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Yamareco

記録ID: 1539629
全員に公開
ハイキング
札幌近郊

幻となった日本のスキー発祥の地、三角山に行ってみよう!(札幌三角山〜盤渓ルート)

2018年07月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
UshioHanabi その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:17
距離
3.7km
登り
338m
下り
267m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

三角山は「藻岩山」、「円山」と同じく札幌市内で人気の三大低山の一つで、幼稚園児の遠足コースにもなっているほど市民に親しまれている大人気のお山です。
今回はその三角山から大倉山、そして奥三角山にも登りたかったのですが…十分な下調べをしておらず、行ったり戻ったり休憩と、タイムは全く参考にはなりません。
天候 晴れ

■ 山行中の気温と風速
気温:29〜27℃
湿度:78〜80%
風速:南南東7m/s→南東7m/s
※気温・湿度・風速共に札幌市西区での観測

■ 29日の札幌市の日の出・日の入り時刻
日の出 :4時21分
日の入り:19時00分
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
三角山の登山口には「山の手」、「小別沢」、「宮の森」の3ヵ所があり、山情報では札幌中心部から車で約20分程にある『花園学院施設』の向かい側、「山の手」登山口が一番お薦めだということで、今回はここからスタートします。

◆ 利用交通機関(地下鉄&バス)
地下鉄東西線の“琴似”駅からの場合、JR北海道バスの『【琴29】琴似西野線』に乗車して、「山の手4条11丁目」で下車します。そこから徒歩で5分程度(※小さいですが北1条・宮の沢通りに『三角山散策路』の看板あり)が三角山の「山の手」登山口の入口となります。ちなみに地下鉄東西線・琴似駅からの徒歩だと、およそ30分くらいかと思います。

※「山の手」登山口には無料の駐車スペースがあります。天気の良い休日は、満車で駐車出来ない事もあるというので今回は公共交通機関(地下鉄・バス)を利用しましたが、今後の為の備忘録として、車やバイクを利用した際の駐車場情報も記載しておきます。

◆ 駐車場
「山の手」登山口の駐車場は、『花園学院施設』の向かい側にある白いトイレの前後約50mくらいの山側が駐車場となります。尚、花園学院施設内の“三角山ひろば”は登山者の駐車場ではありませんのでご注意ください。
コース状況/
危険箇所等
◆ コース状況
とても良く整備され歩きやすく、登山が初めての方はもちろん、お子様連れのハイキングでも安心かと思われます。

◆ 危険箇所等
危険と言う程ではありませんが、一部コース内には急登もありますので、お子様連れの際は、特に下りでは転倒されないように十分注意してください。
その他周辺情報 ◆ トイレ
コース上にはありませんが、「山の手」登山口には無料で出来る水洗トイレと、大倉山ジャンプ競技場施設内の2F「大倉山展望ラウンジ」のトイレが利用出来ます。

◆ レンタル トレッキングポール
トレッキングポール…っというか、無料で借りられるスキー用のストックが「山の手」登山口にありました。

◆ コンビニ
三角山「山の手」登山口に自動販売機などはありませんが、近くに『セイコーマート山の手4条店』がありました。 余談ではありますが、『セイコーマート』オリジナルの冷たい「カップそば(税込148円)」は超絶に美味く、暑い日には超オススメですね!(笑)
地下鉄東西線の琴似駅からJR北海道バスの『【琴29】琴似西野線』に乗車して、「山の手4条11丁目」で下車します。
地下鉄東西線の琴似駅からJR北海道バスの『【琴29】琴似西野線』に乗車して、「山の手4条11丁目」で下車します。
『緑ヶ丘療育園』、『花園学院施設』看板のあるココが、「山の手」登山口の入口です。
『緑ヶ丘療育園』、『花園学院施設』看板のあるココが、「山の手」登山口の入口です。
車やバイクで札幌駅方面からお越しの際は、“北1条・宮の沢通り”に小さいですが『三角山散策路』の看板ありますので、それを登山口 入口の目印にしてください。
車やバイクで札幌駅方面からお越しの際は、“北1条・宮の沢通り”に小さいですが『三角山散策路』の看板ありますので、それを登山口 入口の目印にしてください。
この道の左側(※山側)、画像奥の白いトイレの前後約50mくらいが、登山者用の駐車場となります。

