初冬の上州武尊山
- GPS
- 07:50
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 775m
- 下り
- 756m
コースタイム
12:00武尊山 12:45⇒ 13:10 中ノ岳⇒ 14:40 高山平⇒
15:30 武尊牧場キャンプ場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
武尊牧場スキー場⇒ 武尊牧場キャンプ場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山愛好会メンバー3名と他団体2名が同乗した車で、関越自動車道沼田ICを下りて国道120号線に入り武尊口から武尊牧場スキー場方面に向かいました。 途中一度道間違いをしてなんとか武尊牧場スキー場に着きましたが、通行止のロープが張ってあったりゲートが閉まっていて登山口の東俣駐車場への道がわからなくなりました。 武尊牧場スキー場には車が数台駐車してありましたが人の気配は無く道を聞くこともできず、仕方なく武尊牧場スキー場上部に続いている道のゲートを開けて上がって行くと武尊牧場キャンプ場に着きました。 スキー場のリフトの最上部になていて武尊山の標示がありましたので東屋の横に車を置きました。 どうやら三合平付近まで車で上って来たようです。 車を降りると外気はひんやりと冷え込んでいて、寒さを感じながら身支度を整えて歩き始めました。 白樺林の中の木道を緩やかに登って行くと、群馬県人口200万人記念映画「眠る男」ロケ地の看板がブナの林の登山道脇にありました。 落葉した冬枯れの木立の間からは雪をかぶった至仏山が見え、白樺林の床には笹が茂り対照的に緑色があざやかに感じました。 高度を上げるにつれて日陰には雪があり、避難小屋がある高山平付近は雪景色に変わりました。 登山道はぬかるみ水田の中を歩くようで登山靴は泥まみれ、汚れを気にしていたらセビオス岳ははっきりとは確認できずに通過してしまいました。 展望が開け見上げると中ノ岳北側の日陰は白く冬の山でした。 中ノ岳手前直下の二か所の岩場の急登はクサリが付いていましたが、凍って雪もあり滑落しないように注意を払い一人づつ慎重に通過しました。 中の岳南の分岐まで来ると武尊山山頂が見え中ノ岳を巻いて進みました。 「笹清水」「鳳の池」「三ッ池」の横を通過して、ひと登りで標高2158.3mの武尊山(沖武尊)山頂に着きました。 一等三角点があり展望は360度富士山までも見え眺望は一級品 でした。中ノ岳手前直下の二か所の岩場は下りの方が大変でしたが、無事に出発地の武尊牧場キャンプ場に戻りました。 |
写真
感想
計画していた山行が現地の崩落事故により中止となり,急きょ武尊山に計画を変更しての山行になりました。
紅葉の時季は過ぎているかなと思いましたが心の中では、ほのかに期待して臨みました。
関越自動車道赤城高原SAで休憩した時に駐車場から数日前に降ったのか、雪化粧した初冬の山が見えました。
関東の山に登頂した経験がほとんど無いので山の時季が分からず、登って目で見て体で感じて覚えるしかありませんでした。
登山口を探すのに手間取り、強引に車で武尊牧場の中の細い道をを上りました。
武尊山は日本百名山ですので遠くから訪れる登山者も多いと思います、登山口までの案内板の充実をお願いしたいものです。
今回のルートは比較的時間がかからず楽なルートと思い計画されました。
登り始めの白樺やブナの林は、ふりそそぐ冬晴れの光りの中を落葉を踏みしめて進む快適な登山道でした。
高山平付近の登山道は雪が解け始めて泥んこ状態で水田の中を歩くようでした。 今度来る時は長靴で登ります。
中ノ岳の岩場は雪があり凍っていました。
事前に地図を見てルートを確認しましたが、北側の日陰の凍った状況までは考えが及びませんでした。
これを機にもっと深く考えルート状況を把握して危険個所など事前に察知できるように地図読みの能力を高めたいです。
武尊山山頂からの展望は抜群に良く、地図を広げて見ると2000m級の手軽な山が手に取るように見えました。
見えている関東の山はほとんど未踏峰で山容や山の特徴も分からず、強烈なインパクトはありませんが登頂してみたい願望が湧いてきました。
今回は紅葉時期は逃しましたが、初冬の雪景色を見ることができ充実した山行に
なり楽しく一日を過ごすことができました。
下山後車で国道120号線沿いにある宿泊先の「加羅倉館」に向かいました。
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