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Yamareco

記録ID: 1495113
全員に公開
ハイキング
北陸

戦国の香り漂う刀根道(柳ケ瀬→疋田)

2018年06月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:23
距離
15.4km
登り
307m
下り
434m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
0:31
合計
5:11
9:53
62
10:55
11:01
39
11:40
11:40
45
柳ケ瀬トンネル西口
12:25
12:50
58
刀根集落(昼食)
13:48
13:48
76
麻生口交差点付近
15:04
ゴール地点
天候 晴れ 時々 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
 
★スタート地点
JR北陸本線 木ノ本駅よりバス。柳ケ瀬バス停すぐ。
https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2296/20140324-175504.pdf
 
★ゴール地点
JR北陸本線 新疋田駅徒歩8分。

  
コース状況/
危険箇所等
 
刀根道は柳ケ瀬(滋賀県湖北)と疋田(敦賀)を結ぶ道です。
柳ケ瀬では北国街道と接続し江戸や長浜など湖東にも通じていますが
江戸時代においての物資輸送は塩津経由の船が主な手段だったので
どちらかというと人の利用が多かった街道だったと思われます。

また近世においての同区間は峠を除くと勾配が緩い上に、
峠ではトンネルを短く作れることから鉄道が建設されたり(廃止)、
現在は北陸自動車道が通る北陸の大動脈にもなっています。

ルートの精査についてはあらゆる資料を用いましたが、
谷あいの地、豪雪地帯であることから時代によって違うことが多く、
その上で鉄道や道路建設によって消滅した箇所が多いので
昔の道筋を辿ろうとすると難易度が高い街道です。

