静かな稜線、烏帽子岳-小河内岳日帰り
- GPS
- 08:22
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,044m
- 下り
- 2,039m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません、途中の水場はチョロチョロです。 |
写真
感想
最近は運動不足なのでしっかりした距離を歩きたい、そろそろ咲き始めた花、それに何より眺望がいい稜線を歩きたかったので南アの小河内岳に行ってきた。
ヤマレコの写真で長い稜線の先にぽつんと立つ避難小屋の風景に触れたくて、ここは以前から行ってみたいと思っていた場所だった。
この日は鳥倉の駐車場を暗いうちから出発してヘッドライトを消したのは豊口山のコルあたり、それから遠く浮かぶ北アルプスを見てようやく天気は最高だと気がつく。手袋を忘れて手が冷たくて仕方ない、寒いと思っていたら三伏峠先の草場には霜が降りていた。
梅雨のこの時期にしては遠くまで澄み渡った空は、北アルプスがきれいに浮き立って見えた。途中の烏帽子岳に続くお花畑は、これから咲き出したばかりのシナノキンバイの大きな黄色が所々に散在している、その上のミネザクラは散り気味だった。この時期の主役はミヤマキンバイの小さな黄色の花で、至るところで咲いていた。春を惜しむように咲く花と、夏に咲き出す花が混在していて目を楽しませてくれた。
楽しみにしていた烏帽子岳から小河内岳への稜線は思った以上にアップダウンがあった。前小河内岳から下ってコルから小河内岳への緩やかな登りは思っていた通りの稜線だった。左に雲から抜き出た富士、正面の丸い丘にぽつんとたつ童話のような建物、それに残雪に上半分は青い空、お椀のような線上は誰もいない、歩いていて気持ちが穏やかに軽くなった。
無風の山頂で食事をしたら思わず寝てしまいそうになったが、360度の眺望を満喫して、下りはのんびり花の写真を撮りながら三伏峠まで降りてきた。
そこからは少し痛めた足先に気遣いながら下った。
駐車場には思った以上の車があったが、この日は登山口直ぐ上で2名、烏帽子岳付近で1名、帰りに2名とほとんど人に会わなかった。ほとんどが塩見岳に行っていたのだろう。昨年塩見岳の日帰りをしたが、今回の方が同じ距離でも気楽でのんびりできた山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する