定山渓天狗岳
- GPS
- 05:19
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 896m
- 下り
- 898m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:05
8:20 定山渓天狗岳登山口
10:50 定山渓天狗岳到着
11:15 定山渓天狗岳出発
12:35 定山渓天狗岳登山口
13:05 白井二股・天狗小屋
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあります、危険箇所は登山道を踏み外さない限りは安全ですが、ルンゼを越えて山頂付近で滑落すると危険な場所が数箇所あります |
その他周辺情報 | 定山渓温泉が最寄ですが今回は小金湯温泉を利用しました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
笛
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
今週末は土日とも妻が仕事なので、息子と登りました。息子は、かつての私と同じように「山は、スキーで滑り降りることができる山スキーなら行くけれど、夏山は絶対に登らない!」と宣言していました。
そんな息子もどういう心境の変化か、登山靴を購入し足慣らしに円山と三角山と藻岩山を終えたということでしたので、せっかくなので妻を連れていけそうもないハードルの高そうな定山渓天狗岳を選択しました。
駐車場に7時40分に到着すると、10台の先行車が駐車していてほぼ満車状態でした。快晴の空の下、気温が19度で涼しい風が吹き抜けていて、虫もほとんど飛んでいないことから絶好の山日和になりそうです。
駐車場所の天狗小屋から登山口までは、白井川に沿って2.2kmの林道歩きですが緩やかな下りでしたので、スイスイ足も進みそれほど距離感は気になりませんでした。
登山道入口から熊ノ沢に沿って進む前半部は、緩やかで平坦な登りで涼やかな渡渉と森林浴が気持ち良かったです。
岩場歩きの枯れ沢と沢地形をウエストコルまで登りつめる急登の中間部が、私にとっての核心部で体力的に一番堪えました。
残り山頂部までの後半部は、木を跨いだり潜ったりルンゼをロープを使って登ったりとアスレチックなコースですが、ウエストコルで花々と眺望に癒され、元気を取り戻し楽しく登ることができました。
ルンゼを登りつめると、すぐに反対側に切れ落ちているので注意が必要です。ここから山頂までは距離も短いのですが、万が一滑落すると命にかかわるような切れ落ちた箇所があるので一番緊張しました。
山頂では、写真のとおりスッキリと晴れ渡った空に周囲の山々や、遠くは羊蹄山やニセコアンヌプリなど見渡すことができ、眺めを楽しむことができました。
山旅ロガーのデーターによると、標高1,144m、標高差755m、累積標高(上り)917m、累積標高(下り)926m、山頂までの5.1kmを2時間50分、全行程9.9kmを5時間5分の行動時間でした。
下りの中間部では、蓄積した疲労により太腿がプルプルし、スリップやバランスを崩しても、リカバリーできず尻餅をついたり転がったりしました。
そのうち、太腿の裏に痙攣の兆しを感じるようになりました、持参した攣り止めの薬ですぐに回復し事なきを得ましたが、自分の体力の限界と余裕のない状態で歩くことの危うさを知りました。
加えて今回の体力の消耗の原因としては、若い息子の速いペースに合わせたこと、暑さ、水分不足、シャリバテなどが考えられますので、次回から注意したいと思います。
仕事から帰った妻は、息子から私のボロボロぶりを聞いて「いつもゆっくり歩いてくれている私の有難みがわかったでしょう!」と意味不明なコメントを発していました(苦笑)
コメント
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dahamaさん、定天お疲れさまでした。
後半の沢の急登と最後のルンゼは、いつも大腿四頭筋がピクピクですよね。
お風呂の後の、かき氷・・・分かります、6月6日も最高でした。
しかし、アツモリソウ咲いていたんですね、ここ最近では絶滅との話も有ったのに、久々の定天のアツモリソウ、来年も咲いてて欲しいです。
いいものを見せていただきました、有難うございますm(__)m
Padkunさん、コメントありがとうございます。翌日は両腕の付け根とお尻と太腿が筋肉痛でした、登山で筋肉痛は本当に記憶が思い起こせないくらい久しぶりです。おまけに攣りかけたと思っていた左の膝から腿裏はどうやら少し痛めてしまっていたようです(苦笑)
アツモリソウは、登山道から少し逸れた斜面に咲いていて、この花を目的に来たベテランで超健脚な女性に教えていただきました。その方は、「去年とは1週間ずれていたけど、今年も見ることができて良かった」とおっしゃっていました。
その後も、スライドしてお話した別の方からもアツモリソウ見たかい?とご親切に声を掛けていただきました。
写真のイメージだともっと小さい花だと勝手に思い込んでいたので、実物をみてその大きさを知り驚くと共に、教えていただかなければ目にすることもなかったと思うと幸運でした。
そうですか、登山道から逸れた斜面だからひっそりと咲き続けているんですね。
来年は、注意をして発見したいと思います。
筋肉痛と膝から腿裏、早く回復されるようお大事にして下さい。
息子さんはやはり若いだけあって、早いんですね。
で、奥様の「いつもゆっくり歩いてくれている私の有難みがわかったでしょう!」にはちょっと喜んでしまいました(笑)
奥様は基本夏山だけなので、何か冬季間のトレーニングがあるといいのかもしれませんね。
piyoshiroさんコメントありがとうございます。やはり若さと体重の軽さで動きが羽根のように軽やかで、ドスドスの動きの私と対照的で羨ましいです。
妻は今年の冬からスノーシューを始めました、転びまくりのレコを見てみて下さい(笑)
また息子と行く時は、声をかけますので都合が合えばよろしくお願いします。
dahamaさんの藤野富士に拍手を送ったら、自分のタウシュベツ山に返して頂いたkt523といいます。自分も最近は藤野周辺を登っていて、藤野富士は1月に旧真駒内スキー場から登り、一人ラッセルで登り3時間かかり大変な思いをしました。
今回初めてではないと思うのは、昨年の6月23日に定山渓天狗岳で山頂付近で挨拶し、山頂標識の前で再度お会いして息子さんと登っていることをお話しした記憶があります。自分は76歳の先輩と二人でした。
本当は翌日の岳友の一周忌に登るはずだったのですが、天気が悪そうだったので土曜日に行きました。
また何処かの山でお会いしたらよろしくお願いいたします。
こんばんはkt523さん、コメントありがとうございます。定山渓天狗岳では、「花、見たかい?」と声を掛けて下さった方でしょうか?
先々週に、私もたまたま旧真駒内スキー場の穴沢山に登り、今週は藤野富士だったので地図で見ると意外に近いな、と思っていたところでしたが、ラッセルで3時間もかかったのですね、お疲れ様でした。
私は、山を始めてまだ6年目のヒヨッコなので経験が浅く、行ってみたい山はたくさんあるのですが、なにぶんkt523さんよりも年上でもあることから、自分の伸びしろと体力の限界も見えています(苦笑)もう少し若い頃から山を始めていればと残念に思っています。
皆さんのレコを参考にしながら、怪我をしないように少しづつ行動範囲と経験を拡げていければ、と思いますのでよろしくお願いします。
dahamaこんにちは。インターネットが使えない環境にいたので遅くなりすいません。
花を見たましたか?の会話はたぶんしたような気がしますが、いつもの記憶障害で、はっきりと覚えていなくて申し訳ないです。
ただ、親子で登っていると聞いて若いお父さんですね!といった記憶だけはハッキリとしております。
次回、どこかでお会いしたらよろしくお願いいたします。
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