鳳凰三山（青木鉱泉から周回。連続日帰りハイク山梨編・2日目）

2018年05月29日(火) [日帰り]

• GPS: 07:56
• 距離: 19.0km
• 登り: 2,329m
• 下り: 2,335m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:56

距離 19.0km 登り 2,341m 下り 2,338m

5:17 青木鉱泉
7:16 7:29 白糸の滝
8:17 鳳凰小屋
8:55 9:02 地蔵ヶ岳
9:17 9:22 アカヌケ沢の頭
9:46 9:50 鳳凰小屋分岐
10:12 10:31 鳳凰山
10:46 10:53 薬師岳
11:01 11:05 薬師岳小屋
11:13 11:14 薬師岳
11:39 11:42 御座石
12:31 12:37 林道出合
12:54 中道ルート登山口
13:13 青木鉱泉

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青木鉱泉駐車場利用（一日:750円）
青木鉱泉へのアクセス：新しい方の林道を通って行きました。9割以上が舗装路で走りやすかったです。甲府から国道20号線を松本方面に走り、韮崎市の「桐沢橋東詰」交差点を左折すると、「鳳凰山」や「青木鉱泉」といった道標が出てくるので、それに従って走れば辿り着きます。あらかじめグーグルマップなどで下調べしておけば、迷うことはないでしょう。

コース状況／危険箇所等

登山ポスト:青木鉱泉の前にあります。

登山道状況:全般に渡り道は明瞭。危険というほどの箇所もありません。少し注意が必要なのは、ドンドコ沢コースの数回の渡渉と、中道コースの木の根っこ等です。転倒に気をつけましょう。また、残雪も見られますが、滑り止めが必要と感じる箇所はありませんでした。
最もシンドイのは地蔵岳直下の砂地の登りだと思います。足が砂に埋まりながら後退し、なかなか登れません。ちょっと気合いが必要です。観音岳〜薬師岳の稜線歩きはかなり気持ちが良いです。それまでの疲れが一気に吹き飛びます。

その他周辺情報

下山後の温泉:遊・湯ふれあい公園

写真

5/29 5:15

前日に続き、今日も日帰り登山です。ホテルでしっかり寝たおかげで朝から元気。タウリン3000�喃杞腓留浜椒疋螢鵐�も飲みました。今日はやるゾ！
登山計画書をポストに入れ、歩き始めます。

5/29 5:32

歩き始めて間もなく。工事中のようで、迂回路を歩きます。ただ、初めての鳳凰山なので、本来のコースがどこなのかはわかりません。

5/29 5:44

ドンドコ沢コースは渡渉を何度も繰り返します。沢の水が綺麗です。

5/29 6:14

大小様々な滝があります。新緑と沢の音に癒されながら、気持ちよく登ります。

5/29 7:20

歩き始めて2時間ほど経ちました。白糸の滝を眺めながら、パンを一つ頬張ります。小休憩を済ませたら、再び歩き始めます。

5/29 8:03

なるべく急がぬよう、体力を温存しながら歩きます。ついにオベリスクが姿を現しました。

5/29 8:17

写真を撮り忘れましたが、ここまで真っ白で綺麗な沢沿いをなだらかに登ってきました。鳳凰小屋に到着です。

5/29 8:17

ここでは無料で水がもらえるようです。飲みかけのペットボトルに水を補充しました。
よく考えたら、スタートしてから誰にも会っていません。なんたる贅沢。

5/29 8:37

来ました。アリジゴク。皆さんの記録にあるように、どうあがいてもズルズルと後退してしまいます。なかなか前に進まない。
この辺りでやっと、今日初めての人に会います。

5/29 8:43

あと少しでオベリスクの基部に着きそうですが、とにかく足元がズルズルです。ストックがあった方が少しは楽に登れたかも。
とにかく、温存しておいた体力を一気に持っていかれる感じです。