天気の良い休日は満車で駐車出来ない事もあるというので今回は地下鉄とバスを利用しましたが…この時間帯なら、十分駐車出来ましたね。
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この道の左側(※山側)、画像奥の白いトイレの前後約50mくらいが、登山者用の駐車場となります。

天気の良い休日は満車で駐車出来ない事もあるというので今回は地下鉄とバスを利用しましたが…この時間帯なら、十分駐車出来ましたね。
山側の駐車スペースには立て看板がありますので、その周辺に停められるのが良いでしょう。
山側の駐車スペースには立て看板がありますので、その周辺に停められるのが良いでしょう。
ちなみに花園学院施設内の『“三角山ひろば』は登山者の駐車場ではありませんのでご注意ください。
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ちなみに花園学院施設内の『“三角山ひろば』は登山者の駐車場ではありませんのでご注意ください。
…で、これが駐車スペースの中心となる、「山の手」登山口の無料で出来る水洗トイレです。このトイレの前後(?)50m程が、登山者用の駐車場となります。
…で、これが駐車スペースの中心となる、「山の手」登山口の無料で出来る水洗トイレです。このトイレの前後(?)50m程が、登山者用の駐車場となります。
「三角山」の概要。
円山は『三等三角点』だったけど、三角山の頂上には『一等三角点』が設置されているんですねぇ。

で、さっきから気になるその横に…
「三角山」の概要。
円山は『三等三角点』だったけど、三角山の頂上には『一等三角点』が設置されているんですねぇ。

で、さっきから気になるその横に…
レコや動画でよく見る、木製のテーブル兼チェアがありました♪
下山後はここで労をねぎらい(?)、プシュッとしたいもんですなぁ〜。(苦笑)

※後で知ったんだけど、市民に親しまれている三角山は“火気使用禁止”だそうです。でもここでなら…湯を沸かして珈琲飲んでも良いのかな?
レコや動画でよく見る、木製のテーブル兼チェアがありました♪
下山後はここで労をねぎらい(?)、プシュッとしたいもんですなぁ〜。(苦笑)

※後で知ったんだけど、市民に親しまれている三角山は“火気使用禁止”だそうです。でもここでなら…湯を沸かして珈琲飲んでも良いのかな?
で、戻って…三角山は今回初めてなので、まずはこの案内板に従って『一の坂』から順に三角山の頂上を目指すコトにします。
で、戻って…三角山は今回初めてなので、まずはこの案内板に従って『一の坂』から順に三角山の頂上を目指すコトにします。
ハイ、【一の坂】!(笑)
ハイ、【一の坂】!(笑)
ちなみにですが、『一の坂』の左横に、無料で借りられるトレッキングポール(スキー用のストック?)がありましたよ。
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ちなみにですが、『一の坂』の左横に、無料で借りられるトレッキングポール(スキー用のストック?)がありましたよ。
返却や使用に当然ルールはありますが、山登りを始めた方々にはトレッキングポールが如何に有効かを体験出来る良い機会だと思います。
返却や使用に当然ルールはありますが、山登りを始めた方々にはトレッキングポールが如何に有効かを体験出来る良い機会だと思います。
それでは『一の坂』から山頂を目指します!
それでは『一の坂』から山頂を目指します!
山道は良く整備され、とても歩きやすいです。
山道は良く整備され、とても歩きやすいです。
木漏れ日とマイナスイオンが心地良い♪

ですが…
木漏れ日とマイナスイオンが心地良い♪

ですが…
【二の坂】で既に汗だくで脚も震え、情けなくもこの時点で早くも僕のカラータイマーは“ピコンピコン”と鳴り始めます…。
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【二の坂】で既に汗だくで脚も震え、情けなくもこの時点で早くも僕のカラータイマーは“ピコンピコン”と鳴り始めます…。
木陰で辛うじて風があるので耐えてますが、何か良い暑さ対策を考えなくっちゃ…ってコトを思いながら登っていたら、
木陰で辛うじて風があるので耐えてますが、何か良い暑さ対策を考えなくっちゃ…ってコトを思いながら登っていたら、
ちょっと広めのスペースに辿り着きました。
ちょっと広めのスペースに辿り着きました。
【こぶし平】っていうんですね。

