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Yamareco

記録ID: 145704
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無雪期ピークハント/縦走
道南

道南・初冬の狩場山(千走新道コース往復)

2011年10月27日(木) ~ 2011年10月28日(金)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:47
距離
8.1km
登り
847m
下り
850m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10月27日(木) 11:00自宅発(車)ー16:30賀老高原キャンプ場(走行距離194Km)。前夜泊。

10月28日(金)
  8:20千走新道登山口ー10:00真駒内コース分岐ー10:30南狩場岳ー10:40親沼ー10:50狩場山山頂11:15-13:00登山口

歩行距離8.2Km、所要時間4時間40分、歩数19,300歩。

天候 曇り時々晴れ。
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
賀老高原キャンプ場から千走新道コース登山口まで約5Kmの林道は後半未舗装部分があるが、普通車で走行に支障はない。
登山口の路側に若干の駐車スペースがある。
コース状況/
危険箇所等
登山口に登山ポストは見当たらなかった。
トイレもない。(賀老高原キャンプ場のトイレ利用)

コース中に特に危険個所はない。
ただ「7月に登山者が熊の威嚇を受けて下山できなくなる事態があったので登山自粛」の看板が登山口にあったが、今回、熊の足跡や糞などは無かった。
日本の滝100選の賀老の滝への道が登山口への道。
日本の滝100選の賀老の滝への道が登山口への道。
登山口手前5Kmほどにある賀老高原キャンプ場から山頂方向を眺める。
登山口手前5Kmほどにある賀老高原キャンプ場から山頂方向を眺める。
前夜の夕食メニュー。ほぼ定番で代わり映えしない。
前夜の夕食メニュー。ほぼ定番で代わり映えしない。
当日は晴れの良い天気になった。その分、朝に気温は下がって3℃程度、夜は寒かった。
当日は晴れの良い天気になった。その分、朝に気温は下がって3℃程度、夜は寒かった。
千走新道コース登山口の手前の駐車スペース。先着車1台。来る途中に停まっていた軽自動車の屋根のスピーカーから演歌が流れていたけど、山菜取りの道迷いとクマ対策なのかな?
千走新道コース登山口の手前の駐車スペース。先着車1台。来る途中に停まっていた軽自動車の屋根のスピーカーから演歌が流れていたけど、山菜取りの道迷いとクマ対策なのかな?
「熊出没危険につき登山自粛」の看板。これを見ると流石にちょっと退く気持ちが出るが、それでは人影の少ない北海道の山は歩けないので、熊鈴を鳴らしながらスタート。
最近ヤマレコで熊鈴の話題が出ていて、その中に「熊鈴は好きでない」とのコメントもあったようだが、リスク管理と好き嫌いは別次元の話しだ。
「熊出没危険につき登山自粛」の看板。これを見ると流石にちょっと退く気持ちが出るが、それでは人影の少ない北海道の山は歩けないので、熊鈴を鳴らしながらスタート。
最近ヤマレコで熊鈴の話題が出ていて、その中に「熊鈴は好きでない」とのコメントもあったようだが、リスク管理と好き嫌いは別次元の話しだ。
登山口の取り付き。この先の林道は土砂崩れで通行止めになっていた。
登山口の取り付き。この先の林道は土砂崩れで通行止めになっていた。
さあ、スタート。
さあ、スタート。
灌木樹林と笹の登りから始まる。
灌木樹林と笹の登りから始まる。
稜線が見えて天気は大丈夫の感じ。
稜線が見えて天気は大丈夫の感じ。
ややかすみ状態だが展望もある。
ややかすみ状態だが展望もある。
登るにつれて見晴らしがよく快適になる。
登るにつれて見晴らしがよく快適になる。
真駒内コース分岐。
真駒内コース分岐。
一部に笹が被り気味のところがあるが歩き難くはない。
一部に笹が被り気味のところがあるが歩き難くはない。
樹林の窓。トンネルの出口のようだ。
樹林の窓。トンネルの出口のようだ。
南狩場山の向こうに山頂が見え始める。
南狩場山の向こうに山頂が見え始める。
展望良好。
エビの尻尾が出来かかっていた。
1
エビの尻尾が出来かかっていた。
