T字尾根→御池岳→鈴北岳→藤原岳
- GPS
- 05:36
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 1,981m
- 下り
- 1,968m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
→27km ↑2000m <T字尾根> 駐車場すぐの橋を渡った右側から取り付きましょう。工事の音聞こえました。 <御池岳〜鈴北岳> トレイル両側にロープあり明瞭。 <鈴北岳〜藤原岳> 真ノ池からの分岐(御池ショートカット)は、実線ルートだがあまり歩かれていない印象。1度ルートから外れた。 更に進むとYの字の分岐が出現。左側に進むと途中から踏み跡が薄くなり破線ルートの尾根道に合流してしまった。正規ルートではない感じ。 <土倉岳> 破線ルートだが道はしっかりしてる。分岐にも標識あり。ほとんど人はいない。 |
その他周辺情報 | 御池川に入川ジャボン! 川の流れが強かった。 |
写真
装備
備考 | 格好:FT半袖L1 Tシャツ 短パン バフ 消費:水1L ジェル1個 🍙1個 クロワッサン1個 余り:ウィンドブレーカー上 グローブ アームウォーマー 救急エイド |
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感想
結局また御池岳へトレラン行ってしまった。
他の方のレコを見ていたら、御池岳より鈴北岳がお勧めなんてのを見ちゃったら気になってしまってつい。
なので今回のテーマは
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です。
コースプランは2つ。
Aコース:T字尾根⇔鈴北岳ピストン(3時間定食)
Bコース:T字尾根⇒鈴北岳⇒藤原岳⇒土倉岳周回(6時間満腹定食)
本命はAコースのつもりでスタート。
だって実はGW中は山行皆勤賞だったので、疲れが体の芯にたまっているのである。
念のため、補給食と水は満腹定食に変更しても大丈夫なように準備済。
まずはT字尾根に向けて超急登をガシガシ登る。
T字尾根では誰にも会わず。
詳細は先週のレコを参照ください。(疲労困憊なゆえ)
お目当てのT字尾根の新緑に到着。
ここで自撮りを決行。誰もいないから大丈夫。
先週のレコでは、秋ぐらいに来ようとつぶやいていたのにもう来ているこの意志の弱さ。。。新緑の誘惑に勝てんかった。。。
シャクナゲは見頃を終えてますので悪しからず。(写真を取るのも気が引けた)
テーブルランドに到着してボタンブチまで進むと、予定ルートから外れる。
前回と景色が違ったのでボタンブチまで戻る。
地図にはないルート(踏み跡)がいっぱいあるのね。
鈴北岳へのルートは前半は両側ロープが張られたトレイルを進む。
後半は平坦な硬いトレイルであった。
鈴北岳からの眺望は良かったが、僕の苦手なタイプの山頂であった。
さてピストンと行きたいところだが、この天気。そして明日は雨。
心は決まった。
満腹定食だ。
真ノ池分岐からコグルミ谷へのショートカット実線ルートを進む。
しかしあまり歩かれていないのか、踏み跡が弱い。
途中迷い踏み跡に誘われてしまった。
正規ルートに復帰後にYの字の分岐が出現。
標識はない。
踏み跡が強そうな左側に進む。
途中から踏み跡を見失う。
尾根の方を見上げると新しいピンクテープを見つけたので登り上がる。
尾根道は問題なかった。
尾根道を下ると先週走った登山道にいきなり合流した。
イメージでは標識があると思ったがそこにはなかった。
帰宅後ルートを調べると、途中から鈴北岳からの破線尾根ルートに入ってしまったようだ。
藤原岳まではGW中のレコを参照ください。(まだ疲労困憊なので)
御池岳から藤原岳まで縦走する人は少ないのでお勧めです。
3時間で藤原岳まで到着した。
本来、3時間でモグモグタイムなのだが、この山頂も苦手なタイプなので、天狗岩へ向かう。
天狗岩は、皆ヒットアンドアウェイなので空いている。
ここ好き。
ここで遅いモグモグタイム突入。
ここからの景色はお勧めです。
藤原岳も見えるし、テーブルランドも見えるからね。
補給を終え、テーブルランドに向かう。
しかし、登りになると足が重い。
すぐに心拍数が上がる。
体の芯の疲労が出てきた感じ。
体力的には3時間定食が正解だったようだ。
登りのペースを落として、心拍数を上げないように進む。
途中、可愛い声の鳥の鳴き声に励まされた。