風が抜け心地良く、ここでちょっと小休止。
かなり体力が回復されました。(笑)
【こぶし平】っていうんですね。

風が抜け心地良く、ここでちょっと小休止。
かなり体力が回復されました。(笑)
ちなみに「宮の森」登山口から登ってくると、この『こぶし平』に合流するみたいですね。
ちなみに「宮の森」登山口から登ってくると、この『こぶし平』に合流するみたいですね。
こちらが『こぶし平』から『宮の森』登山口へのルートです。
こちらが『こぶし平』から『宮の森』登山口へのルートです。
『こぶし平』の案内図。
三角山の頂上まではまだまだ遠いけど、体力も回復したのでいっきに登ります!(苦笑)
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『こぶし平』の案内図。
三角山の頂上まではまだまだ遠いけど、体力も回復したのでいっきに登ります!(苦笑)
【三の坂】まで来ました。
【三の坂】まで来ました。
山登りをしているとは思えない、平坦な山道を登っていくと…
山登りをしているとは思えない、平坦な山道を登っていくと…
いつの間にか【六の坂】?

三角山には「一」から「十」までの坂があるんですけど…初めての登頂で見逃しちゃったみたいですね。(苦笑)
いつの間にか【六の坂】?

三角山には「一」から「十」までの坂があるんですけど…初めての登頂で見逃しちゃったみたいですね。(苦笑)
結構、急登に見えますが、意外とスイスイ登れます。(笑)
結構、急登に見えますが、意外とスイスイ登れます。(笑)
で、【七の坂】。
ここから登山道らしくなります。(@◇@;) ウ・・・
で、【七の坂】。
ここから登山道らしくなります。(@◇@;) ウ・・・
岩場ばかりに見えますが…歩きにくかったのはココだけです。(^^;
岩場ばかりに見えますが…歩きにくかったのはココだけです。(^^;
【八の坂】まで来ました!
【八の坂】まで来ました!
山頂までは…あと僅か♪
山頂までは…あと僅か♪
【九の坂】のベンチで一休み。(笑)
【九の坂】のベンチで一休み。(笑)
山頂は目前!
麦茶(もう温くなっちゃてるけど)で水分を補給して出発しようとしたら…
山頂は目前!
麦茶(もう温くなっちゃてるけど)で水分を補給して出発しようとしたら…
カナヘビさんがこんにちは♪(笑)

地域によっては「カナチョロ」とも呼ぶらしいけど、中学生頃までは近所のどこにでもいたカナヘビさんは、男の子たちに大人気の爬虫類でした。大人になって見掛けるコトがなかったけど…山登りをして見られるなんて大興奮!

妻は呆れ顔でしたが、僕はこの一枚を撮るのに夢中になっちゃいました。(苦笑)
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カナヘビさんがこんにちは♪(笑)

地域によっては「カナチョロ」とも呼ぶらしいけど、中学生頃までは近所のどこにでもいたカナヘビさんは、男の子たちに大人気の爬虫類でした。大人になって見掛けるコトがなかったけど…山登りをして見られるなんて大興奮!

妻は呆れ顔でしたが、僕はこの一枚を撮るのに夢中になっちゃいました。(苦笑)
で…「四阿」到着!
で…「四阿」到着!
三角山だけにトライアングルなんですかね?(笑)
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三角山だけにトライアングルなんですかね?(笑)
せっかくなので、ここでお湯を沸かして極上の珈琲を淹れて、本日の三角山登頂の意気込みを投函しようと思ったら…
せっかくなので、ここでお湯を沸かして極上の珈琲を淹れて、本日の三角山登頂の意気込みを投函しようと思ったら…
えっ!?
三角山では「火気使用禁止」なんですか??

まぁ、市民に親しまれているお山ですし、エリアも狭いしチビッ子たちも多いし、火気使用禁止は当然と言っちゃ当然…かもしれませんね。
う〜ん、残念。(ノ_-;)ハア…
えっ!?
三角山では「火気使用禁止」なんですか??

