巻機山 梅雨明け最初の登山は雷雲とニアミス


- GPS
- 08:53
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,360m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:38
天候 | 晴れのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯は粘土質のため、スリップ注意。7合目から上は展望が良い。 |
その他周辺情報 | 新島田温泉(金城の里) ¥320 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
コンロ
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
関東地方が観測史上最早の梅雨明けということで、本格的な夏山シーズンのスタートですね。(と言っても開けたのは関東だけのようですが)ということで、先週に続き魚沼エリアの百名山登山で巻機山へでかけてきました。
まだ、本格的に登山客が押しかける状況には少し早いようで、朝7時過ぎの登山口駐車場は空きがたっぷりでした。スタート直後は樹林帯の中を進みますが、路面は粘土質の土と石のミックスで、スリップに注意しながら進みます。程なくコースは比較的急な登りに変わり、ほぼ同じペースでの登りがづづきます。春蝉の鳴き声に包まれながら黙々と足を進めますが、登っても登っても風景が変わらず体力だけが奪われていく感じがします。まだ夏のコンディションに身体が馴染んでいないようです。
7合目を過ぎたあたりから展望が開け始めて気持ちが高まりますが、日差しを遮るものが何もなくなり、ますます身体の水分が奪われていく感じです。時折吹く風が心地よい。こんな日ならもっと稜線の風が強くても良かったなと思ったりします。これからの季節は飲料水の量も多くしていかなくてはいけませんね。
山頂付近は、まさに天空の散歩道。魚沼エリアの山々はもちろん遠くは妙高、日光の山々まで見通すことができ、大パノラマが堪能できました。新潟の山でこんな風景がが楽しめたのは意外でした。(感動)
巻機山の山頂は狭く、ケルンしかありませんのでランチスポットは少し下ったところにある山頂標識付近が良いです。ベンチもありました。ランチを終えて一旦避難小屋まで下り、これからの本格的な下りに備えて靴紐を締めていると、背後からなにやら「ゴロゴロ」と音が聞こえます。最初は避難小屋の中で引き戸の開け締めをしている音かなな?と思っていましたが、何度も聞こえるし次第に音が大きくなってくる。ニセ巻機山まで登り返して西の空を見てびっくり。あれ程青空だったのが、巨大な積乱雲が立ち上がっていて、北の方は黒雲から明らかに雨が落ちているのが見えました。幸い、南風だったので雲がこちら方向に来ることはないなと思いましたが、次第に雷鳴が大きくなってくるので、慌てて下山開始です。とにかく樹林帯に逃げ込めば、最悪直撃を受けてもある程度安全を確保できるだろうと思い、そこまでは頑張って下りました。幸い、駐車場につくまでに雷や雨の直撃はありませんでしたが、登山道を歩いていてひっきりなしに聞こえる雷鳴は気持ちの良いものではありませんね。
帰宅して、TEPCOの雷観測情報のその時間帯を見てびっくり。私達がいたところより少し北にずれたエリアに強雷エリアがあり、多数の落雷があった模様です。夏山は午前行動が原則と言われますが、まさにそれを実感しました。
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