遥かなる皇海山 ペンション「てんとう虫」さんの送迎プランでゆく
- GPS
- 03:55
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 869m
- 下り
- 855m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
朝食後、皇海山の皇海橋登山口まで送迎してもらえる。 むろん、帰りもバスは待っていてペンションまで送ってもらえる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一番の核心部は、皇海橋登山口までの林道 パンクする車も結構あるとのこと。車高が高くて、スペアタイヤを持っていて、タイヤ交換のノウハウがある人は自力で行っても・・・。 私は、送迎プランを利用。 |
写真
感想
皇海山に行きたいと思っていた。深田久弥の日本百名山を歩き始めて一座一座登るたびに心の中のどこかで、ほっとした気持ちと次にどこに行こうかなという期待感が出てくるのだ。
先週平ヶ岳を登り、関東地方にある百名山は皇海山のみとなった。この夏に皇海山にはとりあえず行ってみようと思っていたのだ。行くためには様々なことを考える。楽に登れるのは皇海橋登山口からだが、そこに至る長い林道が結構きつくコースをうまくとらないとパンクや底を擦るなど自家用車のトラブルにもつながる。職場でここを通ったことがある人も底を擦ったのだそうだ。ここからの登山であれば、林道の運転が一番の核心部なのだ。なお、クラシックルートは庚辰山を越えていくルートだが、長く今の自分の実力では行けそうにもない、とりあえず今回のルートで登っておこうと思ったのだ。
行くなら漠然とレンタカーかなあと思っていた、軽トラックを借りてレンタカーでこの林道を行くことを考えたが前日借りた軽トラックで車中泊するのか?と考えると二の足を踏んだ。
ネットを調べていると、地元の旅館やペンションの一部で宿泊者に対して皇海橋登山口までの送迎を行っているようだ。そして、今回自分の日程と合う実施日があるペンション「てんとう虫」さんにお世話になることとした。
http://www.tentoumushi.com/
(ペンション「てんとう虫」)
https://blogs.yahoo.co.jp/hanasakuatuko
(皇海山送迎決定日)
サービス内容は以下のとおりです。
・沼田駅&上毛高原駅からの送迎(私はペンションに車で行った)
・お風呂、宿泊
・夕食はニジマスの串焼きと地元産ビーフのステーキをメインとしたコースメニュー(ごはんお替り自由)
・朝食は和朝食(ごはんお替り自由)
・おにぎり弁当
・皇海橋登山口までの送迎
・下山時のジュース1本+塩飴
・花咲の湯割引券+40分ほど温泉タイム(自家用車組は割引券のみ)
・沼田駅&上毛高原駅への送迎
で、値段は1人16800円です。普通のペンション1泊1万円として、皇海橋登山口までの送迎+αを7000円とみる。自分の車で行くことを考えると私は安いと見た。
なお、予定日の中で参加者が4名以上で実施、15人を定員としているそうだ。
なお、予定はこんな感じ。
5:30 朝食
6:30 ペンション出発
8:00 皇海橋登山口到着
14:00 皇海山登山口出発
15:30 ペンション到着 自家用車組は解散
その後送迎バスは花咲の湯で休憩、参加者は入浴、その後沼田駅&上毛高原駅まで送迎
なお、皇海橋登山口から皇海山往復の山と高原地図のコースタイムは5時間10分なので、ペース1.2程度までの人ならば14時までに戻ってこれそうである。全員戻ってこないとバスは出発しない、なので自分は極端に遅いと思っている人は参加するのは難しいのではないかと思われる。今回は13:30に全員揃い、30分ほど早く出発できた。
さて、皇海橋からの皇海山は最初は沢沿いを登ってゆく。適度な斜度で息を切らさずに登ってゆく。5〜6回の渡渉をしながら着実に高度を上げてゆくと。徐々に急になってゆく。小学校6年生の女の子が父親とともに登っていた。他の登山者が話を聞いたところ、山がとても好きで将来山岳救助隊に入りたいとのこと。12時40分ごろ下ってきて、我々のバスにたくさん手を振って父親の運転する車で朗らかに帰っていった。
不動沢のコル前の登りはたくさんのロープ場があり、岩や土でできた壁を乗り越えてゆく。GPSの延面距離で300mがいつまでたっても着かない。這う這うの体でコルに到着した。ここで水分750ml補給、14分の休憩を取る。ちなみに、今回は3リットルの水を積んできている。
息をしっかりとってからいよいよ皇海山に登ってゆくのだ。ここでも最初は緩やかに、そして次第に急になる。ロープを使った岩場が3か所程度乗り越えるとあとは緩い道だ。奉納された剣があればあともう少し、かくして山頂に到着した。山頂名標と二等三角点を撮影し給水をする。近くの登山者に話しかけられしばし歓談、越後駒ケ岳のことを聞かれたので自分の経験を話させていただいた。