トイレに関しては玄蕃尾城敦賀側登山口に一か所。
飲料自販機は刀根集落に一か所、コンビニは疋田に一か所。
昼食類は事前に用意しておいたほうが良いでしょう。


  
北国街道柳ケ瀬。宿場ではなく間の宿の役割があった集落です。道の中央には今も昔ながらの水路が残っています。
2018年06月09日 09:41撮影 by  iPhone X, Apple
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北国街道柳ケ瀬。宿場ではなく間の宿の役割があった集落です。道の中央には今も昔ながらの水路が残っています。
明治天皇小休止跡。明治11年に北陸行幸がありました。敦賀側から来られています。
2018年06月09日 09:42撮影 by  iPhone X, Apple
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明治天皇小休止跡。明治11年に北陸行幸がありました。敦賀側から来られています。
宿の北方には彦根藩の柳瀬関所が置かれていました。女改めが特に厳しかったようで武士2人と番役8人が管理して夜間の通行は一切許されていませんでした。
2018年06月09日 09:43撮影 by  iPhone X, Apple
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宿の北方には彦根藩の柳瀬関所が置かれていました。女改めが特に厳しかったようで武士2人と番役8人が管理して夜間の通行は一切許されていませんでした。
刀根道は左へ。右は北国街道今庄方面。
2018年06月09日 09:49撮影 by  iPhone X, Apple
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刀根道は左へ。右は北国街道今庄方面。
右 えちぜん、かが、のと道、左 つるが、三国ふねのりば
2018年06月09日 09:49撮影 by  iPhone X, Apple
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右 えちぜん、かが、のと道、左 つるが、三国ふねのりば
長閑な道筋。前方に見える橋で川を渡ります。
2018年06月09日 09:50撮影 by  iPhone X, Apple
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長閑な道筋。前方に見える橋で川を渡ります。
この先で右に折れて尾根道に取りつきます。
2018年06月09日 09:55撮影 by  iPhone X, Apple
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この先で右に折れて尾根道に取りつきます。
入口には案内看板があるので迷うことはないでしょう。ただし絵図によっては尾根道ではなく川筋を上っていくものもあるのでどちらが正解かは謎です。
2018年06月09日 09:57撮影 by  iPhone X, Apple
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入口には案内看板があるので迷うことはないでしょう。ただし絵図によっては尾根道ではなく川筋を上っていくものもあるのでどちらが正解かは謎です。
藪や倒木はそれほどない歩きやすい道です。
2018年06月09日 09:59撮影 by  iPhone X, Apple
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藪や倒木はそれほどない歩きやすい道です。
所々で古い石積みが散見されます。
2018年06月09日 10:00撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 10:00
所々で古い石積みが散見されます。
この付近においては明治の測量地図や古絵図、現代の地理院地図によって道筋が若干違います。普通に登るならばそのまま見える道を進めば良いですが所々で旧道を付け替えたと思われる箇所を確認することができます。
2018年06月09日 10:05撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 10:05
この付近においては明治の測量地図や古絵図、現代の地理院地図によって道筋が若干違います。普通に登るならばそのまま見える道を進めば良いですが所々で旧道を付け替えたと思われる箇所を確認することができます。
一見は廃道でも明らかに昔の人の手が入った道筋です。
2018年06月09日 10:07撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 10:07
一見は廃道でも明らかに昔の人の手が入った道筋です。
大きなヘアピンになった道筋は江戸時代のものではない可能性が高いです。峠の区間は明治11年の明治天皇の行幸の折に大きく改修されています。
2018年06月09日 10:20撮影 by  iPhone X, Apple
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大きなヘアピンになった道筋は江戸時代のものではない可能性が高いです。峠の区間は明治11年の明治天皇の行幸の折に大きく改修されています。
これも元々あった道の痕跡ですね。
2018年06月09日 10:26撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 10:26
これも元々あった道の痕跡ですね。
倒木はこの程度のものが数か所。
2018年06月09日 10:44撮影 by  iPhone X, Apple
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倒木はこの程度のものが数か所。
崖崩れはこの程度のものが一か所程度。
2018年06月09日 10:46撮影 by  iPhone X, Apple
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崖崩れはこの程度のものが一か所程度。
峠が近くなると日当たりがいいので少々藪っている感じでした。
2018年06月09日 10:51撮影 by  iPhone X, Apple
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峠が近くなると日当たりがいいので少々藪っている感じでした。
川の源流。絵図の一つにあった川筋の道はこの辺りで合流していたものと思われます。
2018年06月09日 10:51撮影 by  iPhone X, Apple
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川の源流。絵図の一つにあった川筋の道はこの辺りで合流していたものと思われます。
倉坂峠。近江ではこの名前で呼ぶことが多いようです。他に柳ヶ瀬峠、久々坂峠とも。今回の道筋の名称においては刀根越、久々坂、柳ケ瀬道などいくつか存在しています。
2018年06月09日 10:53撮影 by  iPhone X, Apple
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倉坂峠。近江ではこの名前で呼ぶことが多いようです。他に柳ヶ瀬峠、久々坂峠とも。今回の道筋の名称においては刀根越、久々坂、柳ケ瀬道などいくつか存在しています。
峠は大きな切通しになっています。右に上れば柳ケ瀬山、賤ケ岳の戦いの柴田勝家本陣だった玄蕃尾城はすぐ。
2018年06月09日 10:55撮影 by  iPhone X, Apple
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峠は大きな切通しになっています。右に上れば柳ケ瀬山、賤ケ岳の戦いの柴田勝家本陣だった玄蕃尾城はすぐ。