まぁ、市民に親しまれているお山ですし、エリアも狭いしチビッ子たちも多いし、火気使用禁止は当然と言っちゃ当然…かもしれませんね。
う〜ん、残念。(ノ_-;)ハア…
まぁ珈琲を淹れるハズだった天然水は、水分補給として麦茶の代りに妻と仲良く飲み干し、残す【十の坂】を上り終えたら山頂です!
まぁ珈琲を淹れるハズだった天然水は、水分補給として麦茶の代りに妻と仲良く飲み干し、残す【十の坂】を上り終えたら山頂です!
およ?
こんなトコロにキノコが??

季節は夏真っ盛りですが、山は一足早く秋が訪れてきてるみたいですね〜。
およ?
こんなトコロにキノコが??

季節は夏真っ盛りですが、山は一足早く秋が訪れてきてるみたいですね〜。
そうそう…僕ら夫婦はココ三角山が山行4日目なんですけど、三角山はこれまでのお山以上に山頂までのルートがたくさんあるみたいなので、分岐点にには案内板の他にも解り易い看板が欲しいと感じました。

でも、まぁ、そうこうしているうちに…
そうそう…僕ら夫婦はココ三角山が山行4日目なんですけど、三角山はこれまでのお山以上に山頂までのルートがたくさんあるみたいなので、分岐点にには案内板の他にも解り易い看板が欲しいと感じました。

でも、まぁ、そうこうしているうちに…
三角山、初登場!
しかも休日なのに貸切だっ♪(笑)
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三角山、初登場!
しかも休日なのに貸切だっ♪(笑)
おぉぉ!
これがウワサの(?)の『一等三角点』ですね♪
この三角点に、これまでどれだけの登山者たちがタッチしただろうか!?(笑)

って、あっ…「三角点にタッチ♪」を撮るの忘れたー!(苦笑)
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おぉぉ!
これがウワサの(?)の『一等三角点』ですね♪
この三角点に、これまでどれだけの登山者たちがタッチしただろうか!?(笑)

って、あっ…「三角点にタッチ♪」を撮るの忘れたー!(苦笑)
山頂スペースは狭いですが、ベンチもあって休憩が出来ます。ただ、この日は休日なのに誰もいなく貸切でしたが、大勢の登山者がいると落ち着いてゆっくり出来ないかもしれませんね。(^^;
山頂スペースは狭いですが、ベンチもあって休憩が出来ます。ただ、この日は休日なのに誰もいなく貸切でしたが、大勢の登山者がいると落ち着いてゆっくり出来ないかもしれませんね。(^^;
山頂から望む札幌市の風景。
でも木々が生い茂り、眺望はイマイチでした。(苦笑)
紅葉シーズンとか冬季に登れば、また違った景色が見られるのかな?

そう言えば…110年前、ハンス・コラー氏と当時の北大生が、日本で初めてこの三角山でスキーを滑った時の景色はどんなだったんでしょうかね。
山頂から望む札幌市の風景。
でも木々が生い茂り、眺望はイマイチでした。(苦笑)
紅葉シーズンとか冬季に登れば、また違った景色が見られるのかな?

そう言えば…110年前、ハンス・コラー氏と当時の北大生が、日本で初めてこの三角山でスキーを滑った時の景色はどんなだったんでしょうかね。
…って、そうだった!
今回は幻となった、日本のスキー発祥の地と云われる三角山の歴史を振り返るのも目的だった!
でもここまで、そのような痕跡も無かったような…?
…って、そうだった!
今回は幻となった、日本のスキー発祥の地と云われる三角山の歴史を振り返るのも目的だった!
でもここまで、そのような痕跡も無かったような…?
山頂にある看板にも、幻となった日本のスキー発祥の地については記載無し…ならココから、大倉山ジャンプ競技場と大倉山の山頂にも行ってみよう!そしたらもっと歴史が分かるかも…って、僕、大倉山までのルートが分からない…。(焦)
山頂にある看板にも、幻となった日本のスキー発祥の地については記載無し…ならココから、大倉山ジャンプ競技場と大倉山の山頂にも行ってみよう!そしたらもっと歴史が分かるかも…って、僕、大倉山までのルートが分からない…。(焦)
幸い、一組のご夫婦が登られて来たので大倉山までのルートを教えていただきました。

