栗駒山(須川温泉) [ワタスゲ・ヒナザクラ・オノエラン]
- GPS
- 05:38
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 569m
- 下り
- 586m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
本年7月は平日の間、国道の通行止め区間があり、須川温泉までのバスも運休になるので注意が必要です。 |
写真
感想
須川温泉に宿泊し、栗駒山へ。
須川温泉はph2.2の強酸性の湯が分6000Lも湧出していると言う。関東での知名度はいまひとつと思いますが、すばらしい温泉です。
須川温泉までは一関駅からバスで1時間半。1日に2往復のバスがあります。帰りのバスは11時台のあとは16時台となるため、16時までの間ゆっくりと山を散策することとしました。
この時期は花が盛りであり、見つけた花を写真を撮りながら行くとなかなか前に進みません。ウラジロヨウラクが目立ちますが、足元にはいろいろな花が見つかります。
旧噴火口の荒々しい風景を抜けるとたおやかな名残ヶ原の湿原に出ます。そこはワタスゲの群生が見事でした。
そこから先、地獄谷と名付けられたゼッタ沢徒渉点あたりイワカガミが群生しています。
昭和湖を抜け、雪渓が見える地点に到達すると今度はヒナザクラが現れ始め、高度をあげるほどにその数が増していきます。この白くて小さくて可愛らしい花は鳥海山でも見かけましたが、こちら栗駒山のほうがはるかに数が多いです。
焼石岳を後方に見ながら高度をあげ、天狗平の分岐から山頂への稜線に出ると、オノエランがたくさん咲いています。絶滅危惧種に指定されているような貴重な植物と思いますが、それを忘れさせるほどたくさん見つけることができました。
山頂はたくさんのハイカーで混雑していたために早々に退散しました。同じルートを引き返すのも芸がないので産沼側から周回して戻ることにしましたが、こちらは人は少ないものの高いヤブのルートでした。クマと遭遇しないように終始熊鈴をジャラジャラならしながら進みました。ワイルドな感じのルートですので、花を楽しむのであれば元のルートを引き返してもよいと思います。
下山後も時間に余裕がありましたので、再度温泉で汗を流し、バスで帰宅の途に付きました。
花の盛りの時期に訪れることができ、また天気も恵まれ、大変よい山行になりました。燃えるような紅葉の時期にもまた訪れてみたいと思いますが、きっと混雑しているのでしょうね。
【Google Earth】
https://earth.app.goo.gl/FZr6M
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