風の通りはよく天然のクーラーのようでした。
2018年06月09日 10:55撮影 by  iPhone X, Apple
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風の通りはよく天然のクーラーのようでした。
右手に祠がありますが昔は祠に沿ってそのまま下っていたと思われます(現在廃道)
2018年06月09日 10:59撮影 by  iPhone X, Apple
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右手に祠がありますが昔は祠に沿ってそのまま下っていたと思われます(現在廃道)
アスファルト道と合流する辺りにトイレがあります。
2018年06月09日 11:03撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 11:03
アスファルト道と合流する辺りにトイレがあります。
先ほどの祠はトイレの先から道が伸びていたと思われますが豪雪地帯であるがゆえに地形が変わって痕跡は残ってないようです。
2018年06月09日 11:05撮影 by  iPhone X, Apple
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先ほどの祠はトイレの先から道が伸びていたと思われますが豪雪地帯であるがゆえに地形が変わって痕跡は残ってないようです。
この辺りは川の右側を通っていたと思われます。
2018年06月09日 11:08撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 11:08
この辺りは川の右側を通っていたと思われます。
その道はこの辺りで合流(振り返って撮影)
2018年06月09日 11:14撮影 by  iPhone X, Apple
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その道はこの辺りで合流(振り返って撮影)
やがて北陸自動車道の下をくぐります。
2018年06月09日 11:37撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 11:37
やがて北陸自動車道の下をくぐります。
ここから先の旧道は北陸自動車道や鉄道によって吸収された箇所が多くなっています。
2018年06月09日 11:39撮影 by  iPhone X, Apple
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ここから先の旧道は北陸自動車道や鉄道によって吸収された箇所が多くなっています。
柳ケ瀬トンネル。完成した当時は日本最長のトンネルでした。ちなみに北陸線開通当時はトンネルは未完成だったのでトンネルの前後で徒歩連絡になっていました。峠道が一地方街道にも関わらず立派な道筋になっているのはこの影響もあったものと思われます。
2018年06月09日 11:41撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 11:41
柳ケ瀬トンネル。完成した当時は日本最長のトンネルでした。ちなみに北陸線開通当時はトンネルは未完成だったのでトンネルの前後で徒歩連絡になっていました。峠道が一地方街道にも関わらず立派な道筋になっているのはこの影響もあったものと思われます。
この付近は鉄道跡ではなく北陸自動車道建設に伴って整備された道です。このような判断は古い空中写真から判別することができます。
2018年06月09日 11:47撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 11:47
この付近は鉄道跡ではなく北陸自動車道建設に伴って整備された道です。このような判断は古い空中写真から判別することができます。
北陸自動車道脇に残された石仏。道は消滅したものの山肌に街道の痕跡が残されていることがあります。
2018年06月09日 11:54撮影 by  iPhone X, Apple
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北陸自動車道脇に残された石仏。道は消滅したものの山肌に街道の痕跡が残されていることがあります。
この付近も北陸自動車道建設に伴う代替道路。所々で元々の旧道と重なっていることがありますが大部分は高速道路下に眠っています。
2018年06月09日 11:58撮影 by  iPhone X, Apple
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この付近も北陸自動車道建設に伴う代替道路。所々で元々の旧道と重なっていることがありますが大部分は高速道路下に眠っています。
刀根集落が見えてきました。地名の由来の一説は豪族の庄内刀根が坂道を修復したことから。女留ノ口番所が置かれていました。
2018年06月09日 12:12撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 12:12
刀根集落が見えてきました。地名の由来の一説は豪族の庄内刀根が坂道を修復したことから。女留ノ口番所が置かれていました。
旧道は集落内へ。左へ。
2018年06月09日 12:13撮影 by  iPhone X, Apple
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旧道は集落内へ。左へ。
明治天皇小休止場所。かつての鉄道の柳ケ瀬線刀根駅はこの付近にありましたが現在は北陸自動車道刀根パーキングエリアの一部になっています。
2018年06月09日 12:16撮影 by  iPhone X, Apple
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明治天皇小休止場所。かつての鉄道の柳ケ瀬線刀根駅はこの付近にありましたが現在は北陸自動車道刀根パーキングエリアの一部になっています。
戦後間もない頃に刀根で大火があって復興したことを記す碑。
2018年06月09日 12:19撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 12:19
戦後間もない頃に刀根で大火があって復興したことを記す碑。
公民館前には刀根トンネルの要石が保存されていました。
2018年06月09日 12:21撮影 by  iPhone X, Apple
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公民館前には刀根トンネルの要石が保存されていました。
刀根集落の端で右に折れますが本来の道筋は正面に見える建物の左側を通っていたようです。
2018年06月09日 12:23撮影 by  iPhone X, Apple
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刀根集落の端で右に折れますが本来の道筋は正面に見える建物の左側を通っていたようです。
この区間は元々は氣比神社の参道。この先で左に曲がりますが神社の横で昼食にしました。
2018年06月09日 12:25撮影 by  iPhone X, Apple
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この区間は元々は氣比神社の参道。この先で左に曲がりますが神社の横で昼食にしました。
氣比神社。この左手に東屋があり飲み物の自販機もあります。
2018年06月09日 12:49撮影 by  iPhone X, Apple
