JWV 雪の天狗岳から高見石、渋の湯へ
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- GPS
- 26:55
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 991m
- 下り
- 986m
コースタイム
-13:20唐沢鉱泉分岐-14:10黒百合ヒュッテ14:30-14:35
中山峠-14:45展望場所15:00-15:30天狗の庭-15:50黒百合
ヒュッテ(泊)
29日 黒百合ヒュッテ7:00-8:05天狗岳8:15-9:00中山峠-9:45
中山展望台9:55-10:40高見石小屋(昼食)11:50-14:20
渋の湯14:55=16:00茅野駅(解散)
天候 | 28日 晴 29日 快晴、山頂風強く極寒 |
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過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
千葉駅発6:38(特急あずさ3号)=新宿駅発7:30=立川駅発7:53=八王子駅発8:01= 茅野駅着9:51 これに乗ると便利です。千葉発ですので混みます。 バス 茅野駅発10時20分渋の湯行き、バス代片道1100円、往復を購入 すると割引があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
渋の湯‐黒百合ヒュッテ 渋の湯からすぐに橋を渡り日蔭の急坂になりますので、 念のためアイゼンを着けておいてください。この急坂 の途中では付けられません。尾根に出ましたら快適な 歩きになります。 中山峠‐東天狗 途中から急登になりますので、東側には寄らないこと。 落ちたらミドリ池まで行ってしまいます。 アイゼンは6本歯以上、ストックは最低持参して下さい。 東天狗からの下りは特に滑落に気を付けてください。 高見石小屋‐渋の湯 賽ノ河原附近は、濃霧の時は慎重に下ってください。 常にトレースがあるとは限りません。 樹林帯の中は、赤いテープが目印です。 見落とさないようにして下さい。 登山ポスト 茅野駅と渋の湯にあります。 トイレ 渋の湯の駐車場と各小屋にあるだけです。 温泉 渋御殿湯がバス停前にあります。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
28日 晴れ
茅野駅集合10時10分、車組を除いて全員集合。天気はまあまあの様だ。八ヶ岳連峰が見事である。バスで渋の湯に着くと、H、Y氏両名が迎えてくれる。朝早く出たので早く着き過ぎ待ちくたびれたようだ。今回は数日前に雨が降り、昨日は雪とのことなのでラッセルをするかなと思っていたが、入山者が多いのでトレースの心配はなさそうだが、凍結が気になる。昼食を済ませアイゼンを装着し登山開始。橋を渡ったところからカチカチの凍結した登山道。ストックも刺さらない状態である。北斜面の樹林帯を八方台分岐までの登りを一気に上る。かなりの急坂であるが雪を踏みしめて歩くのは快適である。樹林は雪化粧をし、3月の末とは思えない風景である。だからこの時期は怖い。唐沢鉱泉分岐で休憩、寒くもなく風もなく快適な陽気である。黒百合ヒュッテ近くになると後ろに北アルプスが望まれる。間もなくして黒百合ヒュッテに到着。一面の銀世界で、天狗岳が眼前に見える。今日、天狗岳に登りたいのだが明日も天気が良さそうなので登るのは明日にする。手続きを済ませて明日の偵察も兼ねて中山峠、天狗岳の良く見えるところまで登る。途中は凍結し、岩も出ているので注意をする。天狗岳には何人も登っているのが良く見える。小屋に戻り有志だけで天狗の庭に登る。素晴らしい展望だ。雲が流れて時折天狗岳を隠すが、すぐに山頂を現す。だいぶ冷え込んできたので小屋に戻る。小屋の前にはテントが幾張りも張っている。小屋の中は団体が多く、やっと座るスペースを確保し、持ち寄った物を出し合い、夕食の時間まで和気あいあいと時間を過ごす。さすがに寒いのかビールを飲む者はいない。夕食後一人一枚の布団に横になる。外はー10℃以下の気温である。
29日 6時に起床。外の気温はー16℃。快晴だ。早く天狗岳の山頂に立ちたい。朝食を済ませ出発する。中山峠を過ぎた樹林帯に荷物をデポし登りの開始である。雪の吹きだまり、凍結ケ所と変化に富み斜度もなかなかである。ツアー客がトレースを塞いでいる。悪いが追い越して行く。樹林帯を抜けると風が強く頬をさす。天狗の頭の左側は切れ落ちている。頭を右に巻き岩綾に出ると天狗岳が目の前だ。山頂に到達し冬の八ヶ岳連峰を望む。360度の大展望に満足し早々と寒さからの退参である。下りがくせ者なので天狗の庭分岐からお庭に周り、途中から登ってきた道にトラバースをする。大正解、あの下り道だと滑落の恐れがあるかもしれない。しかし雪があり凍結しているからトラバースが出来るのです。デポ地で荷物を拾い中山展望台を目指す。雪をかぶった樹林帯を抜けるとまたまた360度の展望台である。樹氷が素晴らしい。久しぶりに樹氷に会えたようだ。展望を堪能し高見石に向かう。高見石小屋の上の高見石から白駒池を見下ろす。静寂の中の一景だ。小屋のテラスで冷たい飲み物で乾杯とする。1時間の大休止、昼食とする。日が燦々と差し、天狗岳の山頂の寒さがうそのようだ。食事を終えて渋の湯へ下る。御岳山、中央アルプスを眼前に眺めながら賽の河原を降り渋の湯に到着。里は春である。ここで解散、車組を見送りバスで茅野駅に向かう。
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