半国山＝赤熊(音羽川)〜山頂〜金輪寺〜宮川バス停

2018年05月19日(土) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 10.9km
• 登り: 723m
• 下り: 722m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:17

9:51 スタート地点
10:21 10:21 赤熊バス停
11:58 12:20 音羽の小滝
13:14 14:05 牛つなぎ広場
14:31 14:33 半国山
16:55 16:55 宮川神社
17:08 ゴール地点

天候

曇り、山頂霧あり。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ファイル

西田商店.JPG

西田商店さん。
（更新時刻：2018/05/20 11:43）

写真

5/19 9:51

宮川区の公民館に車を停めさせてもらいました。駐車場広いです。

5/19 9:57

古い灯籠、標識ありますね。後でわかったのですが、帰りはここから出てきます。

5/19 9:59

集落内を進みます。

5/19 10:04

集落内にはこんなところも。

5/19 10:05

古タイヤが。

5/19 10:05

廃屋も。

5/19 10:07

廃屋。
他にも、朱塗りの民家など価値のある建物が廃屋になっていました。民泊にすれば外国の方は喜びそうな家でしたが・・・・
立地の問題もあるかもしれませんが、日本の自然は東南アジアの方からすれば本当に価値の高いものですから半国山、音羽の滝とセットでなんとかならないものか？と思案してしまいます。

5/19 10:08

中野というバス停。

5/19 10:09

生活道路

5/19 10:18

旧家。
この周辺、旧家が多いです。一部廃墟になっていますが。

5/19 10:19

赤熊バス停。

5/19 10:20

登山道への道標。

5/19 10:23

前方、登山口です。

5/19 10:25

まずは車の入れる林道。

5/19 10:25

音羽川。橋の欄干です。

5/19 10:26

ハイキングコースの看板。

5/19 10:29

古い水路。古い石垣をみると、それだけの労力を払った人が過去にいて、いつの時代か？どんな人で、どんな思いだったかと、
つい想像してしまいます。

5/19 10:30

案内標識。

5/19 10:31

このような、案内がいくつも立っていて、登山口を整備する方がおられることがわかります。

5/19 10:32

古墳だそうです。さっきとおなじような案内に説明がありました。

5/19 10:33

石棺。

5/19 10:34

林道は続きます。

5/19 10:35

標語

5/19 10:37

自然の理。

5/19 10:38

苔むした砂防ダム。

5/19 10:39

古い砂防ダムですが、全く砂がたまっておりません。
一番下の排水口から沢の水が出ています。通常、台風後に流木などですぐに詰まってしまうものですが、よく管理されているようです。

5/19 10:40

出水時には水位が上がるようで堆積物がこの高さにたまっています。

5/19 10:41

標語。

5/19 10:43

良く整備されています。

5/19 10:43

山神様。結界も張られています。この祠の中に、入山の申告書があります。整備されている方に感謝の意を記しておきました。

5/19 10:44

杖が準備されています。

5/19 10:51

ゴロゴロしています。
登山道の中腹までこの幅があります。かつては、材木の運搬道であったようです。

5/19 10:56

かつては、石が敷き詰められていたのかもしれません。

5/19 10:57

滝が綺麗です。

5/19 10:58

滝が連なっています。
滝を見つける度に、登山道から離れて沢に近づき、もしくは下りて行って見に行くのでなかなか進みません。

5/19 10:59

下流側。

5/19 11:01

小さい滝がつながってけっこうな落差を構成しています。

5/19 11:03

登山道。

5/19 11:06

いい滝が続きます。

5/19 11:11

「音羽の滝」と看板があります。
ちなみに「音羽の滝」という看板は3か所ほどありました。

5/19 11:22

5/19 11:29

この滝壺、夏だと泳げそうです。

5/19 11:30

銀竜草を見つけました。

5/19 11:33

3mほどの高さのある石垣です。これも、林業の運搬道の為だと思います。こんな山奥にこれだけの石垣を造営するのですから、かつては林業がたいへん盛んだったように感じます。
宮川区には営業中の製材所が1か所、廃業した製材所が2か所ほど見かけられました。また、かつては製材所だったか工務店の倉庫のような営業形態も1か所ありました。
かつては、林業の城下町だったのでしょう。