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氣比神社。この左手に東屋があり飲み物の自販機もあります。
橋を渡って左へ。
2018年06月09日 12:55撮影 by  iPhone X, Apple
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橋を渡って左へ。
このトンネルの手前での本来の道は右に大きく弧を描いて進んでいたのですが北陸自動車道によって分断されています。
2018年06月09日 13:01撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:01
このトンネルの手前での本来の道は右に大きく弧を描いて進んでいたのですが北陸自動車道によって分断されています。
分断された向こう側はこのような感じ。
2018年06月09日 13:04撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:04
分断された向こう側はこのような感じ。
ここで左手から北陸本線の旧線と合流します。
2018年06月09日 13:06撮影 by  iPhone X, Apple
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ここで左手から北陸本線の旧線と合流します。
小刀根トンネル。煤が付いているのはSLが通っていた証ですね。当時の姿を完全には留めている鉄道トンネルは最古のものとなっています。
2018年06月09日 13:07撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:07
小刀根トンネル。煤が付いているのはSLが通っていた証ですね。当時の姿を完全には留めている鉄道トンネルは最古のものとなっています。
旧道は右へ。鉄道はそのまま直進していました。
2018年06月09日 13:12撮影 by  iPhone X, Apple
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旧道は右へ。鉄道はそのまま直進していました。
旧道は川沿いに。
2018年06月09日 13:15撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:15
旧道は川沿いに。
工事中ですが問題なく通れます。江戸時代の川筋はもう少し内側だったようで浸食によって外側外側へと移っていってるようです。ゆえにかつての旧道は現在の川の中にあったものと思われます。
2018年06月09日 13:24撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:24
工事中ですが問題なく通れます。江戸時代の川筋はもう少し内側だったようで浸食によって外側外側へと移っていってるようです。ゆえにかつての旧道は現在の川の中にあったものと思われます。
高速道路を潜ってその先へ。かつての道筋は右斜め方向に延びていたと思われます。
2018年06月09日 13:25撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:25
高速道路を潜ってその先へ。かつての道筋は右斜め方向に延びていたと思われます。
ここの舗装道路は鉄道跡。旧道はこの付近を右に折れて川沿いへと進んでいたと思われます。
2018年06月09日 13:31撮影 by  iPhone X, Apple
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ここの舗装道路は鉄道跡。旧道はこの付近を右に折れて川沿いへと進んでいたと思われます。
その川沿いの道は酷い藪な上に大規模土砂崩れがあった影響で通ることが出来ません。
2018年06月09日 13:32撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:32
その川沿いの道は酷い藪な上に大規模土砂崩れがあった影響で通ることが出来ません。
その土砂崩れ復旧現場が対岸に見えます。ちなみに歩いている舗装路は鉄道跡ですが右隣りにアスファルト道が存在しています。明治以降の旧道になります。
2018年06月09日 13:37撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:37
その土砂崩れ復旧現場が対岸に見えます。ちなみに歩いている舗装路は鉄道跡ですが右隣りにアスファルト道が存在しています。明治以降の旧道になります。
廃道になった川沿いの道と再び合流します。こちら側は少しだけ痕跡が残っています。
2018年06月09日 13:39撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 13:39
廃道になった川沿いの道と再び合流します。こちら側は少しだけ痕跡が残っています。
その痕跡1
2018年06月09日 13:41撮影 by  iPhone X, Apple
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その痕跡1
その痕跡2。この先で土砂が崩落して完全に道が埋もれているようです。
2018年06月09日 13:42撮影 by  iPhone X, Apple
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その痕跡2。この先で土砂が崩落して完全に道が埋もれているようです。
麻生口交差点付近。この舗装路は鉄道跡。ここで右に折れて旧道へ。
2018年06月09日 13:48撮影 by  iPhone X, Apple
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麻生口交差点付近。この舗装路は鉄道跡。ここで右に折れて旧道へ。
北陸自動車道の脇を進みます。
2018年06月09日 13:50撮影 by  iPhone X, Apple
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北陸自動車道の脇を進みます。
藪はそれほどでもありません。
2018年06月09日 13:52撮影 by  iPhone X, Apple
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藪はそれほどでもありません。
途中でアスファルト道になって曽々木集落に入ります。
2018年06月09日 13:56撮影 by  iPhone X, Apple
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途中でアスファルト道になって曽々木集落に入ります。
曽々木集落。
2018年06月09日 13:58撮影 by  iPhone X, Apple
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曽々木集落。
本来は川沿いを真っすぐですが崩落しているので左の橋を渡って迂回します。
2018年06月09日 14:09撮影 by  iPhone X, Apple
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本来は川沿いを真っすぐですが崩落しているので左の橋を渡って迂回します。
ちなみに望遠レンズで見るとかなり浸食されているのがわかります。
2018年06月09日 14:11撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:11
ちなみに望遠レンズで見るとかなり浸食されているのがわかります。
迂回路と川沿いの道は橋の先で再び合流します。
2018年06月09日 14:17撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:17
