ATS雪山講習会STEP3・槍ヶ岳

2018年05月25日(金) ~ 2018年05月27日(日)

• GPS: 20:11
• 距離: 43.1km
• 登り: 2,332m
• 下り: 2,324m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:53
• 休憩: 0:34
• 合計: 3:27

距離 10.8km 登り 176m 下り 55m

12:40 上高地バスターミナル
12:44 無料トイレ
12:49 13:05 上高地ビジターセンター
13:11 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
13:50 13:56 明神館
14:03 徳本口(徳本峠分岐)
14:52 14:53 徳沢公衆トイレ
14:57 15:08 徳澤園
15:21 新村橋(パノラマ分岐)
16:07 横尾 (横尾山荘)

2日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:49

距離 10.6km 登り 1,813m 下り 353m

6:50 横尾 (横尾山荘)
7:34 7:39 槍見河原
7:50 一ノ俣
7:58 7:59 二ノ俣
8:30 8:44 槍沢ロッヂ
9:18 9:28 赤沢岩小屋（ババ平）
10:02 10:15 槍沢大曲り
10:54 10:55 槍沢・天狗原分岐
11:10 11:19 小休止
11:59 坊主岩屋下
12:03 12:19 播隆窟
12:56 13:01 小休止
13:39 槍ヶ岳山荘
13:39 槍ヶ岳
13:39 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 2:36
• 合計: 8:02

距離 21.6km 登り 359m 下り 1,930m

6:40 槍ヶ岳山荘
7:15 7:16 播隆窟
7:35 7:36 槍沢・天狗原分岐
7:59 8:09 槍沢大曲り
8:21 8:40 小休止
8:55 8:56 赤沢岩小屋（ババ平）
9:09 9:19 槍沢ロッヂ
9:43 9:44 二ノ俣
9:49 9:51 一ノ俣
9:58 10:05 槍見河原
10:38 11:15 横尾 (横尾山荘)
11:54 新村橋(パノラマ分岐)
12:06 12:16 徳澤園
12:18 12:20 徳沢公衆トイレ
12:57 徳本口(徳本峠分岐)
13:02 13:06 明神館
13:39 14:23 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
14:29 14:36 河童橋
14:37 無料トイレ
14:42 上高地バスターミナル

12:39 スタート(0.00km) 12:39 - 休憩(0.52km) 12:49 - 休憩(0.71km) 13:05 - 休憩(3.23km) 13:50 - 休憩(3.30km) 13:57 - 休憩(6.41km) 14:56 - 休憩(6.49km) 15:08 - 宿泊(9.89km) 16:07 - ゴール(9.91km) 16:13

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

さわやか信州号
バスタ新宿 7:15＝＝12:02 上高地BT
上高地BT 15:00==19:47 バスタ新宿

その他周辺情報

小梨平にお風呂「小梨の湯」あり　入浴料大人600円

写真

5/25 7:07

平日というのにこの混みよう。(゜Д゜)
満席でした。

5/25 7:11

スマホ充電用のコンセントが各席に用意されています。

5/25 11:56

12:02の到着予定よりも早く到着。(^o^)

5/25 12:46

河童橋ですね

5/25 13:08

すっくと立っているこの草。フキノトウだそうです。

5/25 13:14

白花のエンレイソウ（だそうです）

5/25 13:18

ミヤマカタバミ（だそうです）

5/25 13:19

ふつうのエンレイソウ（だそうです）

5/25 13:30

ユキザサ（北海道ではアズキナ）（だそうです）

5/25 13:35

道が崩れて迂回路ができていました

5/25 13:36

いつもの場所から明神岳

5/25 13:39

ヤグルマソウ（だそうです）
茶色い葉っぱがだんだん緑色に変わっていくのだと

5/25 13:42

5/25 13:45

サンカヨウ（だそうです）

5/25 13:47

白花とふつうのエンレイソウが並んで咲いていました

5/25 13:48

5/25 13:48

ニリンソウがそこここに群落を作っていました

5/25 13:52

明神館の前から

5/25 13:59

クルマバツクバネソウ（だそうです）

5/25 14:08

このタンポポみたいなの、フキノトウなんだそうです。
かってにフキノポポと命名しちゃいました。(^^;

5/25 14:11

ツバメオモト（だそうです）

5/25 14:16

ハシリドコロ（だそうです）

5/25 14:17

サンカヨウのつぼみ。葉っぱにくるまれて出てくるそうです

5/25 14:21

この花は？ワカラナイ（だそうです）(^^;