大倉山に行くには一度「四阿」まで戻って、『火気使用禁止』看板の横にある分岐点看板に順じて進みます。
確かに小さく大倉山への案内がありますが…でもこれじゃあ、初めてだと分からないですよねぇ?
だからルートを教えてくださったご夫婦にはホント感謝、ありがとうございました。 <(_ _)>
幸い、一組のご夫婦が登られて来たので大倉山までのルートを教えていただきました。

大倉山に行くには一度「四阿」まで戻って、『火気使用禁止』看板の横にある分岐点看板に順じて進みます。
確かに小さく大倉山への案内がありますが…でもこれじゃあ、初めてだと分からないですよねぇ?
だからルートを教えてくださったご夫婦にはホント感謝、ありがとうございました。 <(_ _)>
『三倉の大下り』ってどう言う意味かは分からないけど、この先に先程のご夫婦の奥様が言っていた…
『三倉の大下り』ってどう言う意味かは分からないけど、この先に先程のご夫婦の奥様が言っていた…
急な階段登場!(驚)

前日に、遠近両用メガネを新調したばかりの僕には過酷な道のりでした。(苦笑)
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急な階段登場!(驚)

前日に、遠近両用メガネを新調したばかりの僕には過酷な道のりでした。(苦笑)
下り終えるとベンチがあって、ホッと一息。(笑)
下り終えるとベンチがあって、ホッと一息。(笑)
ピンクのリボンの下に「大倉山→」があるけれど…だからもっとハッキリと、案内板にも記載してってばさっ!(苦笑)
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ピンクのリボンの下に「大倉山→」があるけれど…だからもっとハッキリと、案内板にも記載してってばさっ!(苦笑)
…で、一休みしてから再び大倉山を目指します。
そして程無くして…
…で、一休みしてから再び大倉山を目指します。
そして程無くして…
えっ?
ここが大倉山の山頂なの??
※違います。三角山から大倉山ルートには、このような紛らわしいモノが幾つかありますが全てフェイクです。(苦笑) 大倉山の山頂には、ちゃんとした(小っちゃいけど…)山頂標識があります。
えっ?
ここが大倉山の山頂なの??
※違います。三角山から大倉山ルートには、このような紛らわしいモノが幾つかありますが全てフェイクです。(苦笑) 大倉山の山頂には、ちゃんとした(小っちゃいけど…)山頂標識があります。
下っては…
ようやく大倉山ジャンプ競技場への分岐点に辿り着きました。(笑)
でもここまで来たら、折角なので「三角山〜大倉山〜奥三角山」をプチ縦走したいですよね?
でも…やっぱり奥三角山への案内標識もありません。
ようやく大倉山ジャンプ競技場への分岐点に辿り着きました。(笑)
でもここまで来たら、折角なので「三角山〜大倉山〜奥三角山」をプチ縦走したいですよね?
でも…やっぱり奥三角山への案内標識もありません。
じゃあ目前の大倉山ジャンプ競技場が、今日の終着点になるのかなぁ…って思ったら、競技場からトレイルランをされているような女性が上がって来ました。
トレーニング中に声を掛けるのはと恐縮しましたが…奥三角山へのルートを尋ねると、先程の分岐点を『小別沢口』方面に進むと「奥三角山」に行けると快く教えていただきました。

先のご夫婦もそうですが、山登りをされている方々はとても親切です。僕も今は山登りビギナーですが…この日に出会った親切なハイカーのようになれるよう心掛けたいです。
じゃあ目前の大倉山ジャンプ競技場が、今日の終着点になるのかなぁ…って思ったら、競技場からトレイルランをされているような女性が上がって来ました。
トレーニング中に声を掛けるのはと恐縮しましたが…奥三角山へのルートを尋ねると、先程の分岐点を『小別沢口』方面に進むと「奥三角山」に行けると快く教えていただきました。

先のご夫婦もそうですが、山登りをされている方々はとても親切です。僕も今は山登りビギナーですが…この日に出会った親切なハイカーのようになれるよう心掛けたいです。
で…20:00には閉門されると言う裏口から、大倉山ジャンプ競技場に入場(?)します。
で…20:00には閉門されると言う裏口から、大倉山ジャンプ競技場に入場(?)します。
大倉山ジャンプ競技場から望む、札幌市街…っと、左側のあれはたぶん、前回登った「円山」ですね。

