残雪の越前甲山から加賀大日山へ
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- GPS
- 09:23
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅「禅の里」で車中泊。 416号線を北上する。 今は工事中なので、工事手前の路肩に駐車。 工事現場を進み、しばらく行くと登山口がある。 行きは早い時間だったので工事は始まっていなかったが、下山した時は工事中だった。 工事を止めて通してくれました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急な登り下りが多く、下りは滑りやすいです。 トラロープが随所にありました。 越前甲山までは雪は少ないですが、加賀大日山までの稜線には所々残雪がありました。 登山ポストはありませんでした。 |
その他周辺情報 | 道の駅「禅の里」の温泉に入りました。500円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
チェーンスパイク
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感想
滋賀に住む友人と福井の越前甲(越前大日山)から加賀大日山まで行ってきました。
越前大日山は通称越前甲と言われているようです。
国道416号線は工事中でした。
工事が終わればずいぶん広く綺麗な道になりそうです。
工事中の下の路肩に車を止めました。
山菜取りでしょうか?の地元の方が登山口までご一緒してくれました。その方たちはさらに国道を上がって行きました。
初めは沢沿いの道で、所々に雪が少しありました。踏み抜かないように気を遣いました。
大日峠までもけっこう急な道でした。
大日峠からも急登が多く、時々ロープがありました。
雪による倒木も多かったです。くぐったりまたいだりしました。
越前甲が近づくと残雪が出てきました。。
突然視界が開け、白山が大きく見えました。
越前甲山頂は展望がよく、白山を中心に加越の山がいろいろ見えました。
この数年毎年このあたりの山に登っているので、段々山の形や名前がわかってきて、眺めても楽しいです。
能郷白山に重なって翌日登る予定の姥ヶ岳も見えました。
越前甲から加賀大日山への縦走路は時々残雪が出てきて、楽しい道でした。
加賀大日山近くはカタクリがちょうど見頃でまさにカタクリロードでした。
加賀大日山は山頂のすぐ下に展望台があり、白山が大きく見えました。
地元の方がお二人休んでいていろいろお話して楽しかったです。
真砂から登ってきたそうです。
空も段々クリアになり、白山もくっきりしてきました。
いつまで見ても見飽きませんでした。
私は越前甲からの下りの雪の上で少し滑って藪に突っ込み、左胸下の肋骨に太い枝が当たってしまいました。
痛かったですが、骨折やヒビが入れば息をしても痛くてたまらないはずだと友人が言うので(ご主人が肋骨を折ったことがあるそうです。)単なる打撲だろうと思いました。
翌日も山に登る予定だったので、「平気かなあ。」と言うと、「足じゃないから平気じゃない?」と言われ、そうかなと思いました。
友人は昨年10月に単独で行った沢で滑落して足首を骨折しながらも、自力で尾根に上がり下山して、うちに帰ってからシャワーを浴びて自分で病院に行った強者です。
1ヶ月半ほど入院したそうです。
それでも、今もまだ痛いながらも登山を続けています。
私は下ると痛かったですが、じっとしていれば痛くなかったので気が楽になりました。
ちょっとしたところで油断して滑ってしまいました。
もっと上のほうではチェーンスパイクを付けましたが、雪が無くなってきてからなので外していました。
雪自体も腐っていて、気を付ければ滑ることはなかったと思います。
油断大敵だと自戒しました。
越前甲だけでは時間も短く物足りなかったと思います。
加賀大日山への縦走路は気持ち良かったです。
加賀大日山まで行って満足な山旅になりました。
新緑と残雪が美しい季節の山でした。
この山を提案してくれて一緒に登った友人に感謝です。
コメント
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僕はその辺りでは白山に一度登ったのみです。北の方の山ですね12〜300mでもまだ雪が残っていますね。滑って打ち身のようですが大事にならずよかったです。友人も凄いですね、足首の骨折にも拘らず歩いて帰ったのですか、相当痛みに耐えたと思います。
sskamosikaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
白山は登っても眺めても素晴らしい大好きな山です。
春には白い白山が見たくなります。
肋骨は何もしなければ痛くありませんが、軽トラのギアチェンジや寝た体制から起き上がったりすると痛いです。
でも、この程度なら骨折やヒビではないだろうと思っています。
友人は根性あります。
曲がり切らない足首で登山をしています。
彼方に見える白山は端麗でどっしりと風格がありますね!
いい景色です!
富士山と同様、眺めて良し、飽きないですね。
滑って怪我をされたとか、大丈夫でしょうか?
ご無理の無いよう、養生してくださいね。
お疲れさまでした
s_fujiwaraさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
青空に残雪の白山が映えますね。
美しい山です。
いくら見ても見飽きませんでした。
打撲は生活に差し支えないですが、農作業にはどうかな。
日にち薬かな。
白山尋ねて遥々お疲れさまでした。
まさに名前の通りの山容拝めてなによりです。
だいぶ通い詰めてらっしゃいますから愛着ますます湧いてきますよね。
滑落(ちょっとオーバーですが)、腐れ雪だから安全という訳でもありません。
私はGW、千枚小屋裏の斜面、シャーベットスノーで、長い距離ではありませんでしたが滑って止まりませんでした。
傾斜、ルート取り、最善の安牌探り、滑り止めも躊躇なく装着した方がイイなと今更ながら思いました。
ありがちですが、核心部クリアした後のポカ…これこそ気をつけなければいけませんね。
黒戸でも千枚でもやらかしました
それはさておき一面のカタクリの写真、ビックリしました。
写真でさえ、実物はそれ以上じゃないかと思います。
雪深い地域の山は花が豊富ですね。
tomhigさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
はい、白山大好きです。
登って良し、眺めて良しの山だと思います。
雪のある時期に眺めたいと春に周辺の山に通っています。
やっぱり眺めるなら雪のある季節です。
危ない所は慎重になりますが、このくらい・・・という油断は禁物ですね。
雪があったのは狭い範囲だったので2,3mほどの滑落だったと思います。
藪に突っ込めば止まると思いましたが、それも考え物ですね。
たいしたことなくいい経験でした。
北陸や東北の山は標高が低くても雪解けとともに花が咲きだします。
それが魅力ですね。
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