マヤクボ沢からのスバリ岳・針ノ木岳
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- GPS
- 10:56
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,516m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今シーズンは、もう12爪アイゼンも冬靴も履かないと思っていたが
再びチャンス到来!
初めての扇沢
三大雪渓のひとつである、針ノ木雪渓を歩いてきた。
どうせなら、効率よく
マヤクボ沢から上がって、スバリも行きたい。
大沢小屋の先から雪渓スタート。
最初はアイゼン着けなくてもいけるが、斜度がきつくなりつつあるあたりから
アイゼンを着け、ヘルメットも装着。
ストックからピッケルに持ち替える。
針ノ木小屋方向と、マヤクボのコルへ分かれるところで一旦休憩。
見るからに、キツイ斜面。
ジグザグにトラバースしながら登る。
幸い石も、雪の塊も落ちてこなかったので良かったけど、
早く通過したいが、ザラメ雪なので、ひとたび滑ったら、どこまでも落ちていくので
上部を確認しながらとにかく慎重に歩いた。
マヤクボのコル直下に一旦ホッとするゆるい斜面があり、
そこでも休憩を取り、コルまでの最後の斜面に挑む。
まぁキツかったが、登りきると、ドドーンと立山連峰
その下には黒部湖。
絶景に息を呑んだ。
コルにザックをデポし、アイゼン外してスバリに向う。
ここからの眺望は、今までに見た山の風景でも5本の指に入るくらいすばらしかった。
コルに戻り、昼食を取り今度は荷物を背負い、針ノ木へ。
ガレガレで、石を落としやすいので、足元注意。
時間的にちょっと遅かったので、針ノ木の頂上で写真撮っていたら
いつの間にか我々二人になり、貸切状態。
雲も出てきたり、蓮華に若干ガスもかかったりしたが
槍も姿を現し、なんとも贅沢な時間だった。
ここからは雪の斜面を先ずは針ノ木小屋までトラバース。
この斜面がまた恐怖。
滑ったらかなり下まで滑落するだろう。
冷や汗かきながらやっとの思いで小屋横へ出る。
小屋は開いていないが、テントが4張りほどあった。
テン泊でも良かったかな〜とちょっと後悔。
小屋直下の斜面は結構キツイ。
ここも慎重にトラバース。
一気に尻セードってのもあったけど、ビチョビチョは嫌なので、やめた。
意外に歩きやすく、雪渓通過はほんの1時間くらいだったか?
夏道に入り、大沢小屋で小休憩。
そこから登山口までの方がやたらと長く感じた。
終ってみたら、約11時間行動。
いや〜疲れた。
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