迂回路と川沿いの道は橋の先で再び合流します。
川沿いの道には路盤が若干残っているように見えます。
2018年06月09日 14:17撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:17
川沿いの道には路盤が若干残っているように見えます。
国道8号を進みます。この付近の国道は鉄道跡を活用しています。ちなみにこの写真の場所の旧道は木と木の間にある平場を湾曲しながら進んでいたと思われます。
2018年06月09日 14:19撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:19
国道8号を進みます。この付近の国道は鉄道跡を活用しています。ちなみにこの写真の場所の旧道は木と木の間にある平場を湾曲しながら進んでいたと思われます。
そしてこの場所で合流してきます(振り返って撮影)
2018年06月09日 14:21撮影 by  iPhone X, Apple
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そしてこの場所で合流してきます(振り返って撮影)
右へ。旧国道8号線に入ります。
2018年06月09日 14:24撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:24
右へ。旧国道8号線に入ります。
路盤が古いコンクリート舗装になっています。
2018年06月09日 14:27撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:27
路盤が古いコンクリート舗装になっています。
土砂崩落していますが問題ありません。
2018年06月09日 14:28撮影 by  iPhone X, Apple
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土砂崩落していますが問題ありません。
絵図によってはここから対岸に渡って川沿いに進んでいるものがあります。
2018年06月09日 14:29撮影 by  iPhone X, Apple
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絵図によってはここから対岸に渡って川沿いに進んでいるものがあります。
この先で左に曲がります。
2018年06月09日 14:35撮影 by  iPhone X, Apple
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この先で左に曲がります。
突き当りの左右の道は旧道です。右が疋田方向ですが左にも行って様子を見てきます。
2018年06月09日 14:37撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:37
突き当りの左右の道は旧道です。右が疋田方向ですが左にも行って様子を見てきます。
左に進めば程なくして国道8号にぶつかります。国道8号から先50mぐらいで旧国道8号に合流しますが道が消滅しています。このようになったのは国道ですら舗装が珍しかった時代は脇道であった旧街道まで舗装が行き届いてなかったと考えるのが自然です。新国道開通によって盲腸区間になった50mほどは舗装でなかったゆえに完全に消滅してしまったのでしょう。
2018年06月09日 14:40撮影 by  iPhone X, Apple
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左に進めば程なくして国道8号にぶつかります。国道8号から先50mぐらいで旧国道8号に合流しますが道が消滅しています。このようになったのは国道ですら舗装が珍しかった時代は脇道であった旧街道まで舗装が行き届いてなかったと考えるのが自然です。新国道開通によって盲腸区間になった50mほどは舗装でなかったゆえに完全に消滅してしまったのでしょう。
橋を渡ります。
2018年06月09日 14:47撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:47
橋を渡ります。
川沿いに進んでいた旧道の一つは橋の先で合流します。こう見ると薄っすらと路盤があるように見えます。
2018年06月09日 14:48撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:48
川沿いに進んでいた旧道の一つは橋の先で合流します。こう見ると薄っすらと路盤があるように見えます。
旧道は学校の校庭で分断されています。道なりに迂回します。
2018年06月09日 14:50撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 14:50
旧道は学校の校庭で分断されています。道なりに迂回します。
国道を越えて西近江路との追分へ。
2018年06月09日 15:02撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 15:02
国道を越えて西近江路との追分へ。
疋田宿に入ります。
2018年06月09日 15:03撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 15:03
疋田宿に入ります。
明治6年の道標。「右 西京かい津志ほつ 左 東京きの本道 西方はれて千鳥みせたきねかひかな」ここでいう東京とは江戸のことで西京は東京奠都にともなう東京に対する京都の俗称です。
2018年06月09日 15:04撮影 by  iPhone X, Apple
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明治6年の道標。「右 西京かい津志ほつ 左 東京きの本道 西方はれて千鳥みせたきねかひかな」ここでいう東京とは江戸のことで西京は東京奠都にともなう東京に対する京都の俗称です。
疋田宿は水路があります。かつては倍の川幅があって船溜まりもあり日本海の物資を積みかえて陸路を進んで琵琶湖を経由して京へと運ばれていました。
2018年06月09日 15:04撮影 by  iPhone X, Apple
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6/9 15:04
疋田宿は水路があります。かつては倍の川幅があって船溜まりもあり日本海の物資を積みかえて陸路を進んで琵琶湖を経由して京へと運ばれていました。

装備

個人装備
ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) サングラス(1) 行動食(2) ペットボトル(500ml)(1) カメラ(1) iPhone(充電器含む)(1) 折り畳み傘(1) ザックカバー(1)

感想

 
街道シンポジウムの一環で歩いてきました。
今回の刀根道は幾つかの古い絵図を参考にしていますが
描かれた時代ごとに道筋が違っていたのには参りました。

これは谷間であることから川による浸食が激しい上に
豪雪地帯による雪崩の多さからくる道筋の破壊など
自然災害による多大な影響を受けたからと思えるのですが
その上で、明治初期での鉄道建設、昭和期での高速道建設で
近代においてもさらなる変貌を遂げてしまっています。

昔の道筋を知るにはさらなる調査が必要と思われますが
ハイキングというジャンルで楽しんで歩くとするならば
山があり城跡もあって距離も手頃なので絶好の道と思います。

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/459948108.html

  
    

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