涌蓋山:八丁原周回
- GPS
- 05:43
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 790m
- 下り
- 814m
コースタイム
天候 | 曇り 山頂付近はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
付近の温泉街の公共駐車場あり。今回は筋湯温泉・うたせ湯に駐車。 本来は、日帰り温泉利用者用なので、下山後には入浴しましょう。 なお、八丁原登山口前には路肩スペースに駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に草原道を歩き、危険な場所はない。ただし、表土が粘土質の黒土で滑りやすいので要注意。 要所に案内板があり、踏み跡を辿っていけばいいが、下りの涌蓋越からの林道をみそこぶし分岐と間違えてしまった。 登山ポストはなかったが、途中の看板で電子メールで届け出ることができる(初めて見た・・・)。 登山口付近には、筋湯温泉、小松地獄、疥癬湯が続く。また、九州電力八丁原地熱発電所があり、見学可能。地下2000mには水温300℃の地熱貯留層があるという。付近には多くの蒸気が噴出している。 |
写真
感想
九重連山の最西端に位置する独立峰。下の疥癬湯登山口から上の八丁原登山登山口までの間のどこの駐車場に停めてもよかったが、今回はちょうど真ん中の筋湯温泉街からスタート。
八丁原登山口まで県道を上り、そこから本格的な登山道に入る。すぐ正面右手に気持ちいい草原で覆われた一目山があり、直登。上り始めとあって、結構息が切れる。程なく、山頂に到着。山頂からの眺めは最高。眼下にスキー場、八丁原地熱発電所、反対側には風力発電の風車、そして一面草原。遠くには今回のターゲット涌蓋山、そして九重連山を望むことができる。山肌には紅葉した木々が彩っている。
一服後一旦下り、その後はなだらかな草原を歩く。何度かアップダウンを繰り返しながら涌蓋越まで進む。ここからが急な上り坂が山頂まで続く。
涌蓋山山頂は比較的広い平坦地になっていて、ここも草原になっている。ここからの眺めも最高、だろうと思う。残念ながらガスっていてほとんど遠くは見えない。時々ガスが晴れたときはシャッターチャンス。
昼食をササッと食べて、すぐに下山開始。
涌蓋越まで戻り、林道(?)にぶつかる。ここで道を間違えてしまう。その理由は、この林道が地図に載っていないからだ。この道を進むとGPS上に書かれた道からどんどん外れてしまう。このまま進んだとしてもどこかの温泉街に出られたかもしれないが、ここは安全を考えて、引き返すことにした。ここで15分程度ロス。
結局上りで歩いた道を戻ることにする。でも、やはりみそこぶし分岐は分からずじまいだったが、ルートからは外れていないようなので、良しとしよう。
途中で放牧された牛がのんびりと休息している。彼らは何を考えて生きているのだろうか。しかし、四方を山々で囲まれ、草原が広がる場所でのんびりと暮らしていけるというのも羨ましいものだ。
さらに下り、温泉街の旅館が見えてくると、今日の登山もいよいよ終盤。
今回のコースは、危険な箇所もなく、子供でも楽しめる。天候はあまりよくはなかったが、紅葉も見られたので、よかった。
下山後は、九州電力八丁原地熱発電所を見学。本来ならば稼働中のタービンなども見学できるそうなのだが、残念ながらこの時期定期点検で稼動していないので、話を聞くだけ。それによると、九重・阿蘇の地下にはマグマ溜まりが地下浅くまで上り、地下に浸透した雨水を熱しているという。その蒸気を使ってタービンを回して発電するそうだ。
そういえば、付近には今も噴火する硫黄山もあり、温泉街も多く点在し、自然の偉大さを改めて実感しながら、帰路に着く。
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