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Yamareco

記録ID: 1489593
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

東吾妻山・一切経山

2018年06月02日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.0km
登り
719m
下り
714m

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
1:00
合計
6:00
8:30
50
スタート地点 浄土平ビジターセンター
9:20
9:20
50
10:10
10:30
20
10:50
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40
11:30
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30
12:00
12:40
20
13:00
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40
13:40
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20
14:00
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20
14:20
14:20
10
14:30
ゴール地点 浄土平ビジターセンター
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
浄土平駐車場は1台500円。以前来たときは無料になったばかりだったような気がするけど、環境整備の原資として再び徴収するようになったようだ。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特にありませんが、まだコース上に残雪があるので、視界が悪い時などはコースアウトに注意が必要です。
その他周辺情報 麓に飯坂温泉や磐梯熱海温泉など有名な温泉地が点在します。我々は磐梯熱海温泉の共同浴場に行ってみましたが、熱いお湯と冷たいお湯…それは水というのでは…という極端な温度の浴槽二つという衝撃的な温泉でした(笑 交互に入ればなんとななるもんです。泉質は良いらしく化粧水の代わりになるほどだとか。たしかにお肌の調子がいいような気がする…。
一度悪天で敗退した一切経山。リベンジの今日は快晴!
浄土平ビジターセンターを出発します。
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一度悪天で敗退した一切経山。リベンジの今日は快晴!
浄土平ビジターセンターを出発します。
右に行けばまっすぐ一切経山ですが、まずは東吾妻山に登ってきます。ということで左へ。
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右に行けばまっすぐ一切経山ですが、まずは東吾妻山に登ってきます。ということで左へ。
道は綺麗に整備してあって歩きやすいです。
道は綺麗に整備してあって歩きやすいです。
木道も新しい。
一切経山からシュゴーっという噴射音がしてきます。
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一切経山からシュゴーっという噴射音がしてきます。
山肌から噴気が上がっています。御嶽や草津白根の事もあるので、もはやこういう景色は恐怖の対象ですなぁ。
山肌から噴気が上がっています。御嶽や草津白根の事もあるので、もはやこういう景色は恐怖の対象ですなぁ。
ミネザクラが♪
時々残雪が現れます。登山道を覆うように雪が残っている個所もありますが道を失うほどではありません。
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時々残雪が現れます。登山道を覆うように雪が残っている個所もありますが道を失うほどではありません。
雪が溶けたところからチングルマが咲き始めてました。今年初♪
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雪が溶けたところからチングルマが咲き始めてました。今年初♪
鎌沼との分岐点を分け…
鎌沼との分岐点を分け…
東吾妻山を横目に進みます。ほんといい天気♪
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東吾妻山を横目に進みます。ほんといい天気♪
道は続くよどこまでも。二段になった背の高い木道でした。初めて見るタイプの木道だなぁ。
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道は続くよどこまでも。二段になった背の高い木道でした。初めて見るタイプの木道だなぁ。
姥ヶ原分岐まできました。ここまではお散歩気分♪
一切経山への最短コースに比べて人が少なくていい感じ。
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姥ヶ原分岐まできました。ここまではお散歩気分♪
一切経山への最短コースに比べて人が少なくていい感じ。
分岐から東吾妻方面に進みますが、登山道の整備レベルが落ちました(笑
雨も降っていないのに道がジャバジャバです…。
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分岐から東吾妻方面に進みますが、登山道の整備レベルが落ちました(笑
雨も降っていないのに道がジャバジャバです…。
案の定上部には残雪が。これは踏み抜き地獄かな?と思ったのですが、今朝は放射冷却で気温が低かったため、まだしっかりとした状態で助かりました。
案の定上部には残雪が。これは踏み抜き地獄かな?と思ったのですが、今朝は放射冷却で気温が低かったため、まだしっかりとした状態で助かりました。
より上部には思ったよりたっぷり雪が残っていました。雪解けと連動して歩く位置が変わるらしく、縦横無尽に足跡がついてます。迷うことはないかと思いますが。
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より上部には思ったよりたっぷり雪が残っていました。雪解けと連動して歩く位置が変わるらしく、縦横無尽に足跡がついてます。迷うことはないかと思いますが。
花も多かったです。
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花も多かったです。
春ですね♪
雪から解放され起き上がったばかりの笹が行く手を遮ります。
泥だらけの笹の葉が全身を擦りにきます。いーやぁ〜あああ。
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雪から解放され起き上がったばかりの笹が行く手を遮ります。
泥だらけの笹の葉が全身を擦りにきます。いーやぁ〜あああ。
樹林帯を抜けると予想より広々とした空間が現れました。
もっと木々に囲まれた狭い山頂を想像していたので、これには驚きました。
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樹林帯を抜けると予想より広々とした空間が現れました。
もっと木々に囲まれた狭い山頂を想像していたので、これには驚きました。
ミネズオウ♪
吾妻小富士。
振り返ると鎌沼と一切経山が。
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振り返ると鎌沼と一切経山が。
そこから長々と続く吾妻連峰の山々。西吾妻には登ったことがありますが、全体の中のほんの一部ですね。いつかこの縦走路も歩きたい♪
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そこから長々と続く吾妻連峰の山々。西吾妻には登ったことがありますが、全体の中のほんの一部ですね。いつかこの縦走路も歩きたい♪
東吾妻山山頂に着きました。猪苗代湖、磐梯山、五色沼などが一望の元に。ここは磐梯山とその周辺の様子が手に取るようにわかる好展望地ですね。
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東吾妻山山頂に着きました。猪苗代湖、磐梯山、五色沼などが一望の元に。ここは磐梯山とその周辺の様子が手に取るようにわかる好展望地ですね。
来た道を戻り一切経山へ向かいます。
案の定、残雪地帯では盛大に踏み抜きをやらかしました。舌噛んだ…。
来た道を戻り一切経山へ向かいます。
案の定、残雪地帯では盛大に踏み抜きをやらかしました。舌噛んだ…。
姥ヶ原分岐まで戻ってきました。
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姥ヶ原分岐まで戻ってきました。
分岐をまっすぐ突っ切り、一路一切経山へ。
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分岐をまっすぐ突っ切り、一路一切経山へ。
鎌沼が見えてきました。青空が映りこんで美しいですね。
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鎌沼が見えてきました。青空が映りこんで美しいですね。
この角度も良い感じ。
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この角度も良い感じ。
酸ヶ平の分岐点です。まっすぐ行くと浄土平に戻ってしまうので、ここは左で。
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酸ヶ平の分岐点です。まっすぐ行くと浄土平に戻ってしまうので、ここは左で。
緑に埋もれそうな感じに避難小屋が建っています。
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緑に埋もれそうな感じに避難小屋が建っています。
良さげな小屋ですよ。
良さげな小屋ですよ。
いよいよ一切経山へ登って行きます。
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いよいよ一切経山へ登って行きます。
イワカガミ♪
振り返るとさっき登った東吾妻山と鎌沼が。絵になるなぁ。
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振り返るとさっき登った東吾妻山と鎌沼が。絵になるなぁ。
広々としたガレ場の斜面を登ると山頂は近い。
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広々としたガレ場の斜面を登ると山頂は近い。
そして、出たー!五色沼!
別名「魔女の瞳」
これは魅入られたら離れられなくなりそうですなー。
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そして、出たー!五色沼!
別名「魔女の瞳」
これは魅入られたら離れられなくなりそうですなー。
光の当たり加減で、クルクルと色が変わっていきます。
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光の当たり加減で、クルクルと色が変わっていきます。
朝晩にはまた違った表情にもなるといいます。
なるほど「五色」沼ですな。
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朝晩にはまた違った表情にもなるといいます。
なるほど「五色」沼ですな。
念願かなってご尊顔を拝めました!
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念願かなってご尊顔を拝めました!
山頂からは福島市街地が一望の元に。
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山頂からは福島市街地が一望の元に。
角度を変えて、磐梯山も。
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角度を変えて、磐梯山も。
安達太良山?
小富士。ここからの角度が一番御釜の様子がしっかり見れるかと。
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小富士。ここからの角度が一番御釜の様子がしっかり見れるかと。
酸ヶ平分岐点まで戻って、今度は左方向へ。
浄土平に向けて下山を開始します。
酸ヶ平分岐点まで戻って、今度は左方向へ。
浄土平に向けて下山を開始します。
本日最大の残雪。大勢歩いているはずなのですが、気温が高いためみるみる溶けるようで足跡の判別が難しい。観光客が迷子になりかけてました。
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本日最大の残雪。大勢歩いているはずなのですが、気温が高いためみるみる溶けるようで足跡の判別が難しい。観光客が迷子になりかけてました。
残雪帯を越えると、あとは駐車場に向かって下りるだけ。
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残雪帯を越えると、あとは駐車場に向かって下りるだけ。
浄土平に戻って、向かいの山に登ります。
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浄土平に戻って、向かいの山に登ります。
迫力のある爆裂火口。
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迫力のある爆裂火口。
御鉢めぐり。
火口越しに一切経山。
火口越しに一切経山。
巡り巡り…。
下界も眺められる。
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下界も眺められる。
火口越しに東吾妻山。
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火口越しに東吾妻山。
満足したので戻ります。
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満足したので戻ります。