5/25 14:22

この花は？ワカラナイ（だそうです）(^^;

5/25 14:28

ワスレナグサ（だそうです）

5/25 14:32

マムシグサ（だそうです）

5/25 14:35

サンカヨウの実

5/25 14:38

フキノポポ (^^;

5/25 14:38

タチツボスミレ（だそうです）

5/25 14:40

5/25 14:40

5/25 14:41

クルマバソウ（だそうです）

5/25 14:42

ミヤマキンバイ（だそうです）

5/25 14:45

コイワカガミ（だそうです）

5/25 14:47

去年は作業をしていた崩れた崖の修復が終わったようです

5/25 14:47

去年はあそこを迂回していたはず

5/25 14:50

徳沢園の手前に、自衛隊、消防、警察の車両が駐まっており、この手前の川縁に隊員たちが集まっていました。なにかの訓練でもあったのかな？

5/25 14:58

徳沢園に来たら、これは外せませんな。(^o^)

5/25 15:04

さすがに空いています

5/25 15:24

マムシグサの雌花
テンナンショウに似ていると思ったら仲間だそうです

5/25 15:29

クルマバツクバネソウの花が開く前

5/25 15:29

クルマバツクバネソウの花の開きかけ

5/25 15:29

クルマバツクバネソウの花の開きかけ（2）

5/25 15:34

5/25 15:35

5/25 15:38

5/25 15:41

コイワカガミの群落

5/25 15:41

コイワカガミ

5/25 15:47

フキノトウですね

5/25 15:52

コイワカガミ

5/25 16:04

コイワカガミのつぼみ

5/25 16:07

横尾山荘に着きました。今日はここまで

5/25 16:22

横尾山荘にはお風呂があります

5/25 16:22

小屋泊まりの人専用です

5/25 16:22

貴重品ロッカーもあります。100円は戻ってきます

5/25 16:59

夕空の前穂高

5/25 17:11

変わった雷鳥がいました。(^^;

5/25 17:11

えさをこぼすのを待っているようで、なれなれしく人に寄ってきます

5/25 17:24

お風呂上がりの「いつもの」がなかったので缶チューハイにしました

5/25 18:01

横尾山荘の晩ごはん

5/26 5:43

朝の前穂高

5/26 6:00

横尾山荘の朝ごはん

5/26 6:31

5/26 6:34

同じ靴が3足！

5/26 6:59

北穂高が顔を出しました

5/26 7:05

タケノコが根っこから吸い上げた水が先端からあふれているところ

5/26 7:17

蛙の卵（だそうです）

5/26 7:29

タチツボスミレ

5/26 7:34

5/26 7:35

槍見平に来ると槍ヶ岳とご対面

5/26 7:45

5/26 7:45

5/26 7:45

5/26 7:51

一の俣

5/26 7:58

二の俣の橋

5/26 7:59

二の俣

5/26 7:59

桜が咲いていました

5/26 8:14

桜がいっぱい。(^o^)

5/26 8:15

雪が出てきました

5/26 8:25

サンカヨウのつぼみ

5/26 8:27

ヒメイチゲ（だそうです）

5/26 8:31

槍沢ロッジに到着

5/26 8:33

槍の穂先が見えるように望遠鏡がセットされています

5/26 8:33

確かに槍の穂先が見えますね

5/26 8:47

ショウジョウバカマ

5/26 8:50

大岩に槍見と書かれた地点に達しました。
残念ながら夏は木々に遮られて槍ヶ岳は見えないそうです。

5/26 8:52

サンカヨウ

5/26 8:52

サンカヨウ

5/26 9:19

ババ平のトイレ

5/26 9:34

だいぶ雪に覆われてきました

5/26 10:09

ここから先はアイゼンで

5/26 10:10

5/26 10:10

だいぶ割れ目ができてきています

5/26 10:13

アイゼンも同じでした。(^_^;

5/26 10:27

ボードで降りていくと早いだろうなぁ

5/26 11:49

槍の穂先を目指してひたすら登ります

5/26 11:50

槍の穂先にはもう雪はなさそうです

5/26 12:12

常念岳が顔を出しました

5/26 12:42

だいぶ穂先が近づいてきた。

5/26 13:17

ここでアイゼンを外して夏道を登ります

5/26 13:17

5/26 13:34

5/26 13:38

槍の方から西の方

5/26 14:06

振り返って東の方

5/26 14:09

イワヒバリ

5/26 14:28

槍ヶ岳山頂の三角点？

5/26 14:31

山頂にて。実は穂先を登り始めてから空腹を感じ、非常食のスポーツようかんプラスをかじって回復。右手に持ってるのがそれ。(^^;