5/19 11:33

立派な石垣のところから、この滝が見えてきまました。

5/19 11:36

立派な滝です。

5/19 11:44

林道の為の石垣です。

5/19 11:47

この木は不撓不屈の精神を表していますね。

5/19 11:48

キャタピラーがいくつもありました。
材木を運んだ、クローラー運搬車の物でしょう。

5/19 11:49

巨石。

5/19 11:53

ここで川に突き当たりました。周辺は明るいし、向こうに道が見えている気がするのでここを渡ってしまいました。しかし、ここに来た時点で、すでに道を間違っています。もう少し手前で右の道を取るべきでした。この明瞭な道は沢を見に来る人の踏み跡だったようです。

この辺りで、いままでの沢は3つの支流に分かれました。

5/19 12:07

道を失いました。

おかげで「音羽の小滝」を見逃してしまいました。

5/19 12:10

GPSを見て、戻ります。
この沢を渡ります。

5/19 12:22

烏帽子岳からの三叉路にある道標。

5/19 12:35

小さくなりましたが、滝です。

5/19 12:54

銀竜草、2回目。

5/19 13:00

牛繋ぎ広場。ここで食事。
風が通って寒かったです。
ここで、80歳の登山者さんとお会いしました。とても元気な方でした。篠山市の方と伺いました。100名山を45まで行ったとの事でした。いまでも、月に数回は登るそうです。「今日は寒い、ダウンベストを着てきて良かった！」とおっしゃってました。スタスタと元気に半国山にのぼって行かれました。GPSお持ちでなかったですね。これからも登山を続けて欲しいです。

5/19 14:09

半国山を西に巻くトラバースの看板を発見。
前回、これを見る事なく巻いていき少し迷いました。
難路と書いてあります。その通りです。

5/19 14:27

霧がまだ晴れていませんね。

5/19 14:37

雨水がこうやって落ち葉を両側においやって、
だんだんと真ん中がくぼんだ道ができていくようです。

5/19 14:41

ここを左側へ。

5/19 14:44

桧の林です。

5/19 14:45

ひらけてます。関西電力の送電線の直下の伐採です。

5/19 14:46

送電線。

5/19 14:52

このあたりずっと尾根で歩きやすいです。

5/19 14:54

岩を発見。

5/19 14:56

とてもいい道です。

5/19 15:06

標高655mの肩を巻いたら下るか感じです。

5/19 15:10

三叉路

5/19 15:12

その片方は通行止め。がけ崩れはどういうものかみに行くことに。しかし、がけ崩れに到着するまえにどんどん下りてしまうので、登り直し。

5/19 15:39

この区間倒木多いです。

5/19 15:41

気持ちの良い道です。

5/19 15:48

銀竜草3回目。

5/19 15:59

下り。

5/19 16:10

半国山の登山道の取りつきに下りてきました。
またここで間違いをしてしまいました。
この看板の、「宮川バス停」方面に行くと、遠回りです。
しばらくコンクリート舗装の道を下って、間違いに気づきのぼりなおし。