5/29 9:00

オベリスクの基部になんとか到着。早速の好展望。甲斐駒、仙丈、、、真ん中の山はアサヨ峰かな？

5/29 9:01

オベリスクを見上げます。先行していた若者たちが登ろうとしていたので諦めましたが、私も登ることにチャレンジしてみたかったかも・・・多分無理だろうけど。怖いし。

5/29 9:02

この後向かう観音岳方面。後方に富士山が見えています。被写体として主役じゃない富士山、渋いぜ。

5/29 9:06

オベリスクから少し下った所に地蔵岳の山頂標柱があります。

5/29 9:10

名前の通り、お地蔵様だらけ。一体一体、穏やかな表情をされています。
ここで地蔵岳を後にしますが、ここで食事を摂らなかった事を後で後悔することになります。

5/29 9:17

観音岳へ向かう前に、まずはアカヌケ沢の頭へと登ります。振り返ってオベリスク。後方には八ヶ岳が見えています。

5/29 9:19

アカヌケ沢の頭に到着。当然ながら好展望です。白峰三山が目の前にドーン！ナイスです。

5/29 9:20

北岳＆間ノ岳をズーム。迫力あります。

5/29 9:25

これから歩く稜線。一旦標高を下げます。この後、グンと身体が重くなります。

5/29 9:45

観音岳まであと少しなのですが、どうにも足取りが重くなってきました。シャリバテ？ザックからブラックサンダーを1つ取り出し、サクッと食べます。

5/29 10:08

ブラックサンダー1つで、少し身体が軽くなってきました。マメなエネルギー摂取は大切ですね。
稜線上でよく見かけたこのお花。。。キバナシャクナゲですかね？

5/29 10:08

そこらの山ではなかなか見かけないお花。足元に近い所に咲いています。登山者に踏まれないようにしてちょーだいな。

5/29 10:11

へたばりかけましたが、なんとか観音岳に到着です。ここまで来れば鳳凰三山を制したようなもの。気分は上々です。

5/29 10:13

ここでパンとドーナツをいただきます。甲斐駒ヶ岳が立派な姿を見せてくれています。

5/29 10:14

こちらは仙丈ヶ岳。女王です。綺麗です。
仙丈ヶ岳の左後方には中央アルプスも見えています。

5/29 10:26

農鳥岳の南西側に見えるあの山。塩見岳かな？
しばらく展望を楽しんだ後は、最後のピーク、薬師岳へと向かいます。

5/29 10:33

薬師岳への道はチョー快適。右手に白峰三山を眺めながらの散歩道です。とても気分良く、楽しく歩きます。

5/29 10:47

薬師岳に着きました。この標柱よりも、後方の岩場の方がどう考えても標高が高いので、ちょっと登ってみることにします。

5/29 10:52

登りました。富士山は雲の中です。長居しても仕方ないので、一旦引き返します。

5/29 11:02

山バッジが欲しいー。ということで、薬師岳の標柱よりもさらに下って薬師岳小屋へ来ました。ここで鳳凰三山のバッジゲットー！
ここからトラバース道があると思っていましたが、、、見当たらんな。

5/29 11:11

仕方がないので再度薬師岳へ登り返してきました。さらば北岳。また会いましょう。

5/29 11:39

さぁ、下山です。木の根っこだらけの道をグングン下っていきます。長く急な下山は、精神的に堪えます。

5/29 12:08

だいぶ標高を下げると、辺りの様子が少し変わり、笹と新緑に囲まれた道になってきました。急勾配も、少しだけなだらかになってきます。

5/29 12:32

林道出合なる場所でおやつタイム。フルーツパウンドケーキと缶コーヒーで一息です。ふぅ〜。下り疲れたなっと。

5/29 12:55

さらに下って、林道に出ました。ここから青木鉱泉まではテクテク歩くだけ・・・なのですが、ここに来て元気復活。時々駆け足で進みます。

5/29 13:13

駆け足で道を間違えつつ、ゴール。最後の最後で汗びっしょり。
シャツを着替えて駐車料金を支払い、顔を洗って帰路につきました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

感想

seiya

連続日帰りハイク山梨編。今日は2日目です。何年も前からずっと行きたいと思っていた鳳凰三山に、ついにチャレンジしてきました。いや〜。疲れた。下山で飛ばし過ぎて（踏ん張りの連続で）左足の親指に違和感が残りました。
それにしても、数年ぶりの南アルプス。雪の残る白峰三山を眺めながらの稜線歩きは、疲れこそ感じたものの何とも言えない感動がありました。エネルギー補給のタイミングをしっかり保ちながらだったら、もっと元気に、快適に歩けたことでしょう。そこだけは反省点として、次回以降の課題にとっておくことにします。
前回の長野での連続日帰りハイクに続き、今回もとても充実した2日間となりました。無事に感謝、お山に感謝です。

コメント

kenmimi

けんけん
素晴らしい景観ありがとうございます！テレビでしか見たことのない風景を歩けるなんて羨ましいです!ロングコースはカロリー消費も激しそうで間食は大事ですね〜。今からは暑くなるので、睡眠、水分補給、エネルギー補給、飲み過ぎ🍺気を付けてまた綺麗な山容期待してます🏔

seiya

Re: けんけん
けんけんおはようございます。
疲れのせいでしょうか、昨日は夜まで身体が火照っていました。
これから夏に向けて、暑さ対策をしっかりとして山に臨みたいですね。
特に私、暑さに弱いですから(-_-;)