ちなみにリフトでやって来る観光客がいっぱいで、こんな隅っこからの撮影ですが…
大倉山ジャンプ競技場から望む、札幌市街…っと、左側のあれはたぶん、前回登った「円山」ですね。

ちなみにリフトでやって来る観光客がいっぱいで、こんな隅っこからの撮影ですが…
この写真の中心、茶色い部分の採石場跡(宅地化跡?)の向こう側に、ハンス・コラー氏と北大生が110年前に滑ったゲレンデがあったそうです。
もしかしたら、この日登ってきた何処かに“そこ”があったかも…そう考えると現実はどうあれ、三角山が日本スキー発祥の地になったいたかもしれないと随所にアピールしても良いのでは?
そしたらもっと、このお山に登る人も、このお山に興味を持つ人も増えるのでは?っと、思えてなりません。
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この写真の中心、茶色い部分の採石場跡(宅地化跡?)の向こう側に、ハンス・コラー氏と北大生が110年前に滑ったゲレンデがあったそうです。
もしかしたら、この日登ってきた何処かに“そこ”があったかも…そう考えると現実はどうあれ、三角山が日本スキー発祥の地になったいたかもしれないと随所にアピールしても良いのでは?
そしたらもっと、このお山に登る人も、このお山に興味を持つ人も増えるのでは?っと、思えてなりません。
それにしても円山より標高がある分、眺望は抜群、最高ですね!
それにしても円山より標高がある分、眺望は抜群、最高ですね!
大倉山ジャンプ競技場施設内の2F「大倉山展望ラウンジ」です。妻はここでおトイレへ…
大倉山ジャンプ競技場施設内の2F「大倉山展望ラウンジ」です。妻はここでおトイレへ…
僕は喉の渇きを…ビールは冷えたグラスで飲むのが最高ですが、いやー、プラコップのビールでもこんなにも美味しいなんて!
いっきに生き返りましたよ!!(笑)
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僕は喉の渇きを…ビールは冷えたグラスで飲むのが最高ですが、いやー、プラコップのビールでもこんなにも美味しいなんて!
いっきに生き返りましたよ!!(笑)
体力も気力も回復して、大倉山ジャンプ競技場の分岐点から『小別沢口』方面に進み、次は「奥三角山」を目指します。
奥三角山は、「三角山」や「大倉山」よりも眺望が良いとの評判なので期待しちゃいます♪
体力も気力も回復して、大倉山ジャンプ競技場の分岐点から『小別沢口』方面に進み、次は「奥三角山」を目指します。
奥三角山は、「三角山」や「大倉山」よりも眺望が良いとの評判なので期待しちゃいます♪
よく見ないと気付かないだろうけど…これってセミの幼虫が成虫になるために出てきた跡っすよね?
子供の頃、この穴がある木に残されたセミの抜け殻を集めるのが、夏の日課だったのを思い出します。(懐かしい…)
よく見ないと気付かないだろうけど…これってセミの幼虫が成虫になるために出てきた跡っすよね?
子供の頃、この穴がある木に残されたセミの抜け殻を集めるのが、夏の日課だったのを思い出します。(懐かしい…)
先程の大倉山ジャンプ競技場の分岐点から『小別沢口』方面に進むと、正真正銘の「大倉山」山頂の標識がありました。
ただ展望も何もないので…写真を一枚撮ってスルーしちゃいました。(^^;
先程の大倉山ジャンプ競技場の分岐点から『小別沢口』方面に進むと、正真正銘の「大倉山」山頂の標識がありました。
ただ展望も何もないので…写真を一枚撮ってスルーしちゃいました。(^^;
そしてベンチがあって…きっと下る前でも登ってきた後でも、皆さんココで休憩されるのでしょうねぇ。
だってここから…
