温泉卵入りキムチうどんをペロリと平らげた。時間を計らずにご飯を炊いていた同僚も奇跡的にうまく仕上がり2合以上はあるご飯を二人ともカレーライスで完食。ごちそうさまでした。

★ドアは開けないで欲しいのココロ
 楽しい時はいつも知らないうちに過ぎてしまう。テン場に到着してから夕食までの楽しいひとときも終わり、場所を移してワインでも飲みながら、談笑でもしようかということになった。その前にトイレ行ってくるわ。奥多摩小屋のトイレは鍵がかからないかと思い込んでいたため、ヘッデンをつけて扉から少し明かりがもれるようにドアを開けて大の姿勢をとっていた。力みながら時のくるのを待っていると、腰のあたりに風を感じた。少し間があって「あ、すいません」振り返る間がなかった。その後も風を感じるたびに振り向いてしまい、すっかりあの時を逸してしまった。あとで分かったのだが、鍵は中からもかけられるらしい。外のフックは風で扉が開かないようにだろう。考えてみればわかることだった。

★七ツ石山でのご来光ブレークファースト
 iPhoneのアラームで3時に目が覚めたが、隣のテントで物音がしないので、少しシュラフ内でうだうだして、3:20に諦めて起床。フリース、ダウン、ニット帽を装着して、ズボンを履く。幸いなことに結露は天井部分にうっすらだけだ。コンタクトを装着して、荷物整理、パッキング完了。テント外に出てテント撤収作業開始。縦走時のいつもの所作を黙々とこなす。隣のテントもテント前での荷物整理にかかっていた。4時出発の予定だったが、少し遅れて4時15分にテント場を後にした。まずは起きることが肝心である。朝食は、七つ小屋でご来光を見ながらという計画だったが、登ってる途中に日の出時刻を迎えてしまった。生まれたてのモルゲンロートを浴びながら、準備を始めた。オレンジの朝日に照らされながらスパムを焼く同僚と、りんごの皮を剥いてくれている先輩を眺めながら、幸せな気分でコーヒーミルのハンドルをまわしていた。

<ブレークファーストメニュー@七ツ石山山頂>
・トースト2枚/人 ⇒焼くと焼かないとではこうも違うのか。
・スパム(定番)⇒塩味が効いていて美味い。山以外では決して食べないが。
・スクランブルエッグ ⇒粉末うどんだしで味付け
・じゃがりこマッシュポテト ⇒少し芯あり
・ゆで卵 with ハーブソルト ⇒茹でた後に貴重な水に浸した甲斐あって、殻がつるんと剥けた
・フルーツ(キウイ、りんご) ⇒朝のフルーツは金メダル
・挽きたてコーヒー ⇒富士山見ながらの贅沢コーヒー
・ハーブティー、ほうじ茶(食後)

★七ツ石小屋立ち寄りしながら、鷹ノ巣避難小屋
 朝食で腸が活発になった同僚が小屋に用があるというので、分岐でドローン撮影しながら、待つことに。朝の澄んだ空気が清々しい。木の陰から富士山が見え、ときをり感じる風が爽やかだ。
 石尾根をトラバース気味に延々と歩く。次の休憩ポイントである鷹ノ巣避難小屋に到着。ここですかさずコーヒーブレイク、先は長いのだ。これからの長距離に備え、水場で水を補給し出発。 

★奥多摩駅まであと一息
 鷹ノ巣避難小屋を出てからは、六ツ石山分岐付近の岩に囲まれたとこ、舗装路に出たとこ、での休憩を挟みながら、歩き続ける。同僚の腰に配慮して、三木戸分岐からは右へ。安心感のある舗装路に早く出られるコースを選択した。舗装路になってからが長かった。外秩父でいやというほど舗装路を歩いていたはずだったが、いい天気の照り返しもあったりで、疲れた身体には結構こたえた。酒屋の裏手の階段を下りる。道路に出ると橋が見える。あと少しだ。
 
★梅の湯でお疲れ〜
 ようやくの思いで奥多摩駅に着いて駅構内の時刻表で次の電車を確認すると2分後に発車する(13:17)ことが分かったので、ゴールの記念撮影もせずに、電車に飛び乗った。乗ったと同時にドアが閉まるぐらいのタイミングだった。いつもの梅の湯。ここまで連続で来ると会員になった方がお得なので、会員となって入湯。お風呂でゆったり疲れを癒し、ビール飲みながら、仲間と山行を振り返る。最高のひと時を過ごして、16:50河辺発の快速で帰路の途に。

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技術レベル
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体力レベル
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体力レベル
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利用交通機関:
技術レベル
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技術レベル
2/5
体力レベル
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