5/26 14:32

5/26 14:35

ガイドの阿波さん、中島さんと。
阿波さんとは上州武尊山、木曽駒、中島さんとは木曽駒、鷹取山に引き続きそれぞれ3回目

5/26 14:38

槍ヶ岳山頂から南、穂高、乗鞍、御嶽を望む
残念ながら富士山は見えなかった

5/26 14:38

山頂からの360度パノラマ

5/26 14:38

笠ヶ岳と眼下に槍ヶ岳山荘
笠ヶ岳もなかなかかっこいい

5/26 14:40

東方、表銀座

5/26 14:40

41年前、高校2年の夏に通った蝶ヶ岳、常念岳、大天井岳、西岳のルート

5/26 14:40

西方、黒部五郎から薬師、水晶、野口五郎岳方面
こっちはまだたっぷり雪が残ってそうです

5/26 14:49

北鎌尾根

5/26 15:15

槍の穂先にも渋滞なしで登れました。(^o^)

5/26 16:07

2日めのお宿、槍ヶ岳山荘

5/26 16:09

創業90周年だそうです

5/26 17:01

槍ヶ岳山荘の夕食

5/26 17:40

播隆上人の像が祭られていました

5/26 18:22

常念岳の山並みに槍ヶ岳の陰が

5/26 18:22

5/26 19:00

黒部五郎岳の向こうに沈む夕日

5/27 5:29

槍ヶ岳山荘の朝ごはん

5/27 6:37

最初は夏道を下ります

5/27 6:38

雪が少ないね

5/27 6:48

ここからアイゼンの出番

5/27 6:53

イワヒバリ

5/27 6:54

イワヒバリ

5/27 7:11

槍ヶ岳に別れを告げて下ります

5/27 9:44

二の俣の橋

5/27 9:50

昨日撮りそびれた一の俣の道標

5/27 9:50

一の俣の橋

5/27 9:51

一の俣沢

5/27 10:04

槍見平から。見納めです。

5/27 11:26

落石、と思ったらサルがいました。

5/27 12:09

帰りもやっぱり外せませんね

5/27 12:53

行きには気付かなかったシャクナゲが。昨日今日で一気に開いたのかも

5/27 12:54

満開のシャクナゲ

5/27 14:10

小梨平で解散。小梨の湯でさっぱりしましょう

5/27 14:12

お風呂上がりの「いつもの」の代わり。(^^;

5/27 14:35

日曜の河童橋は人が多い。(^^;

5/27 14:37

穂高と河童橋と梓川

5/27 16:48

上高地バスターミナル15:00発のさわやか信州号で、最初の休憩地、諏訪湖SA

5/27 19:17

すでに渋滞にはまってようやく着いた談合坂SA

5/27 21:25

バスタ新宿に着いたのは予定より1時間半も遅い21:23でした。

撮影機器：

SH-06F SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ ストック ヘルメット

感想

supra

雪山講習会STEP3としての槍ヶ岳ツアーに参加したのだけれど、初日は完全な夏道でおかげで阿波ガイドによる自然教室のような趣となった。この道でこんなに花を見たのはたぶん初めて。平日ということもあって空いていて、初夏の空気も気持ちよかった。が、山靴を背負って歩いたのでそれなりに汗をかいていた。
2日めは6:00朝食でアプローチシューズとお風呂セットを横尾山荘に預け、肩の小屋まで1400m、ババ平まではやはり夏道、ババ平でゲイターを巻き、少し先でアイゼンを履いて雪の斜面をピッケルは使わずダブルポールでひたすら登る。何度も太ももが痙りそうになるがなんとか槍ヶ岳山荘までもってくれた。少し休憩の後、ハーネスとスリング1本を装着して穂先に登るが結局スリングを使うこともなく、渋滞もなくすいすいと登れた。ただ、途中で空腹感にさいなまれ、スポーツようかんプラスを1本かじって回復した。山頂も空いていて360度の大展望を心ゆくまで満喫できた。
3日目は5:30朝食、6:40出発でひたすら下り。用心のためハーネスを着けていたが、結局この日もロープをつなぐことなく、ピッケルも出さずに下りられた。さすがにSTEP3の参加者となると足下もしっかりしているね。快晴で雪の斜面の照り返しが強く、暑くて汗ばむほどだった。横尾で着替えてアプローチシューズに履き替えてからは風もあり心地よい夏道で、順調にバスの時刻に間に合うように下りてこられた。