そしてベンチがあって…きっと下る前でも登ってきた後でも、皆さんココで休憩されるのでしょうねぇ。
だってここから…
ウワサの「地獄坂」です!
これは下りよりも、帰りの登りの方がシンドイぞ〜。(苦笑)
ウワサの「地獄坂」です!
これは下りよりも、帰りの登りの方がシンドイぞ〜。(苦笑)
多くの方々、とくにお子様連れや年配者の方々が大倉山でUターンするのが分かる気がする。(苦笑)
多くの方々、とくにお子様連れや年配者の方々が大倉山でUターンするのが分かる気がする。(苦笑)
だけど市内の低山でも、こんなに登山気分を楽しめるのって意外でした。
だけど市内の低山でも、こんなに登山気分を楽しめるのって意外でした。
薄くて読み難いけど、「奥三角山」とは書いていないみたい…。
薄くて読み難いけど、「奥三角山」とは書いていないみたい…。
時間的にスライドする人がいないので不安になってきた…こんなコトならGPSロガーに、メンバーさんのルートをインプットしておくんだった…っていうか、地図読めるようにならなくっちゃっ。(汗)
時間的にスライドする人がいないので不安になってきた…こんなコトならGPSロガーに、メンバーさんのルートをインプットしておくんだった…っていうか、地図読めるようにならなくっちゃっ。(汗)
下って登って分岐点…ん?
どっちが「奥三角山」行きなのだろ?
下って登って分岐点…ん?
どっちが「奥三角山」行きなのだろ?
自然歩道ではない私有地ってコトは…この先は立ち入っちゃぁイケナイってことですよね?
自然歩道ではない私有地ってコトは…この先は立ち入っちゃぁイケナイってことですよね?
…じゃあコッチの、自然歩道案内に進むと「奥三角山」に行けるのでしょうか?
でもどう見ても、下山ルートに思えますが…
…じゃあコッチの、自然歩道案内に進むと「奥三角山」に行けるのでしょうか?
でもどう見ても、下山ルートに思えますが…
自然歩道っていうか、もうホトンド獣道。(笑)
自然歩道っていうか、もうホトンド獣道。(笑)
苔のアートはどこで見ても美しい。(笑)
苔のアートはどこで見ても美しい。(笑)
山道を歩いているハズなのに、羊だかヤギの鳴き声が聞こえてくるのは何故?
山道を歩いているハズなのに、羊だかヤギの鳴き声が聞こえてくるのは何故?
下ってばかりだけど…「奥三角山」の山頂まではあとどれ位かな? GPSロガーに「奥三角山」が表示されていないので、ちょっとした迷子になったような気分。(焦)
…って、
下ってばかりだけど…「奥三角山」の山頂まではあとどれ位かな? GPSロガーに「奥三角山」が表示されていないので、ちょっとした迷子になったような気分。(焦)
…って、
あれれ?
農家さんの畑に出ちゃったよ!?
あれれ?
農家さんの畑に出ちゃったよ!?
「奥三角山」に行くつもりが、「小別沢」登山口に来ちゃったみたいですね…。
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「奥三角山」に行くつもりが、「小別沢」登山口に来ちゃったみたいですね…。
そっかぁ…「奥三角山」に行くには自然歩道から一般道に進めば良かったのか〜ぁ。
ま、今回は初めてのコースだし、「奥三角山」に登れなかったのは残念だけど、次回の楽しみってコトでいっか♪ (^^;
そっかぁ…「奥三角山」に行くには自然歩道から一般道に進めば良かったのか〜ぁ。
ま、今回は初めてのコースだし、「奥三角山」に登れなかったのは残念だけど、次回の楽しみってコトでいっか♪ (^^;
時間があって暑くなければ、引き返して再挑戦も出来たんだろうけど、この日はこのまま帰宅しました…って、「小別沢」登山口からバス停まで遠し!しかも一時間に2回しかバスが来ないなんて…お疲れさまでした。

