涸沢カールでほろ苦テン泊デビュー
- GPS
- 10:01
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 974m
- 下り
- 967m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:27
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:24
天候 | 金曜日:14時頃まで晴れ、のち曇り、20時頃より暴風雨 土曜日:7時頃まで雨、のち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行きは3時間45分、帰りは4時間半 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷橋よりアイゼン必要。涸沢までなら軽アイゼンで充分 |
写真
感想
この日を迎えるにあたって、テント泊の装備を買い揃え、仕事も有休を取り万全のの体制!
しかし天気予報は雨(°_°)
今更諦められない(^_^;)
最悪涸沢ヒュッテにお世話になる覚悟で強行。
あわよくば奥穂高岳にも登りたい!
贅沢かな^ ^
仕事の都合上、出発は5時45分。
平日なので車も空いてて9時20分にあかんだな駐車場に到着。しかしバスが出たあと💦
9時50分のバスに乗り、スタートは10時半。
焦ります。たぶん最後(^_^;)
上高地の絶景もスマホに写真だけ残し先に進みます。
初めてのテン泊のため、15kgもの荷物も初めて。肩と足の裏に響きます(>_<)
横尾の橋を13時10分。橋には14時以降の入山は控えてくださいと(^_^;)
バテるわけには行かないが、涸沢ヒュッテが見えた頃から、肩と足裏が悲鳴を💦
5分歩いて1分休憩みたいな(>_<)
で15時45分なんとか到着しました。
時折降る雨にかなり焦りました(^_^;)
涸沢ヒュッテでテント泊の手続きに行ったついでにおなじみのカレーとビールを🍺
その後テン場にテントを張りに行くと3張りしか居ない。平日で雨予報ならこんなもの?
お陰でちゃんと整地された場所に張れました。
多少の風除けと溝まで( ^ω^ )
まだこの時点では雨も降ってないし、風もそこまで強くない。17時半で外も明るいけどガスで展望もないし、することもないので、とりあえず寝ることに(^_^;)
気温も5度くらいあるのかな?モンベルの♯1のシュラフとZライトソルで充分暖かい。
日が暮れる頃から風が強くなりだしテントが四方八方に揺れ出します💦
竹ペグをちゃんと打ったつもりだけど初めてなので不安。
そのうち暴風になり地面にしがみつかないと転がりそうになり、寝れなくなってきた(^_^;)
周りのテントも頑張って耐えてる感じ。
テントポールが顔に当たるくらい左右に振れてます💦
程なくして雨も降り出し、もう外にも出れない。
トイレに行きたくなっても、出ればテントが飛びそう。どのくらいまでテントが持つのかもわからない。台風の中にいるみたい(>_<)
シュラフの中で目を瞑ってもテントごとカールを滑り落ちていく妄想しか湧かない。。。
22時ごろ更に暴風が強まり、突風でついにバサっ!とテントごと転がった(°_°)
側溝のところで止まったので脚で地面を蹴りながら踏ん張りボールが折れそうなので手で支えて踏ん張った。
これは完全にアウトです(>_<)
周りの様子を見るとみんな暴風雨の中で撤収しだしています。
私も中を片付けてレインコートを着て一気にテントを畳みます、というかとにかく小さく丸めて抱え込んで涸沢ヒュッテに駆け込みます!
私が最後の撤退だった(^_^;)
受付棟の談話場?でテント組6人程で雑魚寝で朝まで待機です。この場所がなかったらどうなってたんだろう💦
テントを綺麗に畳み直し、シュラフに再び入れたのは1時頃だったか。ようやく安眠できました💤
5時半頃周りの人と共に目覚めたが、まだ雨も降っており風も強いため、山頂を目指す人も当然おらず、まったり談話したり朝ごはんを食べたり。
75歳の大先輩いわく55年登山をしてて、今までで一番過酷だったと💦
それが私の初めてのテン泊とは(^_^;)
いい思い出になりました。
私のテントはボールが少し曲がった程度でしたが、大先輩のは破れてポールも折れたそうな💦
7時頃に雨も止んだが、時折突風が吹き、山頂もガスがかかって展望も期待できないので、7時半に下山開始することに。下界は少し青空も見え隠れしだしたので回復するでしょう。
下りはやっぱり早い!1時間半ほどで横尾まで一気におり、青空の中軽く一杯🍺やって上高地まで4時間半程で降りてこれました。
帰路も比較的空いてて4時間半で吹田まで戻ってこれました。330kmもあっという間。
奥穂高岳にも登れず、テン泊も中途半端でしたが、山小屋泊も楽しめて2倍楽しめたということですかね( ^ω^ )
またリベンジします!
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