終わり良ければ全て良し!?七ッ石より石尾根歩き
- GPS
- 09:37
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,852m
コースタイム
[9:17 堂所]-[10:31 七ッ石小屋(約25分休憩) 10:56発]-
[11:23 七ッ石山山頂(約9分休憩) 11:32発]-[11:39 七ッ石小屋への分岐]-
[12:05 石尾根上 1,704mのピーク(約48分休憩) 12:53発]-
[13:19 高丸山山頂]-[13:53 日蔭名栗山山頂]-
[14:24 鷹ノ巣山避難小屋(約15分休憩) 14:39発]-[16:03 奥集落]-[16:26 峰谷バス停到着]
天候 | 早朝ガス→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【鴨沢バス停→堂所→七ッ石小屋分岐】 難しい場所は無いですが、 緩やかな登りが長く続くので大変です。 【七ッ石小屋分岐→七ッ石小屋→七ッ石山山頂】 分岐後、勾配がかなり急になります。 キツイです。 【七ッ石山山頂→高丸山山頂→日蔭名栗山山頂→巳ノ戸ノ大クビレ→鷹ノ巣山避難小屋】 七ッ石山山頂からは暫く緩やかな尾根歩き。 一度下り高丸山へ一気に登り返します。 高丸山山頂を過ぎると下りになりますが、 かなりの急坂を下らなければならず注意が必要です。 そして日蔭名栗山山頂へは緩やかで長い登り。 その後、巳ノ戸ノ大クビレへまた一気に下ります。 巳ノ戸ノ大クビレを過ぎて少し登ると 鷹ノ巣山避難小屋に到着です。 【鷹ノ巣山避難小屋→峰谷バス停】 浅間尾根を下っていきます。 難しい場所も無く、比較的緩やかに下ります。 奥集落に出るとバス停への案内標識が 所々にあるので見落とさずに歩きましょう。 |
写真
感想
『あれ?』
気がつけばもう11月下旬。
真教寺尾根からキレットを歩いた
前回の山行なんて一ヶ月以上も前の話。
天候が悪かったり忙しかったりして、
『今週も山に行けないなぁ…』と言っている間に
奥多摩の紅葉が終わってしまうではないかっ!
行かなければ…と思っていたところ、日曜日の天候が好転。
なので、前々から歩きたいと思っていた
石尾根の未踏部分を歩きに出かけました。
今回の計画は七ッ石→鷹ノ巣→倉戸山というコース。
奥多摩湖の駐車場に車を置き、そこからバスで鴨沢へ。
そして鴨沢から登り倉戸口バス停へ、降りてくるという予定。
…だったんですけどねぇ〜色々と読みが外れ計画が狂い
かなりの大失敗な山行でした。
なにが大失敗なのかって?詳しくは続きをどうぞ〜。
早朝に自宅を出発し、
鴨沢バス停まではとてもスムーズ。
流石に準備は慣れたので、良いリズムでバス停を出発。
今年のGWに七ッ石〜雲取まで登ったので、
道に迷うこともなく出だしは順調。
今回は荷物も軽めだし良いペースで行けそうだな〜と
足取り軽く七ッ石山山頂を目指して登っていきました。
…何かがおかしい?と感じ始めたのは
七ッ石小屋への分岐を過ぎて暫くしてから。
とにかく足が辛く、思うように足が出ない。
これぐらいの登りだったら、そこまでではなかったハズなのに…。
そこでやっと気がつく。
真教寺尾根を登った頃のイメージが残っている
自分の頭の中がおかしかったのだ!
一ヶ月以上のブランクで想像以上に体が衰えていて、
気持ちに全然ついてきていない…。
七ッ石小屋で休憩して体力を回復させ
ようやく七ッ石山山頂へ到着。
さて、体がついてこないし
今日はもう下山しても良いのではないのだろうか?
なんて考えが頭をよぎるものの、
ここからは尾根歩き、そこまで厳しい場所は無い!
と思いなおし山頂を出発しました。
でも、ここで無理せずコース変更しておけば良かったのかも…。
暫くは石尾根特有の広々とした気持ちの良い尾根歩き。
天候が良く、遠くにはうっすらと富士山も見え気分爽快。
途中、眺めの良い場所で昼食をとったりと
久々の山の空気を心ゆくまで満喫。
やっぱり山はいいな〜と良い気分でいると…
見上げるような急斜面で立ちはだかる高丸山。
登りきると先にはただの斜面にしか見えない急な下り坂。
先ほどまでの良い気分が空の彼方へ吹き飛んでいきました。
急斜面を下りきると、日蔭名栗山への長い長い登り返し。
そして登らされた分を帳消しにする巳ノ戸ノ大クビレへの下り。
なんとか鷹ノ巣山避難小屋に到着したものの、
予定していた時間をかなりオーバー。
そして、鷹ノ巣山へ100m以上の登り返しをする気力も無く
ここで峰谷バス停へと下る決意をしました。
現在時刻をチェックし、
登山地図のコースタイムを見ると16:20のバスには間に合いそうだ!