ありがとう。
なんとかテーブルランドに到着した。
奥の平から先は、踏み跡が不明瞭〜無くなります。
先週は踏み跡が無くなった時点で、元来たルートに逃げたが、今日は逃げない。
テーブルランドの端を意識しながら、進む。
ここで御池名物のシマリスが登場した。
こんな所にまでいたのか。
皆さんのレコでは、7合目付近にしかいないと思っていたのに。
ここからは動物の話を少し。
山でリスは良く見かけます。
ニホンリスです。ニホンリスは写真にはほとんど撮ることが出来ません。
撮影距離からは逃げてしまうから。
シマリスは撮影距離から全く逃げなかったので撮影出来ました。
シマリスは本来本州にはいない種類らしいです。
可愛いから許すけどね。
鹿も良く見かけます。
本日は3頭見ました。
こいつも撮影が難しい。
今日は警戒音を出されてしまった。
あの走り方を見ているといつも羨ましく思うのは僕だけだろうか。。。
鹿がいるということは、梅雨に出てくる小さい悪魔がいるとういことだろう。
食物連鎖というやつだな。
先週は、シマリスを見た付近で、大きなキツネを見ました。
テーブルランドはいろんな動物がいるんですね。
余りにも天気が良いのでテーブルランドでひっくり返る。
本当は足に乳酸が溜まって動けない。。。
この辺は人がいなくてとても良い。
最後は土倉岳への取り付きを見つけてゴールとする。
土倉岳からの下りは1名の方にお会いした。
コール後、初めて御池川に入ってアイシングして帰宅。
途中、御池林道を歩く登山者を見つけたが声をかけずに通り過ぎてしまった。
乗せてあげればよかったと反省。
ごめんなさい。
次回は声をかけようと思いました。
本日もありがとうございました。
T字尾根に続いて武奈ヶ岳、ご苦労様です。僕とたいして変わらない年齢ですごい体力と脚力をお持ちで羨ましいです。ちょっと、教えてほしいのですが、僕などからみるとgacyapinさんが求道者的ともいえるカロリー摂取の少なさとスピードを維持して、山行をされているようですが、トレランの競技者としての力を上げていくにはそんなに練習しないといけないものなのですか?トレランの世界ではそういうものなのでしょうか?
もしくは他になにか、大きな目標を持ってされているのでしょうか?
また、以前(または、現在も)にマラソンを走るとかの運動をされていたりしたのでしょうか?
他の方のレコなど読んでいると、100名山を踏破しようとしたり「すごいだろう?」系の投稿が多いなか、
gachapinさんみたいに、
山中でイモリを相手にしたりと心に余裕ももっておられるようで、すっきり垢抜けた雰囲気も持ち合わせておられて大変すばらしいです。
妹に富士山に登ろうと誘われ、まったく門外漢でしたがそれなりに練習しているうちに、いろんな山との接し方があるようで手さぐりです。まず、驚くのは遭難者の多い事です。スポーツ・レジャーでこんなに死者がでるスポーツ・レジャーはないと思います。川や海水浴で子供や溺れてしまうニュースは良く耳にしますが、山のそれは少ないですね。
まずは、脚力と体力をつけています。gachapinさんのレコから、御池岳で遭難した人のレコも読んで正気を失う山の怖さを知り、さらに後にこの人は遭難死する事も知り、ますます体力・脚力・対応能力と装備がないと安全な山行ができないと思っている所です。
このまえ、80歳の方と山中でお会いして生涯を通しての健康維持にもいいものだと思いました。ルートを外すと危険極まりないスポーツのようですが、安全に続けていきたいと思っております。
武奈ヶ岳、鈴ヶ岳・御池岳・藤原岳もいつか登りたいと思います。
質問責めですみません。
お膝、大切に。
nosenoyamanekoさん。
毎度お世話になっておりますっ。
長文のコメントありがとうございます。
長文にてお答えしようかなぁ〜と思います。
まず、カロリー問題から。
このカロリー摂取量は、過去の経験と失敗から割り出されたものです。
失敗例としては、カロリー不足になりハンガーノッキングになるというもの。
過去に2回ぐらい経験しております。
ハンガーノッキングになっても死ぬわけではありません。
急にやる気がそがれて、力が入らなくなりスピードが落ちます。
その状態でカロリー摂取しても回復までに1時間ぐらいかかります。
こればっかりは、経験してみないと分からないことです。
逆に考えると、経験することにより、自分の限界値みたいのが身をもって理解できるのがメリットかと思います。
あと、カロリーと心拍数は密接な関係があります。