ちなみに写真は、「小別沢」登山口から見た手稲山です。天気が良いので、きっとたくさんの方が登っているのでしょうね。
いつかあのお山にも登りたいっすね。
時間があって暑くなければ、引き返して再挑戦も出来たんだろうけど、この日はこのまま帰宅しました…って、「小別沢」登山口からバス停まで遠し!しかも一時間に2回しかバスが来ないなんて…お疲れさまでした。

ちなみに写真は、「小別沢」登山口から見た手稲山です。天気が良いので、きっとたくさんの方が登っているのでしょうね。
いつかあのお山にも登りたいっすね。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 サブザック 昼ご飯 飲料 GPS ファーストエイドキット 携帯 タオル カメラ

感想

かつては3つのジャンプ台があった『三角山』は、後の宅地化と採石によって山体の一部が削られゲレンデは消滅しましたが、当時は多くのスキー愛好者にも利用された、札幌におけるスキー大会開催の中心地だったそうです。

現在は整備された山道により登山初心者はもちろん、休日には年配者から幼稚園児までが自然を楽しみに訪れる、標高311mと小さな山ながらも札幌市民に親しまれる人気の登山スポット。
さらに調べてみると三角山は、日本で一番最初にスキーが行われた場所でありながも、幻となった日本のスキー発祥の地と云われる山だった…とか?

前回、札幌市内で人気の三大極低山(←適切な表現が思い付きませんでした…汗)の一つである円山に初登頂した僕ら夫婦ですが、今回はその三角山の歴史を振り返り(?)ながら、NTC競技別強化拠点施設のジャンプ競技場がある大倉山…所謂『三角山〜盤渓ルート』を楽しんできました。

北海道は今年、命名150年を迎えますが、一つのお山に登る時、その山や周辺情報を調べると、たとえそれが住み慣れた我が町であっても、それまで知らなかった歴史や成り立ちを知ることができ、僕はそれを素晴らしい、貴重な知識と経験と感じています。
ただ僕の場合、もっとルートについてリサーチしなければなりませんが…。

登ってみたいお山がまだまだたくさんあるんですけど、いつか「三角山〜大倉山〜奥三角山」をプチ縦走(?)したいです。

いつもながらダラダラと書き綴る拙い山行記録ではありますが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。


※ちなみに日本のスキー界での定説によると、「日本でスキーが根付いたのは高田である」という全日本スキー連盟初代会長の意見によって、1920年代にテオドール・エードラー・フォン・レルヒが日本国内で初めてスキー指導を行った新潟県の高田市が日本のスキー発祥の地として定着しています…が、普及ではなく“発祥”という本来の意味では、それよりも十数年前の1908年に、当時の東北帝国大学農科大学(現在の北海道大学)の生徒にスキーを伝えたハンス・コラーが日本で初めてスキーを行った三角山が、やっぱり日本のスキー発祥の地ではないのだろうか?…っと思えてならないのは、僕が札幌市民だからですかねぇ。(^^;

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コメント

三角山登山、お疲れ様でした。
UshioHanabiさん、初めまして。
ayap-jkと申します。
私の拙い記事に拍手を沢山つけてくださり、有難うございました!

奥三角山への取り付きにある表示は、確かに迷いますよね。私も初めて行った時はちょっと考え込んでしまいました。しばらく悩んだ末、まあ怒られたら戻ればいいやと思ってそのまま登ったのですが、後から来た常連さんと思しき方に聞いてみたところ、地主さんは立ち入りを許可されているとのことでした。それどころか、景色が良く見えるよう、山頂付近の木を剪定していただいているそうです。あの看板は、あくまでも市が管理している遊歩道と区別するために設置されているだけみたいです。

奥三角山は三角山より遥かに視界が広く、札幌の市街地が一望できるので、お勧めです。結構な急登で、特に帰りは木に掴まりながら慎重に下った方が良いと思いますが、距離は長くありません。一歩一歩足場を確かめながら進めば大丈夫です。次回は是非上まで行ってみてください!
2018/8/11 23:21
Re: 三角山登山、お疲れ様でした。
ayap-jkさん、こんばんは。
初めまして。

そうでしたか…あれは立ち入り禁止の看板ではなく、やはりあの自然歩道から進めば良かったのですね。「三角山〜大倉山」間は子供や年配者、登山ビギナーでも気軽に登れるそうですが、初めてのコースなのに「奥三角山」までのルートを調べていなかったを反省でした。
機会があれば次回こそ、「三角山〜大倉山〜奥三角山」を完全制覇(笑)してみようと思います。

危険個所も教えていただき、この度は貴重な情報をたくさんありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します!
2018/8/12 18:55
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