能郷白山 温見峠から能郷谷へ
- GPS
- 06:42
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 689m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
天候 | 晴れ、雲多い。微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
R157号を北上、温見峠で降車。 細い山道が曲がりくねり、酷道とも云われている。福井県側は閉鎖中。 帰路は能郷谷登山口林道ゲートでお迎えマイクロバス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
温見峠からP1492付近までは急登。一部ガレ場、ロープ場もあり、谷側は深く落ちている。 稜線から山頂までは比較的緩やかで奥宮まで続く。 能郷谷側へはわずかな残雪を横切り下り、前山を緩やかに登り返し、急坂を下って行く。ガレ石を落石させやすいので注意する。 渡渉地点には今年から渡り橋が設置されていました。 能郷谷ゲートまでの林道の舗装は荒れていて、山から川に流れる洗い越も3か所ほどある。 能郷谷はケイタイ電波が届きにくい場所がある。 |
その他周辺情報 | 能郷谷集落に白山神社があり、猿楽の能舞台がある 下山後、道の駅「うすずみ桜の里・ねお」 うすずみ温泉に入浴 |
写真
感想
梅雨の晴れ間に恵まれる。
数年前の秋に温見峠からの往復で、山上の奥宮から見下ろした能郷谷へ今日は下る。
山深い谷が印象的だったし、深田久弥さんの登ったのも能郷谷から。以前読んだ誰かのレコにあった「能郷谷にはサラサドウダンが咲いてるから、行こうと決めた…」の言葉も記憶に残っていて、歩いてみたいと思っていたのです。
前日夕夜の大雨の影響で、水蒸気多く遠望は期待できないものの、登山道は思ったほどぬかるんではいなかった。
花々は次々と移り変わる。私の今日一番お目当てのサラサドウダンは、標高低めでは落花し始め、やや高い場所では見頃だった。
可愛い花だけど見上げるほどの大木もある。そして鈴生りに咲く。
豪雪地帯でもあり、山頂付近の臥龍ブナの複雑な姿に、前回には気付かなかった視点を得ました。その近くには根尾谷断層がくっきり走っていて、ジオ的興味も湧きます。
奥宮からは前山を辿り、青空の下どんどん能郷谷に下っていく。
鳥の声が、遠く近く入替り聞こえる。サラサドウダンの淡い彩り。
途中、谷沿いの岩場で動くテンらしき動物を見たものの、ノウゴウイチゴは見当たらない。希少種かしら?
ここを登ってくるのは大変だと思うが、長く続く急な下りも膝に負担が掛かってくる。おまけにまだ蕾のアザミの葉の棘が痛い。
最後の林道歩きは長く、アスファルトの道は疲れた足に優しくないけど、林道脇のウツギ、アジサイ等の花々、洗越の渡渉は、いい気分転換になる。(靴は濡れます)
ここでデポしてあった自転車のソロの男性に道を譲りました。
※終盤、私は少し頭痛を感じ、なんとなく不調で、水よりスポーツ飲料が飲みやすい状態に熱中症の初期症状かも?と思いました。
前日夕方もやや不調だったから、それだけではなかったかもしれませんが、下山後入浴し寛ぎ徐々に回復しました。夏山に備え飲料水など久しぶりに多めに担ぎ、疲れたのかもしれません。トレーニングと体調管理を心掛けなければと思います。
コメント
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すいません 、洗越付近にて道を譲って頂いた者です。
その節はグループにも関わらず対応頂いて感謝します。
山頂付近でも道を開けて頂けていたのでお礼申し上げます。
当日は梅雨入りにも関わらずうまく梅雨の合間に当たってくれて
清々しい中での登山が出来ましたね 。
北陸方面の山は山深くブナも美しい印象でロングコースにも関わらず
心地よく歩くことが出来たと思います。
サラサドウダンも見ごろでしたね。鮮やかな実が印象的でした。
あ、ロードバイクはikajyuさんだったんですね!
何度かレコを拝見していました。
樽見駅から登山口まで自転車で往復とは
山頂で待合せたもう一人の赤いウェアの方共に、タフですね!
ちなみに後方で「自転車来ましたー!」って叫んでいたのが私です。
眺望は霞がちでしたが、青空の下の気持ちのいい新緑と花々、広がる山々。
能郷白山いい山でした
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