喜茂別岳・蓬莱山
- GPS
- 04:43
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 944m
- 下り
- 930m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
喜茂別岳はこれまでに何度も登っている。改めて過去の記録を数えてみるとほぼ毎年1回以上は通っていて合計19回も登っていた。ただこれは全て冬の積雪シーズンに山スキーで登った(滑った)のである。
僕の中では喜茂別岳は冬に登るイメージが強くて夏に登るという発想はこれまであまり無かった。確か大昔は黒川側からの夏道は無かったような記憶。そんな夏の喜茂別岳に登ってみることにした。夏の登山口からの往復だけだと行程が短すぎるので国道スタートで中岳林道から登って中山峠へ下りる周回ルートとした。
駐車地点から国道を少し歩いて中岳林道に入る。しばらくは林道を進む。中岳林道は舗装区間も多いしデコボコやヤブもなくとても歩きやすい林道だった。
林道を奥まで進んだところから夏道に入っていく。夏道は広く笹刈りされていて快適な道だった。ずっと緩やかな登りが続く感じの道でスイスイと登ることができた。冬とはまた違う風景が新鮮で楽しかった。
南西尾根で単独男性を追い越す。登山口に車が無かったのでまさか人と会うとは思わなくてびっくりだった。聞くと登山口の少し先に駐車したとのことだった。
スタートから約1時間半であっという間に山頂到着。昨年11月に山スキーで登った時はラッセルして山頂まで約4時間かかっている。やっぱりラッセルがないと早いのである。
山頂で立ち休憩していたら先ほど追い越した単独男性も到着。久しぶりに山頂で人と会話したような気がする。なんか嬉しかった。
山頂からは東側の広い尾根を中山峠方向へ進む。結構ヤブっぽいけど道は明瞭。ただ濡れたヤブで全身びしょ濡れになってしまい不快度マックスだった。蒸し暑かったので濡れた方がちょうど良かったのかもしれない。
途中、十数メートル先のヤブでガサゴソと音がする。シカの飛び跳ねるような感じではなく大きな物が動くような感じの音だった。奇声を上げたり大きく鈴を鳴らしたりしながら少しバックしてしばらく待機。音が遠ざかったことを確認して急いでその場を離れた。久しぶりの遭遇にかなり緊張した。
中山峠からは少し寄り道して蓬莱山を登ってみる。蓬莱山も夏に登るのは初めてだ。山頂(三角点)にはアンテナ施設があるだけなのでわざわざここだけを夏に登る人もあまりいないと思う。蓬莱山からはスキー場を下って国道に合流。最後はひたすら車道を走って駐車場所まで戻った。国道は車が多くてスピードも速いのでちょっと恐怖。
夏の喜茂別岳は人も少ないし緩やかな登りも多いのでトレランのトレーニングには最適だと思った。それにしても中山峠側からの登山道はこのままヤブに埋もれて廃道になるのだろうか。
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