そこから下ってまた、不動沢のコルにて昼食を取るには早いが、ここを逃すとあとはバスまで昼食ポイントはない。朝食から5時間たっているしここでおにぎり弁当を食べることとした。
2種類のおにぎりとししゃも、唐揚げ、味付け玉子など、特に味付け玉子が泣かしますなあ。おにぎり弁当とお茶を飲み干し、あとは下ることとした。
ザックにストックを縛り、急下りをロープワークを駆使して下る。ロープがなくなってからまたストックを取り出し、あとは鼻歌交じりで下ってきた。花はほとんどなかったなあ。
下山後、クーラーボックスからコーラをいただき飲みながらしばしzzz・・・。私ともう1人が11時台、12時台終盤に4名、13時30分に2名到着し全員揃ったのでバスが出発した。
ペンションにたどり着いて解散、花咲の湯に入り三浦半島を目指した。
そして、バスに乗りながら思った・・・この林道、自分で運転してきたいと思わないなあ。すれ違いがしにくい道、17kmのダートは尖った石や木の枝などが散乱し、深い溝では車体は大きく揺れ・・・それだけでなく、オフロード用バイクがこの道を楽しむために何度も往復している。下山時にもマイクロバスとぶつかりそうになったバイクもあり。そしてなぜか2時台に登山口に向かう自家用車とのギリギリのすれ違い・・・。
そして、このコースにもう1度来たいかというと・・・???
でも、今回ペンション「てんとう虫」さんの送迎ツアーで行くことができてよかったと思う。ペンションとしては秋の紅葉時期がお勧めだという。そして、今回のツアーも木曜日に予約して土曜日に泊まりに来たという人もいたようだ。天気予報と送迎ツアーが行われる日程を鑑みて予約できると思うのだ。
車を持たない人、自分の車で運転したくない人にお勧めできるツアーであった。
aideieiさん おはようございます
私も 行きたいんですよ 皇海山、それに 平ケ岳、
この辺になると 日帰り 公共交通機関では 歯が立ちません
庚申山には ちりめん隊で連れて行ってもらったことがあるのですが、
その先は やっぱり遠いなー と思ってました。
沼田から の送迎もありですか
食事も おいしそう、、
いい手を 教えていただきました
さっそく パクリストに入れました
それでは またそのうち、
tsui
tsuiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ああ、このパターン、車がない人にとって便利だ、と思いました。
沼田駅や上毛高原駅まで行きも帰りも送迎してくれて、皇海橋登山口までも送迎してくれるのですから。
そして、このペンション、ご飯がおいしい。和朝食は本当はもう1膳ご飯を食べたいと思いましたし、おにぎり弁当もわしわしと一気に食べてしまいました。上品な味つけながらも食欲を掻き立てられる・・・。まあ、工夫何でしょうね。
宿の人に聞くと10月から11月が皇海山の一番良いシーズンなのだそうです。よい日程を見つけられて1泊して皇海山に行かれるのも良いと思います。
aideieiでした。
aiさん
一方通行の林道なら良いけど、この林道でのすれ違いは嫌ですね。
折角のNEW が傷だらけになりそうですね。
遠いけどここなら私でも登れそうです。
皇海山に行く機会があれば、てんとう虫さん利用したいと思います。
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
山高原地図で、コースタイム5時間10分になります。沢もあるし、ロープもあるので楽しい登山だなあと思いました。(花はほとんどありませんでしたが。)この山の一番のおすすめは紅葉だそうです。10月から11月に、ペンションの予約を取って、土曜日どこか歩きペンションにて宿泊、次の日皇海山という日程が良いと思います。「てんとう虫」さん以外にも結構送迎プランがある宿があるそうなのでいろいろ調べてみる価値があるのかなと思います。
aideieiでした。
aideiさんこんにちは(^。^)
皇海山への林道走りは大変❓です。
今回は西の方から通常ルートでしたね。
ペンションのマイクロバスなら安心です。
林道を熟知したドライバーでしょうから、。
私達は通常ルートが大雨で通行止めに、
仕方無く南の方からの遠回りでした。
7〜8年前に、ちょうど車を替えてすぐの頃。
今頃だったと思います。
何度か落石を移動(10kgぐらい?)して
皇海橋へ、aideiさん達の反対側からだったと思います。
大変な思いをしました(^_^;)
皇海山は百名山なので、そこそこの登山者でした。
二度目は無いですね、山頂が大菩薩嶺の様だし( ̄▽ ̄)
teheさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
皇海橋に向かう林道に関しては、どこから向かうにせよ難路ですね。自分で運転しなくてよかったと心底思っています。山行中は「あんな林道、全然大丈夫じゃん。」という声も聞かれましたが、下りになるとますます凶暴さが増大します。本当、あの下りを17km運転したくないと思ってしまいました。
