関八州見晴台
- GPS
- 05:03
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 630m
- 下り
- 699m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:吾野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし |
写真
感想
tori氏とは昨年の北八ヶ岳以来。軽くハイキングでも…との話でまとまり、ここ1年ですっかり私のホームになりつつある秩父へお越し頂いた。
目指すはその名前にひかれた関八州見晴台。
土日の秩父線直通の電車はやはり混んでいる。皆さん登る前の車内から大変な元気。
西吾野駅に着くとtori氏が一本前の電車で到着していた。
何とか天気が持って良かったね、などと言いながらゆるゆると歩き始める。
しばらく車道を歩き、急坂の集落の中をひょいと入ると登山道。
初めからぐぐっときつい登りが続く。気温はそこまで高くないが、湿度がひどい。風が入らないと途端にオーバーヒートしそう。でも、ひとたび風が吹くとそれはそれは気持ちがいい。
人並みの発汗量のtori氏は少しふうふうと言いながらも平気そうだ。
途中、茶屋跡で一休み。その先の分岐の石地蔵には「天保」の文字が彫られている、180年ほど前か?
ひとしきり登り詰めると傾斜は緩やかに。軽やかに歩くとあっという間に高山不動に着いた。
関東三大不動の一つという話はtori氏から聞いたように思う。
彼はこれで三寺をコンプリート、私は成田山にも高幡不動にも行ったことがない…。
樹齢800年という大イチョウが見事。カメラに収まりきらないほど大きい。
石段をひいひいと登り本堂へ。古い建物だが、からりとした堂内なのが印象的だった。ここは立ち寄ってみて良かった。
車道歩きで上を目指す。私は何よりも車道の登りが辛い。tori氏曰く「精神的なものですかねえ」と一刀両断である。途中トレランのお姉さま方に抜かれていく。話しながら登りながら走るのは、私にできることではないなあ、すごいなあと尊敬の眼差しを送った。この日はトレランのイベントがあったようで、登り下りともに走る人々に遭遇したが、ほとんどが私よりも年配の方。先ほどのお姉さま方も、私の母親ほどの年だったような…。
車道、登山道、車道、登山道と続き、最後をぐっと登ると見晴台に到着。
天気は薄曇り。八州を見渡せるとはいかないが、それでも遠くに新宿のビル群が確認でき、近くには武甲山をはじめ秩父の山々が美しい。
急ぐスケジュールでもないため、ゆっくりと昼食をとる。コッヘル初参戦(と言っても湯を沸かしただけ)。量をきっちりと計れるのがよい。tori氏には我が家に積みあがる賞味期限切れのアルファ化米の消費に一役買っていただいた。今日は暑いだろうとフリーズドライの汁物をケチったのをあとで少々悔やんだ。暑くてもやはり温かい飲み物は欲しい。
ゆっくり休みすぎて頭まで休めてしまったのか、帰りは車道の途中で山に戻るポイントを見落とし、延々とアスファルトを下ることに。
後で思えばポイントは目視したものの、勘違いでやり過ごしてしまった。
山と土にリフレッシュを求めていたtori氏には悪いことをした。
とにかくずっとアスファルトを歩き、吾野駅へ着くとちょうど電車が。
名残を惜しむ間もなく街へと戻った。
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