釈迦ヶ岳(大峯)太尾登山口からピストン



- GPS
- 06:41
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 614m
- 下り
- 613m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
旭貯水池を離れると道幅は狭くなり、落石が目立つようになる。対向車との離合が難しい区間も存在するが、心理的圧迫のある林道ではないと感じた。 太尾登山口は林道の峠部分に位置し、道路を拡幅した形の駐車スペースが設けられている。行儀よく並べて駐車すると20台分くらいのスペースはあるが、隣との間隔を広くとると15台くらい。 しかし、峠の手前付近は道幅が広く整備されており、歩きは必要となるが相当数の路駐は可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
太尾登山口から稜線までに連続2か所のハシゴ場があるが、危険箇所はない。 P1434で稜線に出ると、緩やかなアップダウンを繰り返しながら、快適な笹原の登山道が”古田の森”(1615M)まで続く、古田の森をピークに標高差で約50M弱下げ、そこから千丈平で小休止するも、釈迦ヶ岳頂上まで登りが続く。直線距離で400Mを標高差100M登る勘定。その途中の登山道右側に水場(行者のかくし水)があり、給水可能。 |
その他周辺情報 | 今回はR168を五條市まで戻り、リバーサイドホテルに投宿。ここは日帰り入浴施設の”金剛の湯”(700円)が併設されており、宿泊者は無料で利用できます。 http://www.riversidehotel.co.jp/ |
写真
感想
今年に入って5回、熊野三山や十津川村を観光で訪れていました。そして、山歩き復活の三座目に釈迦ヶ岳(大峯)を選びました。
皆さんのレコを参考にさせていただき、初心者向けの太尾登山口からのピストンとしました。登山口の標高が1300M、山頂が1800Mなので標高差は500M。私たちでも食事時間を含め、7時間あれば往復できると予想していましたが、そのようになりました。
土曜日中心の私たちの山行ですが、今回は平日金曜日の山行となりました。これは同窓会旅行のため有給取得していましたが、キャンセルになったための代替措置です。
また、五條市に宿をとっての山行も初めてです。
前泊して5/12(土)の登山も考えましたが、人気の山域で駐車スペースも少ないため、登った後での宿泊にしました。これは正解だったと思います。
5/10(木)に名阪道の針インター(針テラス)まで来て車中泊し、5/11(金)午前5時出発で登山口へ向かいました。京奈和道(無料区間)が開通していたのでそれを利用し、約2時間半で登山口に辿り着きました。
R168から分岐して林道を約17Km進んだ先が太尾登山口ですが、対向車には一台も遭わずに登山口まで通行できたのはラッキーでした。途中、先行車に追いつき、これで楽できると思ったのもつかの間、道を譲られてしまいました。誰しも思いは同じだったのでしょうか。結果的に私たちは登山口、譲られた方はちょっと下のスペースという形になりました。
登山口には水洗トイレ、登山ポストが完備されており整備が行き届いていました。用意してスタートしてすぐに嫁はんが「もう一回トイレへ行っておく。」と引き返しましたので10分弱のロスとなりましたが、いつものペースでのゆっくりとした歩みで進みました。
稜線に出てからは笹原にバイケイソウの植わった登山道に変わり、私たちにはうってつけのトレールとなりました。多少のアップダウンはあるものの水の消費も少なくて済む状態です。料理用水は水場での給水を予定して軽量化のため持参しませんでした。
途中、釈迦ヶ岳の山腹に赤い色を見つけ、望遠で確認するとテントでした。テン泊できるということは、水場はそこに違いないとの見当をつけ安心しました。そして、休み休み進みましたが、気が付いた時にはテントを見下ろす位置まで進んでいました。
テントの外に人が見えましたので大声で、「水場はそこですか?」と聞くと、「もう少し先の右側にあります。」と教えてくださいました。どうもありがとうございまいた。”行者のかくし水”の名前からわかりにくい場所にあると勝手に想像していましたが、登山道のすぐ横手にありました。しかし、ぼ〜っと歩いていたら気が付かなかったかも知れません。
水場を過ぎれば、直線距離で400Mくらいを標高差100M登る最後の急登となり、大峯奥掛道と合流すると程なくして山頂でした。山頂には10名くらい先行者がいらっしゃいましたが、休憩スペースを見つけることは容易にできました。
皆さんのレコに登場するオオミネコザクラのある崖下まで空身で往復しようと試みましたが、登り返しのきつさを思い、すぐに諦めてしまいました。私たちのレベルでは山頂ピストンが分相応ということだと思います。
来た道をピストンで帰るわけですが、景色は登りと下りでは違って新鮮です。他の山域でも可能な限り周回ルートを選んできましたが、”ピストンもありかな!”という新たな発見をした思いでした。
復路の林道ドライブは旭貯水池までに対向車に遭うことはありませんでした。往路でチェックしていた旭貯水池脇の建物(旭エレハウス)の玄関先にあった自販機でコーラをゲットして喉を潤しました。
R168と合流してからは本日の宿泊地である五條市を目指しましたが、途中の道の駅”吉野路大塔”で杉の割箸(50膳で300円)をゲットしました。コンビニでもらったり、百均に置いてあるアスペンの割箸は真っすぐなものが少なく、いやな思いをすることが多かったのでラッキーでした。
宿泊は五條市のリバーサイドホテル
http://www.riversidehotel.co.jp/
楽天トラベルから2名11600円(食事なし・喫煙、これしかなかった。)で予約していましたが、フロントで禁煙が空いていたので変更してもらえました。また、このホテルには日帰り温泉の”金剛の湯”が併設されているので、宿泊者は無料で入浴できます。2名で1400円の節約になった勘定です。
翌日は橿原神宮にお参りして帰途につきましたが、このパターンを体験した嫁はんが車中泊を以前にも増して嫌がるのが怖いabukataです。
それでは、また。
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