皇海山東西縦走トライ【ハーフマラソンは途中棄権W】
- GPS
- 11:44
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 2,551m
- 下り
- 2,360m
コースタイム
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 11:44
天候 | ヤバ晴れ! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
http://www.kan-etsu.net/publics/index/17/ 復路:かじか荘(銀山平)---タクシー(6kmぐらい)---原向駅/迎車込み3120円 原向駅18:31発---わたらせ渓谷鉄道---19:37着相老駅/930円 相老駅20:00発---特急りょうもう号---21:41着北千住駅/2020円 ※わたらせ渓谷鉄道は1時間1本とタカを括っていましたが、17時台がなく2時間近く駅で待ちぼうけでした(汗)時刻表確認は必須!タクシー手配も列車に合わせて https://transit.yahoo.co.jp/station/time/21814/?gid=4720&from=%E5%8E%9F%E5%90%91&flatlon=%2C%2C21814&to=%E5%8C%97%E5%8D%83%E4%BD%8F&tlatlon=%2C%2C22630&viacode=&viacode=&viacode=&ym=201806&d=24&hh=05&m1=5&m2=3&ex=1&type=1&ws=3&s=0&fl=1&tl=3 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【吹割の滝〜皇海山登山口(皇海橋)】 どのような悪路なのかドキドキでしたが、前半はアスファルト、コンクリートともに舗装状態もよくRUNでは不自由はありませんでした。ただ水溜まりや落石跡と思われる石ころもぼちぼちあるため、自動車の走行はつらいかもしれません。ここでは、吹割の滝バス停から林道入口までの道順を簡単に書きます。 バス停前の駐在所脇の道を入ります。つきあたると右前方に登り坂の入口があります。道なりに進みます。つきあたりを左折(ここまで1kmぐらいかな)、あとは道なりで進む(たぶん2kmもないです)と皇海山の看板が出現、右折して200mほどで林道の入口です。この先苦行にするか楽しいハイキングにするかはあなた次第WW 【皇海山登山口〜皇海山頂】 最初の0.4kmの看板までは緩く進みます。何か所か渡渉個所もありますが靴を濡らすことも無いでしょう。終始沢沿いを進みますが目印は豊富です。中間点を過ぎるとやや深めの笹薮っぽいところやガレっぽい沢を登ることになります。後半は水が滴る沢の急登あり、緩んだ土のロープ場ありと不動沢のコルに向けて高度を稼ぎます。明るく視界が開けると不動沢のコルです。ここで進路を左へとり時に急登を交えながら進みます。途中、眺望が開ける箇所もあるため景色を眺めるならば山頂よりそのあたりの方が良いかもしれません。ロープ場の急登を登ったらビクトリーロード。渡良瀬川水源碑を伴った山頂です。当初は木の根が張った道で徐々に高度をあげます。 【不動沢のコル〜鋸山】 先程向かった方向とは逆、進路は右です。当初は木の根の張った登山道で徐々に高度を上げていきますが、鋸山が近づくにつれ岩場、ロープ場などが点在します。最後の厳しめのロープを登ると一気に視界が開けます。鋸山山頂はすぐそこです。 【鋸山〜庚申山】 六林班峠との分岐を左折して背の低い笹が覆うトレイルからスタートします。鋸山から途中の薬師岳までが核心部でした(汗)まずはスタンスの少ない鎖場の登りがあり、長めのはしごの登り、長いロープの下りそして登りをこなして行きます。またこのルートの下りの場合、私がたまたま間違いたのか「蟻の門渡り」のような箇所に迷い込んでしまい行き詰まる場面もありましたが、よく見ると右へとすれて件の長いロープ場へ取り付きが可能です。薬師岳を過ぎてからは、笹が覆い被さるトレイルを進みます。目印を見失わないように!庚申山の山頂標の手前が皇海山と鋸山のビューポイントです。庚申山頂も残念ながら眺望はなしです。 【庚申山〜庚申山荘】 今までの登山道とは打って変わって整備された様子の道を下りますが、作業道なのか紛らわしい踏み跡や目印も多数あり思わぬ回り道を強いられるかもしれません。あまりどう歩いたかは覚えてませんが最終的に山荘の水源からホースの方向を辿って合流した感じです。自然が創造した岩の数々は見ごたえあり。お山めぐりコースではお花が見ごろとのこと。 【庚申山荘〜一の鳥居〜銀山平】 庚申山荘から一の鳥居まではしっかり整備されており危険個所もなく、道迷いの心配もありません。一の鳥居のそばには庚申七滝もあるのでちょっと足を延ばしてみるのも良いかもしれません。一の鳥居から銀山平までは砂利、舗装路の林道を行きますが至って平和です。余力ありならばRUNも可(自分は当然歩きましたが…) |
その他周辺情報 | 銀山平に国民宿舎かじか荘があり日帰り入浴できます。 夏休み期間やお盆の時期は入浴時間に変更がありますので注意です! http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/totigi/209041.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
タオル
ストック
カメラ