感想

魔女の瞳が有名な一切経山と大展望が魅力の東吾妻山に登ってきました。
ちなみに一切経山が旧東北百名山、東吾妻山が現東北百名山となっています。一切経山が外されたのは登山者より観光客が多くなって俗化したからですかねぇ。でも一切経山は三百名山に選定されています。選者の好みが分かれるところかな。

登山道は基本的によく整備されています。
姥ヶ原〜東吾妻山の区間が少し泥ぐちゃ&残雪で厳しめですが、わずかな区間です。
道標もしっかり整備されており不安に思うところは無かったですが、もう少し残雪が多かったり、視界が悪かったりしたらどうなのかな。平坦な区間が多いだけに道をロストする可能性はあるかも。

東吾妻山からの大展望は、知らずに行ったのでとても感動しました。
西吾妻、磐梯山、安達太良山という百名山に選定された山々を手に取るように眺められるだけでなく、猪苗代湖など周辺の湖沼と山が織りなす美しい風景は一見の価値ありです。一切経山の五色沼ばかりがクローズアップされがちですが、東吾妻山もなかなかどうして。

もちろん一切経山から望む五色沼は噂に違わぬ美しさで我々を迎えてくれました。
光の当たり加減で刻々と色が移ろっていくのが印象的です。朝、夕はさらに違った表情を見せてくれるという情報を得ました。今度来るときは時間帯を変えて訪れてみたいですね。

さして広くない山域を歩きましたが、草原あり、湿地あり、湖沼ありとおよそ考え付くほとんどの山岳風景を順に楽しめます。無いのは岩場くらい? 半日あればお腹いっぱい山を楽しむことができます。

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体力レベル
3/5

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