戸渡尾根から甲武信岳 雁坂峠 黒岩尾根 川又

2011年11月26日(土) ~ 2011年11月27日(日)

• GPS: 28:55
• 距離: 29.5km
• 登り: 2,349m
• 下り: 2,793m

コースタイム

1日目　西沢渓谷入口バス停915　戸渡尾根(近丸新道)取付き936　石の祠1153　ガレ場1349　縦走路1402　甲武信岳頂上1436　賽ノ河原1518　笹平1537…破不山避難小屋泊
2日目　530出発　西破風山616　東破風山644　雁坂嶺740　雁坂峠825　雁坂小屋836　黒岩展望台924　八丁頭1010…道迷い…八丁頭1055　登山道に戻る1114　アセミ峠1152　林道終点(登山道入口)1231　林道起点(豆焼橋)1249　川又バス停1410

天候

1日目晴れ　2日目高曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

塩山駅810発西沢渓谷行き　川又発1450三峰口行き

コース状況／危険箇所等

戸渡尾根コースは入口からヌク沢を渡る地点まで山腹の高巻きが多いので足元にご注意ください。尾根に取付いてからは急登の連続です。

黒岩尾根は整備されています。桟橋と落ち葉の多い急な道ではスリップにご注意ください。

トイレは、戸渡尾根入口手前、甲武信小屋(有料)、雁坂小屋、川又バス停。
登山ポストは、戸渡尾根手前トイレ近く、豆焼橋(林道起点)。

写真

塩山駅南口バス停　西沢渓谷行きバス時刻表

西沢渓谷入口バス停(ドライブイン不動小屋前)

戸渡り尾根(近丸新道)入口

森林軌道跡の崩壊箇所

尾根途中の石の祠

ガレ場　展望良し

縦走路に合流

甲武信岳頂上から

賽ノ河原

賽ノ河原

笹平

破風山避難小屋

小屋前から

非常用に薪ストーブあり、薪は小屋の裏手に積んであった。

夜半から冷え込んだ

暗いうちから出発

西破風山頂　破不山と表記あり。「破れず山」?

朝焼け　天気は下り坂

トサカ尾根がよくみえる

東破風山

シャクナゲが葉を閉じて冬支度

これは

斬る

切る

切った

具合の良いベンチ

雁坂嶺は山梨100名山だそうな

つまずく前に

ヘイヘイホー

これくらい

ヘイヘイホー

これくらい

雁坂峠

北側に降りると、かすかな冬の便りがありました。

雁坂小屋(管理棟)

黒岩尾根入口

しっかりした桟橋が一部掛けられています。黒岩尾根コースはほぼ全般的に尾根の腹を巻いて続きます。

黒岩展望台から主脈

巻き道にあきて、尾根に上がってみる。

八丁頭の三角点

鹿の楽園

表記はこれだけ

しずかな

景色に見とれて、道がわからなくなってしまった。

鹿のヌタ場　すこし乾燥気味

ふりだしに戻る　八丁頭

南の小尾根を下りてやっと登山道に出た

立派なヒゲ

アセミ峠　語源はアシビか?付近に馬酔木があった。

釣橋小屋跡地への廃道分岐点

林道終点に出たところ　左奥が登山口

林道起点(豆焼橋のたもと)

登山ポストあり

豆焼橋

車道脇にカモシカが顔を出していた

川又バス停近辺　綺麗になったもんだ

ootaさんが降りた有名な階段。和名倉山のヒルメシ尾根入口の橋へ通じる。

バス停ポストの背後に、和名倉山の山体の一部が見える。

川又発バス時刻表

川又バス停のトイレ　付近には自販機や売店は無し

タビ履き替えてすっきり

撮影機器：

NS01 KDDI-KC

感想

jimzaemon

体調が優れず、ヤブ尾根を押し分ける気力体力が無いので、戸渡尾根をおとなしく登った。黒岩尾根と共に初めての道だったので楽しめた。山の上は冬の訪れを待つばかりだった。