心拍数が高いとカロリー消費が早くなります。
逆に心拍数が低いとカロリー消費が遅くなります。
なので、心拍数をコントロールしながらトレランをしています。
通常のトレランですと、最大心拍数の80%〜90%になるようにスピードを調整します。
この心拍数だと3時間無補給でトレランできます。(私の場合)
6時間だとおにぎり2個。(3時間目で補給)
9時間だとおにぎり4個。(3時間おきに補給)
よって心拍数をコントロールすることにより、カロリー消費量もコントロールできるというからくりです。
カロリー摂取量の少なさは、トレーニングというよりは、個人差かなと思います。
なんかの本で、体脂肪をエネルギーに変えれると読んだことはありますが、自分がその体になっているかは不明です。
ただ、経験値で最大心拍数を70%〜80%に抑えると、体脂肪がよく落ちます。
次にトレランについて、僕の超個人的な考えを。(賛否両論あると思いますが)
トレランは大きく2つのタイプに分かれていると思っています。
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∋嚇个蠅箸靴討離肇譽薀鵝併海魍擇靴燹
私の場合は△離織ぅ廚世箸いΔ海箸分かりました。
数年前は大会等にも出場していましたが、最近違和感を感じたので、ほとんど出場しなくなりました。
もちろん,鯣歡蠅垢襪錣韻任呂△蠅泙擦鵝3擇靴韻譴OKだと思っています。楽しいという感覚は人により違うと思いますので。
トレランの好きな所は、自分の好きなタイミングで歩いたり、写真を撮ったり、走ったり、休んだりできるところですね。マラソンだと歩いたら負けみたいな感じがありますよね。
過去にはマラソンもしていましたが、マラソンは自分との対話。トレランは自然との対話と自分なりの解釈をしております。(脱線しました)
次はトレーニングについて。
基本的には土日に山に行くだけです。
タイムを目指すのであれば水曜日ぐらいにトレーニングを入れて週3日やるとパフォーマンスは向上しますが、楽しいラインを超えてしまうんです。
なので、楽しい領域を超えないように週2回にしています。
それと平日は通勤のため、往復40分はロードバイクに乗っているのでこれもトレーニングになっているという噂もあります。
次は目標について。
大きな目標はありません。強いて言うなら楽しむことです。
具体的な目標は、夏山を楽しむこと。
夏山も、1泊2日とか2泊3日程度のコースを日帰りでチャレンジすることにワクワクを覚えています。今も、今年の夏はどのルートを行こうか、複数プランを妄想して楽しんでおります。
山との接し方について。
コメントの通り、色々な接し方があると思います。
お花の写真を撮りながらゆっくり登ったり、
100名山を生きがいに登ったり、
スピードハイクで登ったり。
人それぞれの楽しみ方があるので、どれも楽しければOKだと思います。
遭難について。
私の最も興味のある事柄です。
羽根田治さんの遭難系の本は全て読んでおります。(持っている)
とか山岳救助の本なども良く読んでおります。
知識と経験が重要かと思います。
ここでいう経験は、ちょっとヒヤッとした事とかです。
例えば、毎週通っている山で、雪が積もったら道を外したとか、
毎週通っている山で、同じルートでも登りでは問題なかったが、下りになると道を外したとか。このような経験を重なることにより、リスク回避能力が上がっていくのかなと思います。
個人的に危険性が高いと思うのは、_爾雖沢沿いIけ。
なので、私のプラニングはなるべく沢沿いは避ける。
沢沿いを進む場合は、登りで利用。
初めて行く山は、GPSデータを入れています。
風と雨は、こまめに気象予報をチェックしています。
場合により行先を変更したら、中止にします。
つい最近も、霊仙山で行方不明、御池岳で行方不明、高島で行方不明と遭難が後を絶ちませんね。明日は我が身と思って気を付けましょう。
個人的にはいつかは、遭難を楽しめたらなぁ〜なんて思ったりもしたりしています。それぐらいの余裕があればいいなぁ〜と思ったりして。
最近は新田次郎の本にはまってしまい、大人買いして毎日読んでおります。
富士山頂なんかを読んでから富士山を登るとまたぐっと楽しめるかもしれません。
ついつい長文になってしまいました。
お付き合いありがとうございます。
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