大きなつららも。
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大きなつららも。
南狩場山を乗り越えると広い尾根道が緩やかに山頂に向かっている。夏は花畑の斜面。
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南狩場山を乗り越えると広い尾根道が緩やかに山頂に向かっている。夏は花畑の斜面。
山頂近くの親沼。水面は厚い氷に覆われていた。
山頂近くの親沼。水面は厚い氷に覆われていた。
子沼。子というより赤ん坊といった感じでめんこい。
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子沼。子というより赤ん坊といった感じでめんこい。
山頂の手前で旧道コースが合流する。
山頂の手前で旧道コースが合流する。
間もなく山頂。
山頂。先着者(一人)が下山して貸切。
山頂。先着者(一人)が下山して貸切。
反対側に延びる茂津多コースは距離10Km、歩き応えがありそう。
反対側に延びる茂津多コースは距離10Km、歩き応えがありそう。
山頂展望。
山頂から茂津多コースを少し先に下ると、下方に沼が見える。
山頂から茂津多コースを少し先に下ると、下方に沼が見える。
先着者は遊び心のある人のようだ。
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先着者は遊び心のある人のようだ。
誰もいないのでセルフタイマー。
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誰もいないのでセルフタイマー。
少し雲が出てきたが、風はなく、さほど寒くはない。
少し雲が出てきたが、風はなく、さほど寒くはない。
静かな山は初冬の気配濃厚。
静かな山は初冬の気配濃厚。
下界に広がり始めた雲に向かって下山開始。
下界に広がり始めた雲に向かって下山開始。
再び親沼。
南狩場山に少し登り返す。
南狩場山に少し登り返す。
南狩場山を下ったところで若い男女二人が登ってきた。本日の登山者は小生を入れて4人だけ。
南狩場山を下ったところで若い男女二人が登ってきた。本日の登山者は小生を入れて4人だけ。
登山口のミニ舐め。
登山口のミニ舐め。
登山口帰着。
そろそろ冬眠かな?足跡も糞も熊の雰囲気はなかった。今年は餌不足のようなので、それはそれで気の毒だ。
登山口帰着。
そろそろ冬眠かな?足跡も糞も熊の雰囲気はなかった。今年は餌不足のようなので、それはそれで気の毒だ。
登山口駐車スペースには先着車と後着者が入れ替わっただけの2台だけ。
登山口駐車スペースには先着車と後着者が入れ替わっただけの2台だけ。
キャンプ場に戻って、あらためて山頂方向を眺める。
キャンプ場に戻って、あらためて山頂方向を眺める。
湯を沸かして昼食。
湯を沸かして昼食。
風呂はモッタ海岸温泉で。500円。小さな温泉宿。地元のおじさんが酒とビールを持ち込んでのんびりくつろいでいた。一見強面ながら話すと好人物。
風呂はモッタ海岸温泉で。500円。小さな温泉宿。地元のおじさんが酒とビールを持ち込んでのんびりくつろいでいた。一見強面ながら話すと好人物。
次の目的、遊楽部岳に向かう途中の日本海の夕景色。
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次の目的、遊楽部岳に向かう途中の日本海の夕景色。

感想

この先一週間ほど好天が続くとの予報なので、しばらく足を延ばしていなかった道南の山に向かった。

札幌から小樽経由で、日本海沿いに南下する国道229号線のきれいな景色を眺めながらのドライブは気持ちが良かった。

狩場山は1994年に真駒内コースから登って以来で、その時に大勢の山仲間と前夜登山口で食べた取れたて秋刀魚の塩焼きの美味さは未だによく覚えている。

今回は気楽な単独で、晩秋から初冬の人影の少ない静かな山を楽しむ趣向。

とは言っても、登山口に「熊で下山できない事態があったので登山自粛してください」の注意看板もあり、気楽を楽しんでばかりではなかったが、幸い熊の気配は全く感じることなく下山できた。

他に登山者は3人、予想通り(むしろ他の登山者がいたことは予想外)の静かで落ち着いた佇まいの山を十分満喫できた。

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