燕岳〜餓鬼岳（テント泊）

2018年07月17日(火) ~ 2018年07月18日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.3km
• 登り: 2,116m
• 下り: 2,565m

天候

二日間とも快晴。猛暑日。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

道の駅ほりがねの里で車中泊。穂高無料駐車場〜中房温泉（バス）白沢登山口〜信濃常盤駅（タクシー）信濃常盤駅〜穂高駅（電車）

コース状況／危険箇所等

北燕岳から東沢乗越までは薮あり。東沢岳〜剣ズリまではアップダウン多い。餓鬼岳までは梯子、桟橋多いが慎重に進めば問題ない。餓鬼岳小屋〜白沢はガレ、ザレ多く急斜面の下りで一部消失気味の箇所あり。

その他周辺情報

しゃくなげの湯

写真

穂高無料駐車場からバスに乗ります。

中房温泉。平日とはいえ、ここから燕岳まではやはり登山者が多いです。早々に抜けたい、、、

これから歩く稜線が見えます。とりあえずあの辺まで行けば人が少ないはずです。

槍

立派な燕山荘

駒草

景色は最高ですが、北アなのに奥秩父を歩いている様な暑さです。。。

燕山荘着。滞在時間3分です。これから長い行程に向けて水を3リットルにする。

早々に山頂へ向かいます。

イルカ

燕岳　ここも2〜3分で通過。

でも景色は最高です。

これから歩く稜線

山頂を振り返ると人が増えています。

北燕岳。静かな山頂です。ここで餓鬼岳から縦走してきた方としばしお話を。朝5時に出てきたようです。

稜線下は北アらしくお花畑ですが、東沢乗越までは藪も多いです。

ここから東沢乗越まで大きく降ります。そして登り返すのです、、。

あそこから降ってきました。

東沢岳までは急登です。

東沢岳

ここから餓鬼岳への岩場の稜線が続きます、と思ったら意外とアップダウンのある樹林帯の中にいる事も多いです。

岩稜はかっこいいですね。

剣ズリ。これは左に大きく降って巻いて行きますが、登り返しでかなり体力を削られます。

餓鬼岳まではとても長く感じます。

歩いてきた稜線。

この鉄梯子から桟橋などが多くなります。

真ん中の山体の左端が燕山荘です。

ここまで来るとようやく餓鬼岳が射程圏内と感じます。

梯子

慎重にいけば然程問題ないかと思います。

餓鬼岳小屋が小さく見えてきます。

歩いてきた燕岳と東沢岳、そして稜線。

やっと餓鬼岳小屋に到着。小屋泊0人、テントは私一人の貸切でした。山頂までは5分ですが明日の早朝に行く事にします。

テント場は狭く5〜6張ほど。トイレは小屋まで登り3分程です。

ウィスキーはバランタインの安物を。

テン場から少し上がった場所で烏帽子のほうに沈む夕日

二日目は3時起床。登山中は食欲がなくなるので酢味の酸辣湯麺が好きです。

石も両サイドに避けて、来た時よりも綺麗に撤収します。

山頂へ向かいます。

餓鬼岳。もちろん貸切です。

やや風はあるものの、寒くはない。

最高の朝焼けです。

帰りに寄りたい場所がいくつかあったので唐沢岳はまた別の機会にしました。

山頂を後にします。

餓鬼岳小屋のテラスもいい場所にありました。

白沢登山口までは標高差1600mを降ります。藪あり、ガレ場あり、一部ザレてなくなっている箇所あります。

大凪山　本来の山頂はもっと餓鬼岳よりかと思います。

最終水場で水補給します。登りの場合、ここから山頂まで一滴も水場はありません。

沢沿いも滑りやすいですが慎重に行けば問題ないです。

白沢登山口。トイレがあります。駅まで歩き通そうと思いましたが暑すぎてタクシーを呼びます、、が、ここは電波が悪く何とか通じて呼べました（ドコモ）

白沢登山口から信濃常盤駅まで2480円。1時間に1本しかない単線なので乗車するホームを間違えると大変。

駅のホームから餓鬼岳がよく見えます。

穂高駅から歩いて10分程で駐車場に着きました。角のお宅の表札をみたら穂高さんでした（笑

しゃくなげの湯。直売所で野菜をたくさん買いました。

感想

mt_kiryu

予定と天気が合わず、何年も前から計画倒れだった燕岳〜餓鬼岳。

今回は車、バス、タクシー、電車を使って周回しました。
同コースを歩くのであれば、タクシーまたは電車は必須になります。

早朝から登り始めれば時間的制約に余裕が生まれますが、節約のためバスで中房温泉まで行きました。燕岳は昔に積雪期に登った以来でしたので、賑やかで登山人口が増えたんだなぁと思いました。

テント泊装備なのでスイスイとは行かずとも淡々と登り、燕岳はほぼスルー。
燕岳から餓鬼岳に向かったのは私独りで、逆ルートからはテント泊の単独男性2名、単独女性1名、餓鬼岳小屋泊の男性2名のみでした。

餓鬼岳小屋は宿泊者はおらずテント場は私独りでした。都会のような賑いの燕岳とは変わり、北燕岳から餓鬼岳まで人は疎らで静かな山行を楽しめました。

この山行の記録はブログに詳しく記載しています。
http://blog.livedoor.jp/salon_kiryu/archives/52157578.html