女峰山(バカ尾根ピストン・東武日光駅から)
- GPS
- 13:10
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,133m
- 下り
- 2,137m
コースタイム
- 山行
- 12:09
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 13:02
天候 | 曇り。若干小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部ガレ場あり。標高が低い箇所で滑りやすい。 |
写真
感想
同じヘマは二度としない。…という固い信念があるわけではありませんが、前回、初めて夏山で撤退の憂き目に遭った、女峰山バカ尾根ピストンに再チャレンジ。
今回は、万全の体制で臨んだつもりが、「途中で給水したいから」というしょうもない理由で、東武日光駅から歩いて登山口までアプローチする、という愚行を犯し、結果的に踏破は出来たものの、最後はナイトハイク&終電で帰るハメに…
【ルート状況】
■東武日光駅〜行者堂
・さすが国内屈指の観光地&山の麓だけあって、トイレと水場が豊富。
・そのなかで、日光市役所の旧庁舎?の水場が、漏斗があって、ソフトボトルにも給水しやすい。
■行者堂〜八風(黒岩分岐)
・尾根に乗ってからは、ひたすら笹原の緩登。
・前回同様、この長距離の笹原が精神的にキツく感じ、たいした傾斜でもないのに、閉口しながら登ることに。
・おそらく、傾斜があまり変わらないために、同じ筋肉にずっと負担がかかりっぱなしなのが、最大の問題と思われる。
・このため、累積標高差の割には、やたらと脚力を使うルートとも言える。
■八風(黒岩分岐)〜遥拝石
・巻道では意外と浮石が多く、注意しながら踏破。
■遥拝石〜唐沢避難小屋
・笹原の緩登で脚力が完全に削られてからの、急登と巻道の連続。
・数歩歩いては止まって休むのリズムで、本来は撤退するべきだったかも。
・危険箇所は特になし。
■唐沢避難小屋〜女峰山
・山頂手前の涸れ沢が、浮石が多く、土の部分も滑りやすいため、要注意。
・どういうわけか、涸れ沢を横切るあたりから、雲が晴れてきて、景色が見えるように。景観はまったく期待していなかっただけに、これは嬉しい。
・水平距離にしてたった400m程度、標高差にして300m程度が非常にキツい。
■女峰山山頂
・目標時間は15:00だったものの、30分ほどオーバー。おそらく、こういう尾根は苦手らしい。
・頂上には誰もいないと思いきや、霧降高原から登ってきたという、男性2名パーティーと、女性2名のパーティーが。唐沢避難小屋に泊まるとのこと。
・こちらは日帰りにつき、しばし談笑の後に、早々に下山開始。
■女峰山山頂〜八風(黒岩分岐)
・とにかく、日の高いうちに、八風(黒岩分岐)の岩場を通過すれば、事故のリスクが格段に下がるため、そこそこ飛ばして下山。
・どうにか、18:00に岩場を通過。
■八風(黒岩分岐)〜行者堂
・ひたすら笹原の緩い降り。
・19:00からヘッドライトを点灯し、無事下山。
・ナイトハイクのせいもあってか、思いの外タイムがでない…。
■行者堂から日光駅
・あまりに遅い時間に降りたせいか、東武日光駅から埼玉方面への最終電車がないため、JRの日光駅へ。
・JRの最終電車の21:46発の宇都宮行きで、何とか帰宅。
【まとめ】
・ドM向け。数字上の累積標高差の割に、実際は格段に疲れます。
・理由は、やはりメリハリがない、一定の傾斜がひたすら続く笹原でしょう。ずっと同じ筋肉を使い続けるため、アップダウンやメリハリがあるルートとは違い、疲労が蓄積しやすいです。
・同じバカ尾根でも、丹沢のバカ尾根に比べて、距離も標高差も必要な体力・脚力も
数段上です。
・正直なところ、地元民や自家用車がない限りは、公共交通機関で挑むようなコースではないかもしれません。
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