20年ぶりに登った頂上には感傷は無く、長居をする必要を感じなかった。ただ中に居ることが嬉しくなる山だった。歩くほどに落ち着いて、匂いに音に潤う気持ちになれた。

奥秩父は遠目に観賞するより、一晩泊まりに行くと解る山脈かと思った。

コメント

サク姉

ヘイヘイほー
昨夜コメしようとして、就寝時間を過ぎてしまい
途中でPC閉じました

鋸持参で登っているんですか？
登山道整備もお手の物ですね。

うちの近所の空地とかにある桑の木とか太くなってきて
車道にはみ出たりしているので切りたいです。

（自然に生えて来た物？と思われます）

jimzaemon

Hey,平方
へい兵法　テント置いてっても、鋸と鉈や鎌は欠かしません。酒・タバコ・バクチは一切しませんので、山仕事だけはゆるしてくださいな

実際は、伐採には地権と樹林の処分権など絡みますので、勝手にできません。倒木でもマズイかも。。。

hachi

石楠花の葉
大昔の晩秋の夕刻、甲武信小屋から破不山避難小屋へ降りていると急に冷えてきた。
石楠花の葉が丸まるときに他の葉とこすれる音（カサカサ）に包まれた。

最初で最後の経験。
思い出しました

keisuke

甚左殿
登山道の整備。。たとえ無断とは言え、
　感謝です！

最後の写真
ストレートチップのドレッシーな地下足袋
とってもカッコイイです

パーティーシーンの増えるこの季節
足元も大切ですよね

jimzaemon

石楠花
常緑で背は低いけれども精気の濃い樹木だと思います。花の香り、色、どちらも山の精を匂わせます。その葉が低温にくるまって行く音なんて滅多に聞けない貴重な情景ですね。

良いです奥秩父。

jimzaemon

山仕事の言い分け
昔、道行く人は、自分のためにも、後の人のためにも、石を拾いのけて、枝を払って旅をしていた。生活に密着した峠道などはなおさらで、峠を挟んだ両側の郷の衆は道普請に精をだして苦労を重ねて生きていた。

登山者として古い日本の情景に憧れる上で、避けては通れなかった道だと思っています。

ドレッシーな地下足袋は、履き心地もエレガントです

takasuga

ニアミス
11/26、16:30より野営地にて破不山避難小屋を視界に絡めて日本酒の熱燗を飲っておりました（笑）

小屋の軒下に干した地下足袋が見えた気がしました＾＾

jimzaemon

至近距離でニアミス
そういえば、熱燗のニオイがしていました。赤提灯は見えませんでしたが

野営には寒い季節、熱燗はあったまりそう

roadman71

八丁頭の向い
私は八丁頭の向いにおりましたよｗｗｗ

トレイルの石をどかしたり枝を払ったりはしますが、
ノコギリは用意したものの自宅に眠らせたままです。

jimzaemon

八百と八丁でroadmanさんに軍配
数で負けました。なんちゃって。呼べば届いたかもしれません。黒岩尾根は一般ルートにしては手厳しい感じでした。ただ、谷を挟んだ山々の尾根筋などを観察するには具合の良いところですね。

川又に向かう街道から、リンノ峰だか仙波だかが見えました。滝川の谷の深さもなんとなく伝わってくる気がしました。興味の尽きない山域です

ノコギリは使い慣れると楽しいです。最近は目立ても楽しんでいます

MerrycocoK

破風山避難小屋
破風山避難小屋 、
　でませんでしたか・・・・。
足が沢山ある生き物と
　生きてないけど足のないものが、嫌い。
いえ、無怖いのでプーさんトレイル@岩岳にしたくらいです。

jimzaemon

うわさでは
出るとか出ないとか。。
以前、建て替え前に泊まったときは、ミッキーが大勢走っていまして、ツェルトに避難しました。

今回は寒いので出ませんでしたが、やっぱりツェルト張りました

風太郎

鋸持参とは流石ですね。
先週の週末の一泊２日のレコを見ると、何所でも土曜日は快晴、日曜日は薄曇りですね。やっぱり土曜日にすれば良かったな。。。

それはさておき、相変わらずの味の有るコースと登山スタイル、好きですね

薪ストーブ有りの非難小屋、２７日の丹沢でも有りました。珍しいですね。薪ストーブが有ると、これで食事を作りたくなりますね。暖も取れますし、酒を飲むのに良い雰囲気になります。

でも出るんですか？それはまた何ですね

jimzaemon

枯れススキ
Futaroさん　こんばんは

出ると思っていると出るかもしれません。気になってネットで検索したら、いろいろと出ました。こわがりの方は薪ストーブで温まって解消しましょう

奥秩父は山自体が味わい深いので、歩けば味がでます。鋸はどうしても持って行ってしまいます。厳冬期でお荷物がでっかくなる時くらいは置いていきます

写真は撮りませんでしたが西沢からの森林軌道跡の危険ポイント、ほんの少し手入れしました。安全は登山者共通の悲願。