そんな感じで下山し始めたのですが、ここでもまた失敗。
私の持っている2007年版山と高原地図 奥多摩では
避難小屋から峰谷までのコースタイムは1:40。
そして彼女が持っている2011年版山と高原地図 奥多摩では
避難小屋から峰谷までのコースタイムは2:00。
自分の古い地図のみをチェックしたので、
それなりに急いで下れば大丈夫だろうと思っていたのですが…。
その20分差はとてもとても大きなもので、
結果少しの差でバスを逃してしまいました。
奥集落に到着してから、バス停が現れず時間ばかり過ぎ
『なんかおかしい??』と思ってはいたのですが…
頑張って走ったのも報われずに終わってしまいました…。
本日のバスは終了…。
峰谷橋まで歩くしかないのかと、途方に暮れながら歩いていると
バス停まで走っていた時にすれ違った地元の方に
『用事で下に行くから車に乗せていってあげるよ』
というとても有り難いお言葉をかけてもらいました。
そして、ご好意に甘え奥多摩湖の駐車場まで乗せてもらいました。
『ご好意で車に乗せてもらえた』という話は
聞いたことだけはあったのですが、
自分が乗せてもらえるなんて初めてで
有り難いやら嬉しいやらでたまらなかったです。
この地元の方に聞いた話だと
バスを逃した人は結構いらっしゃるようで、
何回も乗せていったことがあるとの事。
やっぱりそうなのかぁ〜と思いつつも
バスに間に合わなかった事を反省。
そしてこの方にとても感謝!
終始ダメダメでしたが、
最後の最後でとても良いことがあった一日でした。
しかし…石尾根未踏部分が
鷹ノ巣山避難小屋〜鷹ノ巣山山頂と
非常に変な形で残ってしまいました。
だとすると次回の山行は、
峰谷〜鷹ノ巣山〜倉戸山かな?と思っています。
間違いだったらすみません、始発の西鴨沢行きで奥多摩湖バス停から乗車された方でしょうか。鴨沢バス停で声をかけた者です。
この日は季節ハズレの気温でしたが石尾根はとても気持ちが良かったですね、またどこかでお会いできるのを楽しみにしております
miraglo3さん、大当たりです
確か鴨沢バス停で『今日はどちらに?』
という会話をしましたよね。
まさか、ヤマレコユーザーの方だったとは…
とてもびっくりですね
この日は暖かくて、
とても気持ちの良い石尾根歩きが
出来ましたよね〜。
雲取山方面からも良い風景を
見ることができたのでしょうね。
またどこかでお会いできるのを
楽しみにしていますね
usagreatさん こんにちは。
お疲れさまでした。
拾ってもらってラッキーでしたね。
自分の西丹沢山梨縦走路敗退のときに
は最終バス時刻30分遅れで、バスに乗れず、
悲惨な思いに。
あのとき、雨降りで真っ暗な中、
子供連れにもかかわらず、
誰も声を掛けてくれませんでしたよっ。
お互い余裕をもって計画したいものです。
shinshinさん、こんばんは。
古い登山地図ばかり見て、
コースタイムを間違えてしまったのは
痛恨のミスでした
ルート変更した時は十分に間に合うと
かなり余裕だったのですが…。
最後はかなり必死でしたよ〜
shinshinさんも
バスを逃したことがあるんですか。
天気が悪く、お子さんも連れていたとなると
帰りはかなり大変な思いをされたのでしょうね
そうすると、今回の私たちは
とても運が良かったのだと感じます。
お互い時間に余裕のある山行を心がけたいですよね。
こんばんは
ご無沙汰しております。
前回の真教寺尾根から、約一ヶ月のブランクだったのですね。
自分も前回の硫黄岳敗退から、一ヶ月以上経っています。
このままだとヤバイかも(汗
下山時はバスを逃して大変でしたね
でも、地元の方に乗せてもらえて良かったですね。
無事に下山できるのが何よりです。
自分は車に乗せてもらったことはありませんが、逆に富士山で乗せたことはありました(笑
こんばんは、s-onoさん。
お久しぶりですね。
一ヶ月以上も間が空くと、
体が衰えていてなかなか大変でした。
s-onoさんも最近は登山されてないみたいなので、
次に登山する時が大変かもしれませんよ
しかし、天気が悪かったり忙しかったりと
思うように登山に行けないのもまた事実。
普段から体を動かしておくのが
一番良いのでしょうね。
バスの発車時刻になっても、
バス停に到着出来なかった時は
『あぁ〜どうしよ…』とかなり焦りました
これも体が衰えていたせいですね
なので、冬場も体力作りに励もうかと。
車に乗せてもらえたのは本当に嬉しい偶然でした。
乗せてくれた方は、とても人柄が良く
優しい方なのだな〜と感じました。
なので乗せた経験があるs-onoさんも
優しいのかな?と勝手に思っていたりします
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