ちなみに、レンタカーも4割ほどいたので、自分の車でここを走りたくないという意識が強いのだなあと思いました。(まあ、私もそうですが・・・)
皇海山登山にはアプローチで苦労なさったそうですね。私もダートは苦手です。また、暇なときに覗いてやってください。
aideieiでした。
いい案ですねー
なかなかアクセスが困難なお山なので
たいへん参考になりました
僕もパクリストに入れさせていただきます
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
なかなか良い考えだと思いました。車がない人にとっては、JR駅から送迎があり、下山後もJR駅まで送迎してくれ、都内だったらなかなか良い時間に戻ってこられる。ぜひ、奥さんと実施してやってください。
aideieiでした。
おこんばんは〜🎵
なんだぁ。新車のSUVでダートに突っ込んじゃえば良かったのに〜 ( ̄∇ ̄)
な〜んちゃって σ(^_^)
ペンションの送迎プランとは考えましたねぇ。しかもコーラのサービス付とは、至れり尽くせりですねぇ (≧∇≦)b
さて、皇海山登頂で百名山73座とのこと。達成が視野に入ってきましたね!
凄いなぁ。私なんか定年までにはなんとかと長期プランで考えてますよ (;^_^A
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
kazu5000さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自分の車が故障する可能性を考えればこの料金は妥当と思ってしまいました。そして、ただ厳しい林道と思っていましたが、マウンテンバイクやオフロードバイクの聖地になっていることも知りました。何度も何度もけたたましくエキゾーシストーンが鳴っていましたね。
確かに今回の山行で百名山は73となりました、難しいところのみ残りつつあります。これからがきついんだろうなあ・・・。
aideieiでした。
aiさん パクらせて頂いて行きます
私の車、スペアタイヤ付いてないので、却下ですね
真似して行きます
でわ、、ありがとうございました😊
muttyann
muttyannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
A食堂でよく皇海山についての話題が出ていましたね。その結果、私が出した結論の一つとして「ペンション宿泊で送迎プラン」でした。
お金がなければ仕方なく自分の車で行くのでしょう。でも、16800円を出せば、ペンションでの1泊+皇海山送迎です。どちらを取るか迷い、新車購入の時期でもあったので「わざわざここに新車で来る必要はない!」と、送迎プランにお金を出すこととしました。
実際、助手席に乗って林道を味わったのですが、運転種は様々なものを避けているけど、下から突き上げは食らうし、大きい溝では車全体が沈んだりしました。よほどの運転好きでないとこの道を楽しいとは思えないなあ、と思いました。
私は、ペンション送迎プランで登れてよかったなあ、と思っています。
aideieiでした。
4年前の夏ににレンタカー(軽)を借りて、猪突猛進した組です。
拙者にとっても難関の山でした。
楽な方から登りたいけど、交通手段が…。
思い悩んだ結果の結論は・・・レンタカーを借りて皇海橋まで行くしかないよね
いや、緊張しました、行きも帰りも。
今でも高崎でよくレンタカーを借りますが、わざわざ「皇海山に行かれる方へ」と貼り紙(注意書き)がありますよ⇒当時はまだなかった。
宿の送迎の方がそりゃ、気楽ですね。
JRの駅までの送迎が含まれているので、コミコミ価格16800円は相応にお値打ちとみますが、あえて難を挙げると「時間制約あり」でしょうか。
拙者はせっかくの機会なので、鋸山にも登って来ました。
それでも下山時刻が13:30ですし、皇海山だけに限れば、アイさんの方がトウチャコ時刻は速いくらいですよ。
きっとアイさんが鋸岳に登っても14時までには戻って来れたと思います。
ただ・・・もし遅れてしまったら思う心理的な制約があるってことだけかな。
レンタカーにせよまいかーにせよ、もし、パンクでもさせたら、どえりゃ〜時間を喰いますからね。
隊長
半袖隊長、こんにちは。遅くなって申し訳ありません。
いろいろ悩んだりした結果、宿泊+送迎を選びました。16800円を高いとみるか安いとみるかは人によるところですが、自分の車を傷める可能性を考えると安いと思ってしまいました。
そういう意味では、だんだんと「金で解決しようとするオジサン」になってきたのかなあと思いました。
お金を節約しようと思えば絶対にレンタカーのはずだと思ったので・・・。
aideiei@山形でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する