甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根から八丁尾根の周回
- GPS
- 14:24
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,847m
- 下り
- 2,841m
コースタイム
- 山行
- 13:36
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 14:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
以前から黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登りたいと思っていたのですが、体力的の不安もあって今回が初めての挑戦でした。連日の猛暑であることもあり、できるだけ早めに山頂に着いた方が良いと考え、3時に出発することとしました。
朝早かったこともあり、黒戸尾根では七丈小屋まで5人ほどしかすれ違いませんでした。その後も思いのほか順調で8時30分頃には甲斐駒ヶ岳の山頂に着きました。非常に気持ちの良い、大変整備されたコースで素晴らしいと感じました。山頂も気温28度で、風はありましたがまったく寒くありませんでした。
以下は、反省を込めて。下りは当初は同じ黒戸尾根を戻るつもりだったのですが、他の健脚の方が報告されている日向山方面への八丁尾根コースも興味があり、下ってみようと考えました。七丈小屋で水を補給していたので、甲斐駒ヶ岳の山頂で4リットルほどあり、時間的にも大丈夫だと判断したのです。
まず鋸岳方面への稜線は、ほとんど人がいません。三ツ頭まですれ違ったのは3人、その後大岩山までに2人でした。
基本的に稜線沿いなのでルートは簡単だろうと思っていたのですが、岩稜コースのため、南側、北側、はたまた岩の上を超えるのか、ルートファインディングが求められるように思いました。赤いテープやペンキがあるのでそれを見ながら、着実に進むことが求められます。六合石室は、稜線から南側に少し下ったところにあり、必要がなければ立ち寄る必要はありません。
私が道を誤ったのは、三ツ頭の手前の稜線のところ、本来は稜線沿いに行かないといけないのですが、稜線の北側をまわるように踏み跡があり、間違ってそちらに進んでいってしまいました。案の定、なかなか本線に戻れずにここで少しロスをしました。
本線に戻り、三ツ頭、烏帽子岳までは順調だったのですが、ここから大岩山へ続く長い下山と、その後の大岩山への急な登り(ほぼ垂直に近い急な崖を、設置されているロープ・チェーン、梯子を使用して登ります)で、思いのほか体力を消耗してしまいました。降雨時などでは、この垂直の崖を登るのはなかなか厳しいなと思った次第です。
その後、大岩山からは多少の上りはありますが基本的には長い下りです。しかし、体力的に消耗し足がふらふらになったため、ペースが大幅にダウンしました。また、暑さから水分補給をこまめにしていたところ、水も残り少なくなってしまって、最後はかなり厳しい中での下山となりました。竹宇駒ケ岳神社まで水場がまったくないので本当に厳しかったです。錦滝の近くに水場があるは知っていたのですが、林道が被害を受けていて通行できないという情報もあったので、錦滝に下るのをためらったのもありました。
結論としては、実力以上のコースに挑戦してしまったと反省しています。特に甲斐駒ヶ岳から八丁尾根ルートは、1つは水場がほとんどないこと、もう1つは天候や体調の悪化などが起きたときに脱出ルートがないことが問題だと思いました。
補足すると、六合石室の近くに水場があるそうですが、なかなか見つけられないと思いました(私はわかりませんでした)。事前にどのあたりを下るのか、他の方のコメントとGPS軌跡を確認しておく必要があります。往復で20分ほどかかるそうです。
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