十方山 最高点ピークと三角点ピーク
- GPS
- 05:45
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:46
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
十方山に登りました。
十方山には、南峰と北峰の二つのピークがあります。
山頂は北峰(1328m)です。
南峰(1318.9m)より、約10m高いのですから。
国土地理院の「日本の主な山岳標高」でも、十方山の標高は1328mとされ、緯度経度も北峰の場所が掲げられています。
でも、一般に、北峰は山頂だと認識されていません。
三角点は南峰にあります。
山頂標識も南峰にあります。北峰には何もありません。
それより何より、南峰には十方山の名のとおり、すばらしい展望があります。
北峰の展望はゼロです、というか藪の中です。
今日、私は、南峰を踏んだあと、すぐ北峰に向かい、また南峰に戻って昼食にしました。
その後、幾つものグループが、人数にして20人以上登ってこられましたが、北峰に向かう人は誰もいませんでした。
中には気付く人もいて、北峰を指して、「あっちの方が高くね?」という会話も聞こえました。
三角点は、測量に都合がいいところに設けられたもので、必ずしもその山の最高地点とは限りません。
同様のことは日本各地の山でも起こっており、富士山でも三角点と最高地点は違います。
ただ、十方山は、廿日市市のHPでも標高は1319mとされているなど、北峰があまりにもないがしろにされている気がして、すこし北峰が哀れにも思えました。
登って気付いた点を記しておきます。
瀬戸の滝に向かうには、登山口トイレの左側から直接向かうルートがお薦めです。
渓谷に沿った道で、そのまま滝の下に着きます。
トイレ右側からの登山ルートを進み、途中から分岐して滝に向かうルートがありますが、一旦登って分岐し、また滝に下るようになってしまいます。
瀬戸の滝から十方山を目ざすとき、水平道に合流して右折です。
分かっていれば何のことはないのですが、私は地理院地形図の破線を信じ、左折だと思い込んでいたので、Uターンする羽目になってしまいました。
あと、地理院地形図では、本ルートは終始尾根を通るようになっていますが、実際は、ログのとおり、スタート直後に一旦西の谷に下りて、谷を詰めて尾根に戻ります。
地形図どおり道があるものと思っていたので、現地で「あれ?」となってしまいました。
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