磐梯山(八方台から)(5月に強風&雪)_6歳2ヶ月2人を連れて
- GPS
- 08:35
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 819m
- 下り
- 804m
コースタイム
天候 | ガス、強風、雪、あられ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が多くの箇所に残っている。アイゼンが必要というわけではないがあったほうがよい。小さい子供なら持って行くべき。 うちの子には下記のチェーンスパイクを買った。満足 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B078R4J4SQ/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1 |
その他周辺情報 | 帰りに喜多方へ行き、喜多方ラーメンを食べた。「来夢(らいむ)」というお店は夜遅くまでやっており、店が広く回転が速いためあまり並ばずに入れてよかった。 喜多方ラーメン来夢 http://www.umai-kitakata.co.jp/ |
写真
感想
5月3日から6日までの4連休。福島の磐梯山&安達太良山の登山へ。
まず5月3日、埼玉から東北自動車道で二本松ICで降り、スーパーで食材を買った後、二本松市営のあだたら高原野営場へ。
ここは、事前に電話で二本松市役所へ申し込む必要があるが、無料で管理人も常駐していないため、おそらく無届けでキャンプしている人達もいるのだろう。広い敷地に、とくに区画分けされておらず自由にテントを張ることができ、地面には草原で快適。けど、トイレは臭いし男性用のトイレ(大)はつまっており使用不可で不便だった。お向かいのスカイピアあだたらのトイレを利用して、と張り紙があった。100円でも200円でもいいからキャンプ代を徴収していいのでもう少しトイレをよくしてほしいが、有料にしてしまうと利用客の要求が高まってかえって運営が大変なのかもしれない。
登山用テント(エスパース)+コールマンの大きいメッシュテントを設営し、少し焚き火をしたのち(直火は禁止です)、炊事場へ移動して家から持ってきた炭や木材で調理。牛、豚、魚介をその晩及び翌日の分までいっぱい焼き、美味しく食べた。
翌朝、雨が軽く降っているなか、磐梯山の八方台登山口の無料駐車場へ車を停めた。駐車場まで思ってたより遠く到着が8時近くになってしまった。30台くらい(もっとかな?)の駐車スペースがほぼ満車だった。
登山開始。事前に調べたとおり、まだ残雪がところどころにあり、3、40分くらい歩いたあたりで念のためアイゼンを履いた。多くの登山者に踏まれており階段状になってたりぐちゃぐちゃとした雪になってたりしていて、アイゼンなしでも登れるがあったほうが安心。とくに子供はつけるべきだろう。私達は子供を含め全員アイゼンを装着した。子供達は下記サイトで購入したチェーンスパイクを履かせた。この日も翌日も調子よく機能してくれた。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B078R4J4SQ/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
この日はガスっていたこともあり、湯の丸で少しだけ(1分未満)道が分からなくなった。道標と思い左手の丘に登ってみたらソーラーパネル関連の機器かなにかだった。降りて、家の右手へ進んだ(こちらが正解)。
ちょうどこのあたりでかわいい犬(パグ)を連れたおじさんに会った(その後、私達よりはかなり早く山頂に着き、戻ってくる時に、まだ山頂へ向かっている私達と再び会った)。
しばらくすると弘法清水に到着。水を頂き、山頂へ向かう。
もともといい天気ではなかったが、途中からさらに天候が悪くなってきた。冷たい強風が吹きつけてくるが、フリース&ダウンジャケット&雨具という防寒装備で望んだためそれほど問題なかった。けれど休憩するとさすがに寒く、そのため道中では立ち小休憩しかしなかった。
あれ、変な形のひょうが降ってきた、と思ったら樹氷(霧氷?樹霜?)の氷が風で落ちてきたものだった。昔スキーをしに蔵王に行った際に樹氷を見たことはあるが、そのときは巨大な樹氷を遠くに見たのだが、今回初めてきれいな樹氷の枝を間近に見た。
そのうち樹氷の氷だけでなく空から本物のひょうだかあられだかも降ってきた。強い風とともも顔に当たると痛い痛い(><)。
なにはともあれ山頂に到着。記念撮影をし、すぐにちょっと下の山頂岡部小屋を風よけにしてランチ。お湯を沸かし、サタケのフリーズドライのドライカレーにお湯を入れ、15分待って、食べた。こんなに寒くて、お湯を沸かしたりごはんの湯戻しを待つのも苦労するって分かってたら、登山前にお湯を沸かしてサーモスに入れてくればよかった。
山頂でもくつろぐゆとりがなく、あまり団欒をせず昼食を取ったら下山。
途中、木の太い枝(幹?)が大人の顔の高さにある箇所がいくつかあり、妻が鼻の付け根から眉間あたりを木に強打し、めまいを起こし、気を失いかけた。幸い骨折はしていなかった。雨や風への対策で帽子をかぶっていて視界が悪かった上に、雪の斜面で足元に目がいきがちだったことが災いした。私も行きに2度ほどおでこを打った。用心せねば。
帰路に通った弘法清水では、行きには寄らなかった奥の弘法清水小屋へ立ち寄った。夫婦で営業している軽食スペースがある売店だった。そこで休憩していた登山客に先週末は高崎の榛名富士に行った話をしたら、その方が高崎出身でビックリ!
売店のおじさんに、お花畑のルートは雪がなくて少しは歩きやすいとアドバイスを頂き、そちらのルートから下って、行きにも通った分岐へ戻った。
弘法清水から八方台登山口まではやや長いが、ゆるやかな下りが多く、標高が下がるにしたがって強風も弱まったこともあり、比較的サクサク下れたように思う。けど、所詮子供のペースなので、結局登山口に戻ったのは登山客のラストに近く、駐車場には自分達の車を含め2台しかなかった。そして、カッパ脱ぎなどの帰り支度が遅く、駐車場を出たのはラストとなった。
このあとラーメンを食べに喜多方に行った。喜多方に着いたのが6時少し前と遅い時間になり、また、祝日でもあったため、多くの店が営業終了だった。そんななか、「来夢(ライム)」というラーメン屋が夜10時まで営業しており、店内が広く客の回転が早いためあまり待たずに入れた。味は、美味しかったしリピートしてもいいと思うが、感動するほどじゃないかな。
食後はそこから90km近くも車で走って野営場まで戻って寝るだけ、と思ったら、戻ってみたらキャンプ用テントが倒壊していた!(登山用テントのエスパースは無事♪)山では強風だったが、下界でもすごかったようだ。今更いいや、ってことで濡れて困るものや軽いものだけケアをして、倒壊したテントはそのままにして寝た。
(翌日は安達太良山)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1457128.html
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