伊豆天城万二郎岳から箒木山ピストン
- GPS
- 05:10
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 711m
- 下り
- 718m
コースタイム
10:45 奈良本中道分岐⇒ 11:30 箒木山 12:10⇒ 12:40 奈良本中道分岐⇒
13:55 万二郎岳⇒ 14:45 天城高原登山者専用駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者専用駐車場には水洗トイレが完備されています(冬季は凍結のため使用不可の場合があります) |
コース状況/ 危険箇所等 |
天城山はちょうど紅葉の時季なので県外ナンバーの車が多く遠くは秋田、滋賀ナンバーの車もあり紅葉を愛でようとハイカーの車でで天城高原登山者専用駐車場は賑わっていました。 四辻からは沢の紅葉を見ながら、沢(雨季には水がありますが涸沢でした) を登り崩壊地を横切っている登山道に出ました。 そのまま崩壊地のガレ場を登り富士山を眺めたり万二郎岳北斜面の紅葉を見ながら、崩壊地上部の古い登山道に入り標高1299mの万二郎岳に着きました。 山頂には数名のハイカーが休んでいました。 ここからは万三郎岳に続く縦走路から離れ東に進路を変えて、万二郎岳山頂の樹林の中をを下がり箒木山へ向かいました。 トラロープとテープを頼りに急斜面を下ると大きな立岩の根元に日本国第一号の官民の境界を記した境界杭が埋設してありました。 さらに下ると赤くずれ(崩壊して赤茶けた土がむき出しになていたが長年の間に木が生えてきている)の崩壊地のコルになり、すぐに奈良本への中道分岐になりました。 イヌツゲやアセビの林になり枯れたトリカブトやマルバダケフキが多くありました。 地図上に表記されている1070mピークに登り緩やかに下って行くと展望が開け電波塔が見えて笹原の広い道に出ました。 間もなく三等三角点がある標高1023.7mの広く平らな箒木山に着きました。 NTTのアンテナ施設や東京都防災無線箒木山中継所がありました。 曇りの天気でガスがかかっていましたが遠笠山から万二郎岳万三郎岳と続く天城主峰尾根、戸塚山(小岳)白田山青スズ台と緩やかに下がる尾根が時折ガスの切れ間から見えました。 相模湾に面した伊豆東海岸は八幡野方面や下田白浜方面まで見えました。 昼食後来た道を立岩まで戻り今日の主たる目的地「鬼の石積み」に入りました。 例年に比べて気温が温かいためか、周囲の紅葉が進んでおらずいまいち納得がいきませんでした。 立岩に戻り万二郎岳への急斜面を登り再度展望地に出ましたがガスが次から次へと湧いてきてあまり眺望は期待できないのであきらめて万二郎岳山頂に向かいました。 山頂からはわき目もふらずに下り天城高原登山者専用駐車場に無事戻りました。 |
写真
感想
11月3日文化の日はかなりの確率で晴れの日が多く、今日も天気が好いと予測して出かけましたが見事に外れ曇り空でした。
自分なりの解釈でデターと感を働かせての予測なので外れが多く、近代的でありませんがめげずにがんばり通しています。
今日は万二郎岳まではマイルート登りました。
崩壊地は数年前の台風で万二郎岳直下付近から大規模に崩落して麓からも確認できます。
かなりの急斜面のガレ場を落石などを注意しながら登るので訓練を兼ねた時しか登りません。
しかし途中から見える裾を広げた富士山のながめが良いので今日は登ってしまいました。
万二郎岳から箒木山へのルートは、トラロープとテーピングを頼りに東側の荒れた急斜面を下ります。
箒木山から見ると万二郎岳は大きく雄大です。
万三郎岳は小さく見え万二郎岳の方がやはり兄貴に見えます。
一番の長男は達磨山(万太郎)です。
標高は三男の万三郎岳が一番高く万二郎岳と続き長男の達磨山は一番低いです。 しかし見慣れている伊豆市(北側)から見ると万三郎岳は伊豆の主峰らしく大きく見えます。
生まれた順番に山名を付けたのか、地域からの山容を見て付けたのかふしぎです。
鬼の石積みからの景色は天城ではないと思われる景色です。
大きな石が崩落して積み重なって出来ています。
天城山は標高2000m級の山で東側が崩落して現在の山容になったと聞きました。
縦走路の東側は切れ落ちていますし、大きな石が崩落して積み重なった鬼の石積みを見ると何となく理解できます。
紅葉は夏の台風の強風で葉が落ちたり塩害で葉が枯れて全体ではいつもの年より見栄えがしませんでした。
今年は標高の低い麓の方がきれいに色付くかもしれません。
車で帰る途中の天城高原別荘地付近の車道で三頭の鹿が車道に飛び出して、その内の一頭に危なく追突しそうになりあわてて急ブレーキをかけて何とか回避しました。
別荘地付近に住み着いている鹿は人間にも車にも慣れきっていて、車道を渡り終えて林の中で待っていた仲間の鹿と何も無かったようにこちらを見ていました。
怒ることもできずただ冷や汗をかき衝突しなくてよかったと安堵するだけでした。
コメント
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yoshi-yamaさん、こんばんは
私も2009年に箒木山に行ったのですが、三角点が見つけられませんでした
どこにありました??
NTT電波施設の東側の笹の中にあります
笹の中に入るとダニがたくさんズボンにつくので注意
こんばんは
ありがとうございます。
そのへんもたしか探したんだけどなぁ〜
ダニは結構慣れましたよ、伊豆の山で
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