5/19 16:11

登山口、遠景。すこし下って撮りました。
本当はここを登らないといけないのです。

5/19 16:20

登り直しはしんどいです。

5/19 16:20

金輪寺への道路。

5/19 16:26

口丹波西国三十三所霊場。

5/19 16:27

階段。

5/19 16:28

綺麗な本堂です。

5/19 16:29

霊場にバッティングのネット？

5/19 16:30

本堂に裏の立派なお墓。どれも立派な石像となっています。

5/19 16:36

古い参道です。

5/19 16:40

参道。

5/19 16:46

石像が見当たりません。

5/19 16:47

険しい旧参道。

5/19 16:48

石像ありません。

5/19 16:49

ここにもありません。

5/19 16:51

寂しい旧参道です。

5/19 16:53

このように参道の要所に仏像の安置の石組みはあるのですが、
仏像はまったくありません。

5/19 16:55

苔むした石。夏ですと、
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」というところでしょうか。

5/19 16:56

麓にでてきました。

5/19 16:57

防獣フェンスの剥こう道標。

5/19 16:58

宮川神社。

5/19 16:59

ハイキングコースの案内図。

5/19 17:01

集落に至る道。

5/19 17:02

下ってきた道を振り返って。

5/19 17:04

この道路が金輪寺への舗装道路でした。

5/19 17:07

公民館。

5/19 17:08

公民館。
ここで、山行は終わりです。
ありがとうございました。
公民館の北側に車を停めたのですが、
隣の隣家の年配の女性が、裏庭を掃除しながら居られたので
挨拶して少し話をしていただけました。とても気さくな方でした。

撮影機器：

Xperia Z Ultra SOL24 au SONY

装備

個人装備

ガス コンロ 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 予備電池 GPS 携帯 タオル カメラ

備考

食事中、寒かったので白金カイロなどをもって来ればよかったです。
もしくは、テントをもってくれば良かったです。

感想

nosenoyamaneko

とても寒い日でした。5月の低山でも油断できないものです。昼も気温は上がらず食事中はもっていたカッパやフリースを全部着こみました。子供を連れている時は、テントなど持ってきたほうが良さそうです。風が強いので谷の方へ戻りたかったのですが、「この広場が良い。」と言って聞かないので、そのままこの場所で食事をしました。結局すごく寒い思いをし食事を楽しむどころではありませんでした。

音羽川には滝が沢山あり、その都度に登山道から離れ滝へ下りたり、近づいたりするので時間がとてもかかってしまいます。滝はとても綺麗でとても気に入りました。

「音羽の小滝」の手前から明るい方への踏み跡を歩いてしまい迷いました。
そのため「音羽の小滝」を見逃す事に！残念。
夏は沢の中を歩いてもいいと思いました。

牛つなぎ広場で食事をしている時に元気な80歳の登山者さんと出会いました。寒い中しばらく足を止めて話してくださいました。現役かつ、登山歴の長い方で70歳までは北アルプスは夜間も含め良く登ったそうです。登山は体力・脚力、健康維持にいいことを具現している方でした。土曜日だったのでもっと人に会うかと思いましたが、結局この方だけでした。牛つなぎ広場は風が通り寒いので風を避けて、すこし下りた場所で昼食をしていれば、だれにも会わないところでした。

半国山から宮川へのルートは尾根を歩きます。とても歩きやすい道でした。
金輪寺近くの登山口から、宮川バス停へは2つの方法があり、
�ゞ睥愡�の旧参道（石段）��金輪寺へのコンクリート舗装道路の二通りがあります。
今回�，鮃圓�ました。
旧参道は参道の石像は撤去され、ほとんど人の歩かない寂れた感じです。寺への参道としての役目はもはや失っているようで、登山者がわずかに歩くのみです。
歴史を感じられるのですが寂しい感じの参道でした。寂しい中にも古いお地蔵さんや石像に花が手向けられておれば心温まるのですが、そもそも石像が撤去してあるのでなんともやりきれない印象を持ちました。歩くのはコンクリート道路のほうでもよかったかもしれません。同じ半国山の畑野の登山口のお地蔵さんには新鮮な樒が備えられていました。

下山してから、宮川の派出所の隣の「西田食料品店」というかなり年期の入った商店で、バナナ、パン、自家製の塩こぶの佃煮（山椒の実がたっぷり入って美味しそう！）、生姜焼きのたれ、漬物を買いました。ちょっとは売上に協力できたかしら？
地元の方の為の商店のようです。これからも永く営業してほしいものです。

ありがとうございました。