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感想
自分にとって近くて遠い山、皇海山。車を使わずにどうやってアプローチしようか?と考えていましたが、何度か利用したことのある関越交通の尾瀬号に乗れば吹割の滝バス停に未明に到着ができることを確認。でもそこからは?登山口までは20km以上ありますが…ここは一発、ハーフRUNトレするべよ!!そだねーそだねー!と決意。ボッカ駅伝終了後に自分の休日に合わせて決行することになりました。当初予定していた6月11日、次の休み6月15日はことごとく雨、3度目の正直の今回、天候は晴れ。「てんきとくらす」では強風予報で終始C判定だったものの、雨が降らなければよし!と決行しました。
果たして結果は…林道への取り付きまでの道順はGoogleMapのストリートビューで予習していたので、ヘッデン走行でも難なくクリア、林道に入ってからも前半は意外にもしっかりとした舗装路、砂利も気にならずに走行することができました。もっとも石の中には握りこぶし大のものがごろごろあり、車での走行は甘くはない道だとも感じましたが。無理しないペースでゆっくり確実に進んだつもりでしたが、スタートから12.5km、時間にして1時間40分の登り気味の地点で裏腿に違和感が発生。せめてトンネルまでは…とも思ったのですが、山頂を踏むのが目的と言い聞かせここで走行終了。実際の走り込みが足りなかったことを反省1。
しかし、今回はRUNしたことで面白い出来こともありました。ちょうど、右手に草原が広がる付近で草原の方からカサカサと足音が聞こえました。目をやると7頭ほどの鹿の群れが走っていました。思わず立ち止まると、彼らも立ち止まり、彼らをカメラに収めて再度走り出すと彼らも走り出し…こんなところで鹿たちとの「だるまさんが転んだ」に興じれるとは思いもよりませんでしたW。走るたびに私のザックが軋んで「キュッキュッ」と鳴っていたので仲間の声とでも思ったのか?貴重な体験でした。写真がイマイチだったので、こういう時にいいカメラがあった方がいいなと感じました。
どうにか登山口に到着。毎度のことですが、ここで腹八分目、果たしてメインディッシュは食えるのか?もぐもぐタイムとアミノ酸チャージのみが頼りです。不動沢のコルまで後半の沢沿いを登ったり、ゆるい土の急登を進んだりと厳しい箇所もありましたが気合でクリア、その後も山頂直下の登りをこなして近くて遠い山、皇海山に立つことができました!!ここからそのまま戻っても、帰りが大変なので鋸山〜庚申山〜銀山平のルートを選択しました。鋸山に関しては眺望がすばらしく、たとえ皇海橋に戻るにしてもぜひ立ち寄ってみて欲しいと感じる場所でした。かわいいお花も咲いてましたしね。
ここから庚申山までも簡単ではないトレイルでしたが、薬師岳までの岩場の下りのロープを見過ごして、蟻の門渡りを進んでしまったのはヤバかった汗。ばっちり行き止まりでその先にも踏み跡がなかったため、引き返す決断ができましたが、もし誰かの踏み跡があったらどうなっていたことやら…反省2。戻って皆さんのレコ通りの景色が見れた時には心底ホッとしました。薬師岳を越えてからは笹漕ぎのルーファイ、なかなか楽をさせてくれないコースでしたがどうにか庚申山に到着。庚申山も山頂は眺望なしでしたが、近くにビュースポットがあり、そこから見る皇海山は見事な姿でした。栃木側からお山巡りの庚申山まででも十分に楽しめると思います♡
ここまで来れば一安心と思いたいのですが、ここから下もやらかします汗。ピンクリボンも豊富なんですが、作業道のようなあまり踏まれていないトレイルもあり、それでも下っていくと、山荘の水源になっているであろう地点に出て、水源ホースを基準に下ってようやく山荘手前のお花畑に出る状態でした。おそらく正規ルートではないかと思います。反省3。さすがに庚申山荘から下は迷いませんでしたけどね汗。あとは銀山平までの消化試合をこなしてのゴールでしたが、ここでも…
かじか荘の日帰り入浴は天然温泉で湯加減も良いものでした。さっぱりして、のんびりお土産選びをしつつ、さて帰りの時間は…携帯が圏外…「まあ1時間に一本ぐらいはあるでしょ♡そのくらいなら待ってもいいか…」よく調べもせずに行動。「せっかくお風呂に入ったしここから汗だくで歩くのはないな。帰りはちょっと贅沢しよう!」とタクシーを呼んで原向駅まで移動。ところが、原向駅には16:50ぐらいに着いたのですが…つぎの列車は…なんと18:31発でした涙。その前はというとわずか8分前!のんびりお土産選びなんてしてる場合じゃなかったやん汗、大反省4。
今回も最後の最後までツメが甘々の山行になってしまいました。でもいい気候のなか次の列車までお昼寝をしたら結構ガッツリと寝てしまい…運よく下り列車に起こされたので寝過ごさずに18:31発に乗車できましたWここで起きずに終電まで逃したら、反省5どころかただの大馬鹿野郎ですからね♡課題たっぷりの山行にお付き合いくださいましてありがとうございました!!
得意なマラソンと登山をミックスした素晴らしいルートですね😃ルートの変態ぶりに磨きがかかってるみたいですが気のせいですか?😁
ストリートビューの事前予習、自分も早速取り入れてみます。
長旅お疲れさまでした!
yoshiさん いつもありがとうございます
変態クレイジーさが倍増したルート選択となってしまいました ここまでくると、アホらしくて誰もやらないでしょうけど…
でも、アプローチがしにくい登山口でも、どうにかなるもんだとも思いましたよ 往きはヨイヨイ帰りは ですがね
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