残雪の月山
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- GPS
- 04:54
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 873m
- 下り
- 881m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
協力金1台500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■今回はチェーンスパイクを持参。姥沢〜姥が岳の登りで付けてみたものの、 雪が団子になって付着するので、結局途中から外して歩きました。 雪は蹴り込めるのでツボ足でも支障はない。 |
写真
感想
2か月ぶりの山行。4月はいろいろ忙しくて山には行けず。GWも後半に山行を予定していたが天気がいまいちでモチベーションが上がらず・・・何と言っても最近たるんでいるのだ。今日は仕事が休みで天気は良さそうだし山でも行くか。コスモスベルグから南面白山〜猿鼻山〜小東岳のピストンでもしようかと思ったのだが、小熊連れの熊とかにバッタリしそうで・・・昨年南面白山で熊に遭遇したことがけっこうトラウマになっているのだ。さんざん悩んだ挙句、月山に行くことにした。月山ならスキーヤーも多いし熊も近寄らないだろう。
姥沢の駐車場はさすが平日、空いてました。それでも県内外からスキーヤーが来ているようでいろんなナンバーが。準備をして歩き始め。今回は姥沢から直接姥が岳に登り、稜線通しに月山を目指すことにした。ほぼ100%の人がリフト乗り場に向かう中、途中から左の斜面に取り付く。雪はやや硬めだが蹴り込めないほどではなく、キックステップで登って行く。姥が岳の開けたバーンにはコブコブのラインが何本かできていた。そのラインを避けて黙々と登る。斜度が上がりチェーンスパイクを付けたが、すぐに雪が団子となって付着するのでかえって歩き難い。ロープトウが設置してある地点を過ぎると姥の山頂はすぐそこ。姥が岳の山頂でチェーンスパイクを外して後はお役御免。姥の山頂からは朝日連峰、湯殿山の山容が素晴らしい。遠く鳥海山も見えていた。
この時点でかなり疲れていたがとりあえず月山の山頂を目指す。夏道が所々出ている稜線を辿り金姥、牛首と過ぎる。何か所が急な雪面の下りが出てくる。ヒールを蹴り込んで下るが、雪が硬いと一寸ヒヤッとするシーンも。鍛治月光の急坂もツボ足にダブルストックで行く。本当に急な所は夏道が出てました。鍛治神社を過ぎると一登りで山頂部分に到着。芭蕉の句碑を過ぎるとあとはなだらかに夏道。山頂小屋は全部出ていました。そして山頂。いや〜疲れた。風を避けてお昼休憩。正面には葉山だが、もうすっかり雪が消えてます。いつかここから肘折温泉を目指して歩いてみたいが、肘折って葉山の向こう側だよな・・・22kmって遠過ぎでしょ。こんな体たらくではとても行けないな。やはり定期的に山に行ってないと脚力が維持できないよな・・・と思いながら下山。下りはリフト上駅の東側から姥沢小屋跡に下りる予定だったが、融雪が進んでブッシュが出ていてそれを避けているうちにリフト下駅に出てしまった。
久しぶりの山は天気に恵まれ充実した山行になったが、体力不足を痛感したのだ。夏のテント泊山行に向けトレーニングせねば。(TONO)
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