【合戦小屋前でテント泊!】北ア・合戦尾根から燕岳往復


- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,387m
コースタイム
- 山行
- 2:31
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
燕山荘のキャンプ指定地が一杯になったため、特例で合戦小屋前でのテント泊となった。 |
写真
感想
弟子(妻)と2人で燕岳へ登山に行って来た。燕山荘のキャンプ場でのテント泊の1泊2日の山旅の予定だった。当初の予定では、前日の夜のうちに現地入りしてるつもりだったけど(登山口の中房温泉の駐車場がすぐに満車になるため)、体調を崩してたリンちゃん(娘、3歳)の回復を確認するため当日の出発となった。
7時半に『キャラメルハウス』(自宅)を出発し、小杉I.C.から糸魚川I.C.までは北陸道。国道148号線を南下してくと、どんどんクルマの流れが悪くなって来た。目的地の(登山者用の駐車場がある)しゃくなげ荘に、路線バスが発車する11:05までに余裕で到着する...と思ってたけど、アヤしくなってきた。もしも時間に間に合わなかったり、駐車スペースが無かったりした場合には行き先を甲斐駒に変更するつもりで準備もしてきてる。キュウリをくわえた野生のサルが闊歩するリゾートラインを往くと、なんとか時間までにしゃくなげ荘に到着。ここの登山者用の駐車場にクルマを駐めて、バスに乗る。私が燕岳に登るのは1991年以来。この時は常念から餓鬼までの縦走だったため、中房温泉から合戦尾根を登るのは1986年に富山高校山岳部の顧問の先生たちと一緒に登って以来四半世紀ぶり。バスに乗ってるうちに、あの時、中房温泉までの道を二度と来たくない道だ...と思った記憶が蘇って来た(苦笑)。正午前に中房温泉に到着。北アルプス三大急登と呼ばれる合戦尾根は、学校登山を受け入れてるせいか歩き易い。弟子はかなりヘバってきてたけど、私のほうはザックとシュラフを買い替えて軽量化を図ったため、快調。3時前には合戦小屋に到着。
ここまで来ればあと1時間もすれば燕山荘に着くだろう...と、余裕をかませながらチョコチップクッキー喰ったりして休んでると、燕山荘のキャンプ場がすでに満員になってるとの看板が目に入った。小屋のお兄さんに訊くと、大天井まで行ってテント張るか、燕山荘で素泊まりするか、この合戦小屋でテント泊するかしかないとのこと。初日のうちに燕山荘まで登るつもりが、この合戦小屋で突然この日の日程が終わった(苦笑)。あくまでも休憩所の扱いのため通常は宿泊もキャンプも不可の合戦小屋の、荷揚げ用リフトの終点広場...というか、ヘリポート(ふだんは小屋関係者以外立ち入り禁止)にテントを張らせてもらった。すげぇ貴重な体験!(苦笑)
当初の予定では、燕岳から東沢乗越経由で中房温泉に戻る周回コースを考えてたけど、前日のうちに燕山荘まで行けなかったため2日目の行程が1時間延びたことと、今日は弟子の実家の食事会に呼ばれてるため午後6時には『キャラメルハウス』に戻らなければならないこと、そして、朝起きたのが4時前だったことから、東沢乗越を廻るコースは諦め、合戦尾根の往復に変更となった。5時半前に合戦小屋を出発。私は食料や雨具の入った弟子のサックを担ぎ、弟子は完全空身だ(苦笑)。2人分のシュラフやテント一式などを入れた私のザックは合戦小屋にデポ。今日は朝からいい天気。6時過ぎに燕山荘前に到着し、さらに燕岳を目指す。『高山植物の女王』と呼ばれるコマクサがたくさん咲いてた。6:42に燕岳到着。帰りは燕山荘に立ち寄って、Tシャツなどのグッズを購入。『山ガール』がブームとなったおかげで数年間までジイさんかバアさんばっかりだった登山者が一気に若返ったようで、20代のネェチャンや、その連れの男性など、かなり平均年齢が下がった印象。合戦小屋まで戻り、ザックを回収してからさらに下り、10時半には下山。登山口にある日帰り温泉の湯原の湯に入浴し、休憩室でザルそば喰った。バスでしゃくなげ荘まで戻り、クルマで往路をほぼ忠実に戻り、5時過ぎに『キャラメルハウス』に帰宅。
(当時の『GRACE UNDER PRESSURE』の記事をほぼ原文のまま編集)
いいねした人