朝日岳へ 土合より白毛門・笠ヶ岳 往復


- GPS
- 10:04
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,747m
- 下り
- 1,740m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 10:04
2:50 安曇野穂高発 水上IC経由
6:50 土合駅先 白毛門駐車場着
<復路>
17:20 駐車場発
21:00 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白毛門まではほぼ急登 木の根・岩場の連続 白毛門から先アップダウンが激しい |
その他周辺情報 | 湯テルメ谷川 公営日帰り温泉 |
写真
感想
2018年(平成30年)7月16日(月・海の日)
朝日岳へ 土合より往復
「まだ見えぬ キスゲ絨毯 朝日岳」
思っていた以上に急登で起伏も大きく、
アプローチの長い朝日岳だった。
登山口の橋を渡りしばらく平坦だったが
登りになるや一気に急登の山道に汗が噴き出してきた。
むき出しの木の根に足を置き手を使い登る。
なかなか油断のできない登りが果てしなく続く。
息つくところもない状況で登り続けた。
さすがに30分ほど登り続け休みたいと思った時
先行する人たちが休んでいた場所が空き、
「すごい登りですね」と声をかけ大木横のスペースに一息ついた。
次の休み場所も先行する方が休んでおられ
風が気持ちいい場所ですよと言って空けて下さった。
谷川方面からの風が気持ちよく火照った体がリフレッシュできた。
まだまだ急登は続き木の根から岩場の急登へと変わってきた。
鎖場も出て険しい登りが続く。
低木になり日も差し始め暑さが増してきた。
2時間ほど急斜面を登り続け松ノ木沢の頭に着く。
展望が開け谷川岳一ノ倉沢の大岩壁が目の前に迫っていた。
さらにこれから登る白毛門の山頂が見えた。
まだ遠く朝日岳はさらに見えない彼方の存在だった。
白毛門への稜線歩きは気持ちよいが起伏もあり大変ではあった。
白毛門への岩壁にヘルメット姿の二人がいた。
どこを登ってきたのかアドベンチャースタイルだ。
白毛門に到着する。
目の前には笠ヶ岳の美しい姿が見える。
そしてさらに高い山が笠ヶ岳の横に並ぶように聳えて見える。
最初はそれが朝日岳だろうと思っていた。
実は小烏帽子・大烏帽子で朝日岳はまだ見えないのだった。
ここ白毛門にも先行した人がどっかりと休み、目指す笠ヶ岳は諦めて下りると言っていた。
ここまでの登りで疲れた様子だった。
さらに二人のアドベンチャースタイルの人たちが登ってこられた。
話を聞くと沢登りをしてきたとのことだった。
沢の水も少なくロープも使わず初心者コースの沢登りができるとのこと。
登山口の川をそのまま遡上、5時間かかっての白毛門登頂。
帰りは一般道を下るとのことだった。
笠ヶ岳への登りは見た目より斜面はきついが、
ニッコウキスゲが笹原の中に咲き誇り目を楽しませてくれた。
振り返ると白毛門からの道筋もきれいに見えて、
谷川岳の厳しい山の表情も手に取るように分かった。
笠ヶ岳に着く。
ここからようやく朝日岳の山頂が見られた。
まだ遠いと思ったのは事実で、果てしない登りを感じた。
そして起伏も大きく、登ると下り、下ると登るの繰り返しに参った。
しかしこの笠ヶ岳から小烏帽子・大烏帽子の間は
ニッコウキスゲの見事な群落が広がっていた。
黄色い絨毯が敷き詰められたようで、一瞬疲れを忘れさせてくれた。
また登山道の両脇には様々な花も見られた。
最後の登りもきつく力を尽くす。
朝日岳にはようやく到着というのが本音。
奥深い山で時間もかかり、それだけに到達できた喜びは大きかった。
山頂からは谷川岳の雄大な眺めをはじめ、
尾瀬の山々、武尊、平ヶ岳、赤城山それに榛名山などが確認できた。
越後方面の山も見えると言うが分からなかったのは残念。
眼下には美しい朝日ヶ原の池塘などが見られ
山頂付近の花の多さにも感激した。
登頂の満足感と少しの余裕はできたが、
下山も長いのは事実で気を引き締め
足腰痛めないように安全に下ろうと山頂を後にした。
歩いてきた道を戻るのだが起伏を繰り返し、
急登はそのまま急下降をするわけで慎重にならざろう得なかった。
最後の最後までへとへとになりながら無事下山できた。
ふるちゃん
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